1.武蔵国分寺跡とは?
そもそも国分寺は、奈良時代中期に聖武天皇が国家鎮護のために日本各地に建立させた古代寺院です。武蔵国分寺跡は推定によると東西約1500メートル・南北約1000メートルの広域で、全国の国分寺の中でもトップクラスの大きさだそうです。2. どんな魅力が?
現在は広い芝生のようになっていますが、金堂・講堂・北院・七重塔・尼坊の石碑や礎石は今でも残されています。東大寺よりは小さいものの、日本屈指の広さを誇るこの国分寺跡でそれぞれの建造物がどれほどの規模であったか想像するのも楽しそうです。3.周辺のおすすめスポット
武蔵国分寺
今は無き武蔵国分寺跡の後継寺院です。新田義貞が鎌倉幕府討伐を目論んだものの幕府軍に敗北し、後退した際に武蔵国分寺を焼き払ったそうです。その後、行政上と防衛上の理由により現在の武蔵国分寺が建立されました。境内にある薬師堂には国指定の重要文化財でありご本尊の木造薬師如来が祀られているので必見です。このお寺には他にも貴重な文化財が複数所蔵されています。
■ 基本情報
- ・名称:武蔵国分寺
- ・住所: 国分寺市西元町1-13-16
- ・アクセス: JR西国分寺駅から徒歩15分/JR国分寺駅から徒歩18分
- ・電話番号:042-325-2211
- ・公式サイトURL: http://www.musashikokubunji.jp/index.html
武蔵国分寺跡資料館
武蔵国分寺跡で行われた発掘調査により出土した品々が展示されている資料館です。武蔵国分寺跡の南側に位置しており、実際に史跡を見てすぐに資料館で歴史を学べるという立地の良さです。武蔵国分寺で使用されていた瓦に直接触れることもできます。また、武蔵国分寺の復元イメージ模型もあり、どれだけ大規模な寺院であったのかよく分かります。
■ 基本情報
- ・名称: 国分寺跡資料館
- ・住所: 国分寺市西元町1-13-10
- ・アクセス:JR西国分寺駅から徒歩15分/JR国分寺駅から徒歩18分
- ・営業時間: 9時~17時
- ・定休日: 月曜/12月29日~1月3日/展示替え期
- ・電話番号: 042-323-4103
- ・料金: 100円(一般)/無料(中学生以下)
- ・公式サイトURL:
- http://www.city.kokubunji.tokyo.jp/shisetsu/kouen/1005196/1004239.html
国分寺万葉植物園
国分寺万葉植物園は武蔵国分寺の中にある国分寺市指定の天然記念物です。昭和28年~38年に当時武蔵国分寺のご住職だった方が日本最古の和歌集「万葉集」に登場する植物を全て収集し、植物園を設立されたそうです。植物ごとに万葉集の例歌とそれを詠んだ人物の名前が紹介されています。植物を通して古き日本の文化や風俗習慣などを偲ぶことができる貴重なスポットです。
■ 基本情報
- ・名称: 国分寺万葉植物園
- ・住所: 国分寺市西元町1-13-16
- ・アクセス:JR西国分寺駅から徒歩15分/JR国分寺駅から徒歩18分
- ・電話番号: 042-325-2211
- ・公式サイトURL: http://www.musashikokubunji.jp/index.html
4.口コミ
@kurozuka_azusa 私も対抗して武蔵国分寺跡にきました……ご覧のとおり、何も無い。話には聞いていたけど、本当に何も無い。 pic.twitter.com/tio1qGbBLW
— 黒塚梓 (@kurozuka_azusa) 2015, 8月 6
#TOKYOウオーク 現国分寺と武蔵国分寺跡、なんかキレイになってる pic.twitter.com/1UYA3nZBLV
— でぃくわ~ดีกว่า (@aeg555) 2015, 7月 11
土台残ってる感じですか。 (@ 武蔵国分寺 七重塔跡 in 国分寺市, 東京都) https://t.co/qHbEortR98 pic.twitter.com/UveFeVxiIB
— とめ as さおとめたかし (@maylady12) 2015, 5月 16
5.詳細
■ 基本情報
- ・名称: 武蔵国分寺跡
- ・住所: 国分寺市西元町1丁目から4丁目付近
- ・アクセス: JR西国分寺駅から徒歩15分/JR国分寺駅から徒歩18分
- ・電話番号 :042-300-0073(国分寺市ふるさと文化財課)
- ・公式サイトURL:
- http://www.city.kokubunji.tokyo.jp/shisetsu/kouen/1005196/1004222.html
国分寺市へ歴史散策に出掛けてみませんか?貴重な史跡や文化財、植物を見ることができますよ。ぜひ足を運んでみてください。