ディーゼル車両が田舎のおうちに！？今春デビューのJR飯山線「おいこっと」に乗りたい！

提供：信州いいやま観光局
３月１４日の北陸新幹線開業とともに盛り上がりを見せるのは北陸だけではありません！長野県の飯山線エリアも大いに盛り上がっています。というのもこの春より、長野駅～十日町駅間を運行する観光列車「おいこっと」が走り出すからです。そこで、緑豊かな飯山線を走る「おいこっと」についてご紹介したいと思います。

１．「おいこっと」とは？

「おいこっと」とは、長野駅～十日町駅間を運航予定の飯山線の観光列車のこと。田舎の家をコンセプトに温かみのあるデザインが特徴で、田園風景や山、川などどこか懐かしさを感じる沿線風景を眺めながら2時間30分の旅が楽しめます。

「おいこっと」の持つ意味

「TOKKYO」をひらがなで書くと「おいこっと」と読みます。訪れる人すべてにやすらぎと癒しを提供したい思いと、日本人が思い描くふるさと（田舎）をイメージできるよう、東京とは真逆という意味で、その名前が付けられました。なるほどーって納得するくらい素敵なネーミングですよね。

停車駅は…

長野、替佐、飯山、北飯山、戸狩野沢温泉、森宮野原、津南、十日町駅になります。十日町駅からは、こちらも話題の観光列車、日本酒が楽しめる「越乃shu＊kura」と接続が可能です。２つの観光列車を楽しむ旅もなかなか面白そうですね。

運行するのは土日中心

すでに、昨年12月下旬以降定期列車として順次導入していますが、この4月からは土日を中心に2両編成（定員76人）で沿線風景を楽しめる観光列車として1日1往復の運行を予定しています。全車指定席です。

２．「おいこっと」はこんな感じ！

田舎の家をテーマにしたという車内はやっぱり、やすらぎと癒しの空間なのでしょうか？実際にのぞいてみましょう！

田舎の萱葺き屋根のおばあちゃんち

一歩足を踏み入れるとそこは田舎の茅葺屋根のおばあちゃんちを思わせる内装になっています。暖かみのある座席は、ホッとやすらげるデザイン。テーブルを配置しているので、おばあちゃんが握ってくれたおむすびでも頬張りたくなるような、癒しの空間です。

ロールカーテンや照明は、障子をイメージしたデザイン。

車体側面にデザインされた親しみのあるかわいいアイコンは全部で8種類！

そして、外観にも注目してみると…唱歌「故郷」の歌詞「兎追ひしかの山、小鮒釣りしかの川・・・」にちなんだ、兎や山、小鮒などのかわいいアイコンが車体側面にデザインされています。

列車の顔でもある「おいこっと」のヘッドマークは、「雪ん子」をイメージした親しみのあるキャラクターをデザインしています。

唱歌「ふるさと」を口ずさみたくなる車窓からの風景

飯山線の魅力はこの車窓からの風景です。「おいこっと」のイメージにピッタリな風景をご覧ください。

「千曲川と並走する飯山線」

「信濃平駅付近の菜の花畑」提供：信州いいやま観光局

「高杜山と飯山線」提供：信州いいやま観光局

いかがですか？飯山線の情景と「ふるさと」の歌が重なってきませんか？実は「ふるさと」は長野出身の作詞家・高野辰之氏が作詞した唱歌なんです。そんな「ふるさと」は飯山駅で発着メロディとして流れます。
写真は北陸新幹線飯山駅と立体交差する飯山駅。

３．「おいこっと」についての詳細