笠寺駅を利用する前に知っておきたい基礎知識６個

笠寺駅（かさでらえき）は、愛知県名古屋市南区にある、東海旅客鉄道（JR東海）・日本貨物鉄道（JR貨物）・名古屋臨海鉄道の駅です。JR東海・JR貨物の東海道本線と、名古屋臨海鉄道の貨物線である東港線が乗り入れていますが、旅客営業上は東海道本線単独駅の扱いとなっています。
今日はそんな笠寺駅を利用するにあたっての基礎知識を、ご紹介したいと思います。

1.笠寺駅とは？

笠寺駅は南区役所・南警察署の最寄駅であり、工場も多いためビジネスマンの利用が多い駅です。また、日本ガイシスポーツプラザ（名古屋市総合体育館）への観客・利用者輸送の中心駅であり、大物アーティストのコンサート等のイベント開催時には、名古屋方面へ臨時列車の運転、快速電車の臨時停車などが行われます。

2.乗り入れる路線

JR東海・JR貨物の東海道本線と、名古屋臨海鉄道の貨物線である東港線が乗り入れています。ただし旅客営業上は東海道本線単独駅の扱いになっています。

■東海道本線上り豊橋・武豊方面
■東海道本線下り名古屋・大垣方面

3.時刻表

基本的に1時間に4本ある普通列車のみの停車ですが、近くに南区役所や日本ガイシホール（旧レインボーホール）などがあるので、利用者は両隣の熱田駅や大高駅より多く、日本ガイシホールでのイベント時には、臨時に新快速や快速も停車します。

JR笠寺駅　時刻表

4.1日の駅利用者数

2013年度（平成25年度）の1日あたりの乗車人員は7,379人となっています。名古屋市内にあるJR東海の13駅の中では6番目に多い数字です。

5.周辺観光スポット

1.名古屋市総合体育館

名古屋市総合体育館は、大規模アリーナ・プール/スケートリンク・会議場の3つの施設で構成されています。施設命名権（ネーミングライツ）契約により、2007年4月1日から愛称が「日本ガイシ スポーツプラザ」となっています。国内外の著名アーティストによるコンサートなどが開催される日本ガイシホール（旧レインボーホール）や、各種スポーツ向けの競技場、競技用プール、飛び込み台を有する日本ガイシアリーナ（旧レインボープール）、温水プール（25m、50m）、弓道場などの施設があり、年間約170万人が訪れる場所となっています。

2.名古屋港水族館

世界最大級のプールでの、イルカショーが大人気の、名古屋港水族館。鯨類の飼育展示が有名で、ベルーガの親子や、バンドウイルカ、ペンギンたちも、とってもかわいいです！雨の日や暑い夏の日でも、涼しく楽しく過ごせるので、絶好のお出かけスポットです。

3.笠寺観音

名古屋城を中心に恵方がめぐる「尾張四観音（おわりしかんのん）」の一つ。縁結びの観音様で知られています。
この尾張地方には「笠寺観音（笠覆寺）(名古屋市南区)」「甚目寺観音(海部郡甚目寺町)」「荒子観音(名古屋市中川区)」「竜泉寺観音(名古屋市守山区)」という、古くより信仰を集めてきた四つのお寺があり、千年以上の歴史の中で、観音様を本尊としておまつりしてきました。これら四つの寺院を「尾張四観音」と呼ぶのだそうです。
機会があったら、順に訪れてみるのも楽しそうですね。

6.基本情報