Kobetsai
加賀百万石の石川県は伝統工芸でも世界的に有名なところ。ゆのくにの森では、伝統工芸を身近に感じることが出来るような創作体験が出来ます。自分だけのオリジナル作品を、ゆのくにの森で楽しみませんか?
ゆのくにの森とは?
九谷焼、輪島塗、金箔、加賀友禅、山中漆に和紙など石川県を代表する伝統工芸の全てをここで見ることが出来ます。専門の工房では、見学が出来ない所もありますがゆのくにの森にくれば一同に全てを網羅出来るのは魅力。広々とした敷地内には、それぞれの館があり時間に合わせて散策できるようになっています。伝統文化に触れるも、季節の花を愛でるのも訪れた人の自由に満喫できるので、何度行っても新しい発見をすることが出来るのです。ゆのくにの森をみる
庄屋屋敷
明治時代に建てられた庄屋屋敷を再現したこの館では、加賀の伝統工芸を見ることが出来ます。和紙を使った照明器具が、和の空間を造り上げ美しい古九谷を浮かび上がらせます。金箔の屏風が、吉田屋の貴重な美術品を更に美しく見せてくれるのは圧巻。金箔の館
金沢伝統の金箔は、10円大の金箔を伸ばして畳の大きさにまでします。その美しい金箔は、金閣寺や日光東照宮等の建造物にも用いられていて殆どが、加賀金沢の金箔なのです。箔打ちは、熟練の職人ならではの技術でこの金箔をお酒や和紙、あぶらとり紙に用いているのも金沢ならではのアイディア。有名な箔打ち紙と呼ばれる和紙は、雨が多い金沢の風土にあったもので、これに熟練の職人の技が光ります。光り輝く純金金箔が装飾された部屋は圧巻の輝きを見せてくれます。ガラスの美術館
陶器だけでなくガラス工芸も加賀の魅力の1つです。硝子工芸家の佐川光信氏の作品が常設されていて、加賀らしい美しいガラス工芸を間近で見ることが出来るのは中々ないもの。ガラスと金箔のコラボレーションも見逃せません。ゆのくにの森で体験する
型染め体験
加賀友禅は、浅野川の冷たい水で洗う事から「友禅流し」と呼ばれています。この加賀友禅は鮮やかな色と暈しが特徴で、その美しい反物は大名の奥方を飾りました。この加賀友禅を気軽に体験できる型染め体験は、ハンカチや手拭いなどに花柄模様の型紙を使い好みの色に染めていくもの。色鮮やかに仕上がったものは、お土産にも喜ばれます。輪島塗体験
沈金彫りと言って、漆器に簡単な模様を入れることが出来ます。鉄筆やノミで漆器の塗装面を削り金粉を沈めるもの。海外の人には漆器や箸が人気で、幾つも作って帰る人もいるぐらいです。自分だけのオリジナル漆器作りは、一度やると次々に作りたくなりますね。
金箔張り
金箔張りは職人でなくては出来ないものですが、こちらでは金箔を貼ったものにデザインしたり塗飾したりと普段は目にすることのない金箔の魅力を存分に堪能出来ます。他にも九谷焼体験や山中漆器体験なども出来るので、時間の許す限り楽しんでください。伝統の古民家を巡る
方丈庵
江戸中期の建物で、福井県池田町魚見・内藤家を移築したもの。茶室も閲覧できて、お抹茶と和菓子で一服してみてはいかがですか?落ちついた雰囲気は、近代建築では見られない温かみのある民家です。輪島塗りの舘
福井県勝山市鹿谷・島田家を移築したもので、平屋の古民家です。輪島塗りの漆器がずらりと並び、お土産どころとして賑わっています。裏庭の風景が絶品で、静かな環境はゆのくにの森らしい佇まいを見せてくれます。伝統技術舘
玄関口には銅鑼と半鐘があり、昔の面影をそのままに足を運ぶと古九谷なぢの工芸品がずらりと並んでいます。ショーケースの作品をみるだけでも価値があり、室内の天張りや煙抜きなども古民家ならではの造り。寒い地方ならではの、工夫が凝らしてあり室内は日本建築の歴史と伝統を感じてもらえます。他にも、金箔の舘、越前の舘など見どころもたくさんありそれぞれの民家の良さを堪能していただけるはずです。
ゆのくにの森詳細
基本情報
- ・名称:
- ・住所:
- ・アクセス: JR加賀温泉駅→ゆのくにの森/小松空港からゆのくにの森まで車で約16km
- :北陸自動車道片山津ICからゆのくにの森まで約20分
- :北陸自動車道加賀ICからゆのくにの森まで約25分
- :北陸自動車道小松ICからゆのくにの森まで約約25分
- ・営業時間:9:00〜16:30
- ・定休日:年中無休(臨時休業有)
- ・電話番号:0761-65-3456
- ・料金:大人 540円、中高生 440円、小人(4歳以上)330円・所要時間:
- ・オススメの時期:紅葉時期
- ・公式サイトURL:http://yunokuni.jp/mori/
- ・ゆのくにの森では、ペット同伴の入村は、ご遠慮ください。(但し、介助犬・盲導犬・聴導犬は除きます。)
- ・駐車場:駐車場 大型バス60台と自家用車300台(無料)