沖縄県の世界遺産！お城ファンも満足の中城城跡

沖縄県の世界遺産、中城城跡（なかぐすくじょうあと）。今回は、その魅力に迫ってみます。
沖縄に数あるグスクの中でも、非常に状態良く残っており、琉球時代の雰囲気を感じることができます。ここから眺める平野湾の眺望は絶景。自然の素晴らしさも感じることができます。

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中城城跡とは？

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中城城跡は、2000年（平成12年）に「琉球王国のグスク及び関連遺跡群」として登録された世界遺産のひとつです。沖縄県内には、琉球時代の城（グスク）が300余りあるといれていますが、その中でも最も多くの遺構が良い状態のまま残されています。

沖縄戦の被害も少ないため、当時の遺構をそのまま目の当たりにできます。特に、3種類の技法で作られた石垣は見事で、美しい曲線美は時を忘れて見入ってしまうこと間違いありません。

中城城跡の歴史

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具体的な建設時期は不明ですが、14世紀後半頃迄に先中城按司（さちなかぐずくあじ）が数世代にわたり南の郭、西の郭、一の郭、二の郭の主要部分を築き上げていたようです。1440年に護佐丸盛春が移り住み、三の郭、北の郭が増築され現在の形になりました。

護佐丸が滅ぼされたあとは中城王子の住まいとなり、江戸時代には島津藩の支配下になりました。日本に開国を迫ったペリー提督も訪れ、建築技術の高さに驚いたと報告しています。廃藩置県後は中城村役場として、戦前まで利用されていました。

戦後は？

戦後、沖縄が日本に復帰すると国の史跡に指定され、2000年には世界文化遺産に登録、2006年には日本の100名城にも指定されています。

1.裏門

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北東に向かって建てられた裏門は、石垣で作られた精巧なアーチが見どころです。江戸時代にペリー提督一行が訪れた際にエジプト式と称し、その技術に感動したと言われています。

2.二の郭

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城壁の曲線が美しいです。ここからは、城壁の美しさだけでなく目の前に広がる中城湾の大海原を臨むことができ、その海の青さに日頃の疲れも忘れてしまうはずです。

3.南の郭（首里遥拝所）

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ここには、首里の王を拝むための拝所があり、今も手を合わせる人が大勢います。場内には、8箇所の拝所があり、琉球時代の歴史や文化を感じることができるスポットです。

参加者の声

もう！曲線美を備えた石垣がすばらしいです！ペリーさんが賞賛したみたいですが。しかも石垣の上に立てます。仁王立ち可。敷地が広いので結構あるきます。石段とかも多いし。でも、今は石段や石垣の門とか石のオンパレードですが、栄華を誇った時代はどんなだっただろうなーとかなり妄想に浸れます。石垣に登ったまま城跡を俯瞰・・・。小高い丘の上からは海もばっちり見渡せます。風がかなり強いですが。背の高い木や日陰になりそうなものがほとんどないので日焼けするにはちょうど良いです。日焼けしたくない方は気合いを入れて準備したほうが良いでしょう。あっ、ここは世界遺産なんでしたね。そんなこともどうでもよくなっちゃうようなスケールの大きさでした。

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いわゆる日本のお城とは全く違っていて雰囲気は中国の万里の長城を思わせるものでした。世界遺産なので入場料大人１人４００円を支払いましたが、入口のところで日傘を無料で貸してくれたり、時間があれば無料のガイドさんもお願いできます。観光客があまりいなくてとてもお勧めの観光名所です！日差しを遮るものが何もないし結構歩き回るので汗だくになりましたが、でも眺めが素晴らしくてとてもいいところですよ。

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城壁がほぼ当時のまま残っているすばらしい建築でした。首里城のように混んでいるようなことはなくゆっくりと見ることできます。お城は残っていませんが、城壁が３段あり、増築を重ねていくうちにすばらしい巧みの技術の変化を見ることができます。また、眺めもよく大パノラマの景色を見ることができます。

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