熊本県玉名市で楽しめる場所は？市内のおすすめ観光スポット５選

玉名市は熊本県西北部に位置し、有明海に面する 自然に恵まれたエリアです。この地に降り立つと空気が爽やかに感じられるのは、広大な土地ののびやかな地域性にもよるのかもしれません。このあたりはイチゴやみかんなど果物も栽培され有名な温泉もあり、歴史的なイベントもたくさんある楽しい地域です。

１．蓮華院誕生寺奥之院

この蓮華院誕生寺奥之院は、昭和53年（1978年）に 玉名の地 出生の皇円大菩薩様をご本尊として建立された真言律宗のお寺です。世界一の大梵鐘 飛龍の鐘や、大仏様、大仁王尊像、五重塔等もとても有名です。ちなみに「五重塔」は登ることができますよ。

もともと奥之院は 修行する僧侶のためや僧侶になりたい人達の修行道場として建立されたものですが、一願成就とか、厄払いのお寺として年間30万人の方々が参拝しているのだそうです。広い敷地の中をゆっくりとした気持ちで過ごすことができます。

２．玉名大神宮

天照大神や景行天皇、阿蘇の4神、玉依姫とその親である菊池将監則隆夫妻を祀ってある玉名大神宮ですが、辺りは菊池川の汐溜めの地であり、古墳などの史跡が点在する歴史的にも価値のある場所です。周辺は玉名の地名の由来である「玉杵名」の地とされています。

さてこの玉名大神宮や玉名市民広場一帯では、毎年「玉名大俵まつり」が開催されます。江戸時代から米の集積地として繁栄したこの玉名では、玉名の繁栄と五穀豊穣を祈り、巨大な俵をころがしてタイムを競い合う「俵ころがし」レースなどもあり楽しい企画がくまれています！

３．草枕温泉てんすい

露天風呂からの景色は最高、夕日が沈むころ蜜柑色に染まって美しいかぎりです！またお風呂の前のらせん階段をのぼると眼前にはみかん園、そして有明海が広がっています。ガラスばりの展望デッキがあるので、季節を問わずわくわくする風景を楽しむことが出来ます。

草枕温泉てんすいでは、温泉の他 玉名に関する歴史的、文化的な情報を集めることができます。夏目漱石の「草枕」や、それに関わる名門「前田家」等の情報も展示していますよ。総合交流ターミナル施設ともいうべき便利なポイントで、遊びもリラックスもできる場所です。レストラン、休憩所や特産品販売所などもあります。

４．山田日吉神社の藤棚

山田日吉神社の藤棚は山田日吉神社の境内にあるので、親しみやすい「山田の藤」と呼ばれています。県指定の天然記念物に指定されているほど見事な藤棚なんです。推定樹齢200年で、1メートル以上にもなる花房がついている見事な藤棚はあたりに芳香を漂わせ、訪れた人々を魅了します。

毎年4月中旬から5月上旬に藤の花が開花し、その時期はもちろん大勢の人々が訪れるのですが、その人の多さに負けないほどのすごい藤のボリュームがあるのです。期間中は夜間ライトアップも行われているので、昼間の美しさを夜の幻想的なモードの藤をお楽しみください♪

５．高瀬裏川花しょうぶまつり

高瀬裏川一帯で行われる高瀬裏川花しょうぶまつりには、約66,000本もの花しょうぶが咲き誇る素晴らしいまつりです。期間中は会場周辺に約100本の矢旗が並び、風にはためくその景色は歴史を感じさせ訪問してきた人々を楽しませます。夜10時までライトアップが行なわれます。

石橋や石垣などが数多く現存しているので、その街並みに沿うように流れる高瀬裏川沿いの遊歩道がをのんびり散策を楽しみながら花を観賞することが出来ます。なお毎年６月の第１土曜日はメインイベントの日なので、コンサートのほか、野点や高瀬市などたくさんの企画がくまれていますよ。