ウイーンでワインを飲むならホイリゲでウイーンっ子と一緒に愉しもう

ホイリゲは、ワインの新酒を意味する言葉で、ヨーゼフ2世がウィーンのブドウ農家に年間300日ワインを売り料理を提供しても良いという許可を出したのが始まりです。日本と違い、値段がわからないお店が多く、現地で情報を入手するしかないのがちょっと。でも、こういうのが本場のウィーンっ子とのコミュニケーションのきっかけになるかもしれませんね。  

1.ツェーナー・マリー

ツェーナー・マリーは、路面電車のJohannes-Krawarik-Gasse駅から徒歩2分のところにあるホイリゲです。ワインは1敗1.40ユーロからいただけます。食事はブッフェスタイルで、団体客は20名から対応しています。

お料理は、牛タンや鶏のグリル、燻製肉、ソーセージやハム、ベーコン、チーズや野菜など様々なものがいただけます。肉など約料理は20分ごとに新たな焼きあがりがテーブルに供されます。ただ、デザートは別途3.20ユーロ以上かかるようです。

ボトルワインも13.20ユーロからオーダーすることができます。現在のリストには2012年から2013年までの生産されたワインがあります。

2.ワイナリー Herrmann

ワイナリー Herrmannは、路面電車のOttakringer Straße/Erdbrustgasse駅から歩いて4分のところにあるホイリゲです。レストランは、気のテーブルや机で、窓も大きく、外の風景を楽しみながらワインとお料理をいただけます。

このホイリゲは、営業は通年ではなく時期があるようです。3月15日から四月下旬は土日のみ営業、5月上旬から10月下旬まで、付きの1日から20日まで営業となっています。それ以外の時期は休みなので、ホームページで営業しているかどうかカレンダーをチェックしてください。

庭にはぶどうの棚もあり、とても雰囲気のいい場所でワインやビールを楽しむことができます。食事は自家製のサラダ、自家製のスプレッド、様々な肉やチーズ、自家製フルーツタルトなどが堪能できます。

3.ワイナリー・ライトナー

ワイナリー・ライトナーは、路面電車のWilhelminenstraße/Sandleitengasse駅から徒歩19分、車で4分のところにあるホイリゲです。地元オーストリアのグルメサイトでは、メニューやサービスで最高得点となっているほど、地元の人に愛されているお店です。

ホームページには、料金などは全く掲載されていないので、やや不安かもしれませんが、口コミなどに関してはかなりの人が料理などをほめちぎっているので、常識的な範疇ではないかと推測します。ホームページは日本語訳もできないようになっているので不便ではあります。

お料理は冷菜と温かい料理がいただけます。ソーセージハム、チーズやサラダなど、他にもグリル料理がいただけます。

4.マンハルト

マンハルトは、Fontanastraße/Laaer-Berg-Straße駅から徒歩19分のとこにあるホイリゲです。黄色い壁の平屋の一軒家風のお店です。ビュッフェスタイルなので、お店で出されている全ての料理を注文することができます。

このお店は、豚肉のグリルもありますが、鶏肉や七面鳥の料理が多いようです。他にも焼きズッキーニのようなシンプルな料理、7種類以上のサラダ、ハムやソーセージ、チーズ、パンやビスケットなど、メニューの豊富さではかなりのものです。

ワインは7種類があり、それぞれが個性的なワインです。またウィーンのビールや普通のコーラのようなソフトドリンクもあるので、アルコールが苦手な人でも雰囲気を味わいに訪れることができます。

5.ホイリゲ Stefan Wieselthaler

ホイリゲ Stefan Wieselthalerは、Kurzentrum Oberlaa駅から徒歩18分のところにあるホイリゲです。オーバーらーの地域で3代にわたってワインづくりをしてきた一家が経営します。最近ではブランデーやリキュールの生産まで手掛けているようです。

お店では、店内の席もありますが、天気がよく気温もいい時には外のテラス席がお勧めです。大きな樹の陰でいただくブランチなどは、ウィーンの田舎の風景そのものですね。ブッフェスタイルで、通常は12.90ユーロで、ブランチは13.90ユーロとなっています。

このお店はホームページから予約をすることができます。ドイツ語が話せない人には嬉しいサービスですね。値段もはっきりしているので、日本人としては気楽に利用できるお店と思います。