Makoto Nakashima
北海道のオホーツク地方では、真冬のオホーツクの景色を「オホーツクブルー」と表現します。それは時には青すぎるほど澄み切った空、時には流氷が浮かぶ海の色で、冬のオホーツク地方を象徴する色彩なのです。どんなブルーの景色に出会えるのでしょうか?・・おすすめの「オホーツクブルースポット」をご紹介します。
1. オホーツクブルーの雪景色を見に行こう!
オホーツク地方は大変空気が澄んでいることで知られ、天気が良ければ空の青がとても鮮やか。それに反射する雪も、やや青色に見えます。そんな絶景の雪景色をご紹介します。美幌峠
http://plaza.rakuten.co.jp/machi01hokkaido/diary/201312020002/
大パノラマが広がる美幌峠には、道の駅があり、眼下に世界第2位の大きさのカルデラ湖である屈斜路湖を望むことができます。道の駅そばの展望台は旅行者が立ち寄る人気スポットですが、真冬の朝は人の気配もなく、そこにオホーツクブルーの光景が音も無く広がっています。空の深いブルーの色彩が湖の湖面と雪が反射、夜明け前は一面深い青に包まれます。
■ 基本情報
- ・名称: 美幌峠展望台
- ・住所: 北海道網走郡美幌町古梅
- ・アクセス: 美幌町より国道243号線で約30分
- ・電話番号: 0152-75-0700(道の駅美幌峠)
- ・料金: 無料
- ・公式サイトURL: http://www.hokkaido-michinoeki.jp/data/76/each.htm
メルヘンの丘
http://plaza.rakuten.co.jp/machi01hokkaido/diary/201312020002/
大空町にあり、7本のカラマツが並んでいる姿が印象的な緩やかな丘。国道39号沿いにあり、緩やかな丘の上に立つ7本のカラマツが特徴。夏場は大規模畑作が行われている丘陵地ですが、冬は一面白銀の雪の世界に空の青が涙が出るくらいまぶしい。真っ青な澄み切った青はオホーツク地方の冬の定番景色。青が反射して、雪もほんのり薄青く見えます。
■ 基本情報
- ・名称: メルヘンの丘
- ・住所: 北海道網走郡大空町字昭和
- ・アクセス: JR「女満別」駅より徒歩25分
- ・料金: 無料
フレペの滝
Shinichi Morita
知床にある「フレペの滝」は知床連山に降った雪と雨が地下に浸透し、その水が切り立った断崖の割れ目から流れ落ちている滝です。夏場は観光客で賑わうこの滝も真冬は氷結、オホーツクブルー色の氷の柱を見る事ができます。1月中旬から3月下旬までの間、スノーシューを履いて氷結したフレペの滝を巡るツアーが催行されています。約2Kmの遊歩道を野鳥や野生動物を観察しながら滝をめぐります。
■ 基本情報
- ・名称: フレペの滝
- ・住所: 北海道斜里郡斜里町岩尾別
- ・アクセス:知床自然センターから(片道)徒歩20分程度
- ・電話番号: 0152-22-5041 (知床ネイチャーオフィス)
- ・ツアー料金: 4,000円(中学生以上)、2,500円(小学生)
- ・参考サイトURL: http://www.sno.co.jp/snowshoe.html (※知床ネイチャーオフィスサイト内ツアー紹介)
2. オホーツクブルーの流氷を見に行こう
ロシア極東を流れるアムール川から大量の淡水が流れ込むことで、オホーツク海の上層は塩分濃度が薄く、オホーツク海では真冬に流氷が見られます。そして、この流氷もほんのりオホーツクブルーの色をしています。網走流氷観光砕氷船おーろら
冬のオホーツクの観光の目玉的存在がこの砕氷船で、人気No.1です。
■ 基本情報
- ・名称: 網走流氷観光砕氷船おーろら
- ・住所: 北海道網走市南3条東4丁目5-1 道の駅「流氷街道網走」
- ・アクセス: 女満別空港から車で40分
- ・営業時間: 2016年1月~4月3日(日)の期間中
- ・定休日: なし
- ・電話番号: 0152-43-6000
- ・料金: 大人:3,300円、小人:1,650円
- ・所要時間:乗船時間約2時間
- ・運航状況:2/1~3/14は1日5便。金・土・日曜日はサンセットクルーズあり。
- ・公式サイトURL: https://www.ms-aurora.com/abashiri/index.html
オホーツク流氷館
マイナス15℃の流氷体感テラスでは、本物の流氷に触ることもでき、極寒体験を体感できます。ここでのアイドルはやっぱりクリオネ。
■ 基本情報
- ・名称: オホーツク流氷館
- ・住所: 北海道網走市天都山244-3
- ・アクセス: 女満別空港より車で約30分
- ・営業時間: 9:00-16:30(11月~4月)、8:30-18:00(5月~10月)
