京都にある「与市兵衞の墓」はどんな墓？周りの観光スポットは？

京都府の長岡京市の友岡二丁目は、かって横山峠と呼ばれていて、江戸時代に作られた人形浄瑠璃や歌舞伎芝居の仮名手本忠臣蔵（５段目『山崎街道』の場）によって知られるゆかりの地です。新西国街道と旧西国街道が分かれて行く地点から、旧西国街道を西に歩いていくと、ある石塔が建っています。

与市兵衞の墓とは?

「与市兵衛」と言うのは、「仮名手本忠臣蔵」と言う物語での登場人物で、「萱野三平」の妻の「お軽」の父です。元禄１５年（１７０２）の吉良上野介討ち入りを前に、もと赤穂藩士である萱野三平の義父与市兵衛が、三平を赤穂浪士の一員に入れるため、娘のお軽を祇園に身売りしました。その金を持って郷里に帰ろうとして、ここを通りかかった時、斧定九郎という浪人に殺されたそうです。

物語の創作の話が、現実と混同して広まって供養され、伝えられてきた石塔です。

周辺のおすすめ観光スポット

長岡天満宮

学問の神様として崇められ多くの人が参拝されています。長岡天満宮のご祭神である、菅原道真公が太宰府へ左遷される途中、かつて 在原業平らと共に詩歌管弦を楽しんだこの地に立ち寄り、都を振り返って名残を惜しんだ事から 「見返り天神」とも呼ばれています。太宰府にお供した3人が別れ際に戴いた道真公自作の木像を、ご神体として祀ったのが長岡天満宮のはじまりと云われています。

勝竜寺公園

明智光秀と細川ガラシャ（細川忠興の娘）が、新婚生活をこの地で送ったとされていて、とても切ない愛と感動の歴史があります。勝竜寺城は、明智光秀の軍と豊臣秀吉の軍が戦った、あの有名な「天王山の戦い」の舞台となった場所です。公園の管理等がお城の形をしていてユニークです。管理等の１階が休憩室、２階が資料室になっていて、静かで落ち着ける公園です。

サントリー京都ビール工場

サントリーのビール工場では無料で工場見学ができ、試飲も楽しめるおすすめスポットです。工場見学のほかには、季節にあわせてイベントやセミナーも随時行われています。ビール工場スタッフが工場内をご案内しながら、ビールの製造工程を解説してくださいます。製造工程見学後は、プレミアムモルツなど、こだわりのビールのご試飲も楽しめます。事前に予約が必要です。

周辺のおすすめグルメスポット

ぶん太

長岡市役所前にある居酒屋さんです。メニューの種類が３００種とかなり豊富！！座席数が120席もあり、大人から子どもまで楽しめる、地域で一番人気の居酒屋さんです。職人さんが作る本格的な海鮮、魚介のお料理や、焼き鳥、串カツ、寿司から、おでん、ステーキ、ラーメン、ホルモン、ちゃんこ鍋まで、とにかく何でもあります。

京都庄や バンビオ長岡京店

とても活気のあふれる雰囲気の大衆割烹店です。新鮮なお造りの「刺身の盛り合わせ」が看板メニューで、見た目も迫力があり、必ず食べたい１品です。種類豊富な手づくり料理はどれも暖かい味で、くつろげる雰囲気の空間、スタッフさんの明るいおもてなしのサービスで、とても満足できるおすすめのお店です。

オープンファームブランチ

阪急長岡天神駅から徒歩3分ぐらいのところにあるカフェ。広々とした店内は、おしゃれでゆったりとしているので、心地よいです。料理、ドリンク、ケーキも種類豊富です。オススメはお惣菜プレートで、５種類の手の込んだお惣菜から、三種類えらんでコーヒor紅茶付きで８４０円。麦ごはん、スープ、ゼリーorシフォンケーキもおまけでついてきますので、お腹いっぱいになります。味もコストパフォーマンスも大満足できます。