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: 0152-43-5951
- ・料金: 大人:750円、高校生:640円、小中学生:540円
- ・公式サイトURL: http://www.ryuhyokan.com/
3. オホーツクブルーに囲まれたホテル
オホーツクブルーのオホーツクらしい絶景の景色の中に建つおススメホテル・宿泊施設をご紹介!外は寒いけど、もちろん中はあたたかですよ!ノーザン・ロッジ・カント
http://www.kanto.in/
メルヘンの丘に程近い大空町にあるロッジ。目線の高さで庭が眺められ、真冬はオホーツクブルーの雪原が客室の目の前に広がります。キラキラ光る樹氷、満天の星空もおすすめ。オホーツクの新鮮な魚貝と近隣の畑で収穫された野菜など、地元の食材を使ったディナーが絶品!オホーツクに惚れこんだ夫婦が営む1日3組限定の宿です。
■ 基本情報
- ・名称: ノーザン・ロッジ・カント
- ・住所: 北海道網走郡大空町女満別湖南89-2
- ・アクセス: JR「女満別」駅より車で5分
- ・電話番号: 0152-74-4816
- ・料金: 1泊2食付2名1室の場合:1万2,800円~(1人分)
- ・公式サイトURL: http://www.kanto.in/
ノーザン・アーク・リゾート
http://blog.northernarcresort.co.jp/2011_11_01_archive.html
春~秋にはゴルフ場として賑わいますが、冬の期間はスキー場として営業している「ノーザン・アーク・リゾート」。加水・加温なしの天然温泉や、ワンランク上の料理、客室の豊富なバリエーションが自慢のホテルなど魅力的な施設が揃っています。アフタースキーにはぜひ源泉100%かけ流しの北見温泉「金の湯」を満喫して!冷え切った身体に温泉が染みていく最高のひとときです。
■ 基本情報
- ・名称: ノーザン・アーク・リゾート
- ・住所: 北海道北見市端野町二区829
- ・アクセス: JR「端野」駅より車で約7分
- ・電話番号: 0157-56-2131
- ・料金: 1泊2食付2名1室:1万1,880円~(1人分)
- ・公式サイトURL: http://northernarcresort.co.jp/contents/hotel/index.html
4. オホーツクブルーを感じるグルメ&お土産
流氷館オリジナルソフトクリーム (キャラメル味)
http://blog.livedoor.jp/o2emasaki/archives/1039938059.html
オホーツク流氷館内だけで販売されているソフトクリームで、網走の本格派ジェラテリア「リスの森」による流氷館オリジナル商品。天然由来色素で彩られたオホーツク天然塩をトッピング。ほんのりしょっぱいけれど、さわやかなオホーツクブルーが清清しい気持ちにさせてくれるソフトクリーム。■ 基本情報
- ・名称: オホーツク流氷館オリジナルソフトクリーム
- ・住所: 北海道網走市天都山244-3 オホーツク流氷館内
- ・アクセス: 女満別空港より車で約30分
- ・営業時間: 9:00-16:30(11月~4月)、8:30-18:00(5月~10月)
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: 0152-43-5951
- ・料金: オリジナルソフトクリーム(キャラメル味):300円
- ・公式サイトURL: http://www.ryuhyokan.com/
流氷ドラフト
http://blog.livedoor.jp/philly820/archives/51252594.html
なんとオホーツクブルーの色の地ビールが販売されています!「網走ビール」が製造した地ビールで、試行錯誤の末、流氷を使用したオホーツクブルー色のビールを製造することに成功しました。ビール好きにはギョッとする色かもしれませんが、飲んでみるとその爽やかな喉ごしがたまらない!流氷街道網走道の駅や、女満別空港などで販売されています。
■ 購入できるお店の基本情報
- ・名称:JALUX女満別空港店 BLUESKY
- ・住所:北海道網走郡大空町女満別中央201−3
- ・営業時間: 8:00-20:00
- ・定休日: なし
- ・電話番号: 0152-74-3516
- ・料金: 流氷ドラフト4本セット:2,074円
- ・公式サイトURL: http://bluesky.jalux.com/mmb/
オホーツクにはブルーがよく似合う!それは数々の自然条件が重なった結果なんですね。さあ、あなたもお気に入りの「オホーツクブルースポット」を探しに、冬のオホーツクに出かけてみましょう。