Hideyuki KAMON
http://yagiken.cocolog-nifty.com/yagiken_web_site/2005/08/post_32d7.html
そもそも、日本三大車窓ってなんなのか?旧国鉄が制定した、車窓から見た絶景ベスト3と言われています。が、実際にはそれ以前からも言われていたという説があります。とりあえす、電車から見た日本有数の絶景と考えて頂ければ良いでしょう。今回は、その日本三大車窓をいくつか紹介していきたいと思います。 その一、根室本線
http://minkara.carview.co.jp/userid/247457/car/140254/1067475/photo.aspx
これは、旧根室本線から見える景色の中でも格別と言われ、日本三大車窓に数えられていた狩勝峠(JR北海道根室本線・落合~新得間) です。 現在の根室本線は新得駅を出て峠越え地点から南にある新狩勝トンネルを通り札幌方面に向かうようです。
これは別視点から見た狩勝峠です。
http://minkara.carview.co.jp/userid/247457/car/140254/1067475/photo.aspx
こちらは、現在の根室本線列車から見た、厚岸湖です。
http://blog.livedoor.jp/stmasa2004-photo/archives/33192098.html
花咲線区間で見ることができます。
他にも、青春18きっぶのポスターに選ばれたことがある駅もぜひ見てほしいところです。「厚床駅」は、色あせたベンチがある無人駅です。広大な大地にぽつんと佇む駅の看板がどことなく哀愁を感じてしまいます。さびれた雰囲気の駅ですが、どことなく映画やドラマなどで出てきそうな感じがしませんか?絵になる無人駅・・・それも楽しみの1つですね☆さすが青春18きっぷのポスターに選ばれただけあります!
その二、篠ノ井線
続いての日本三大車窓は、長野県にあります姨捨駅からの眺めです。http://www.lr-navi.com/web/?p=30766
「姥捨て」とよく間違えられるそうですが、こちらは姨捨(おばすて)になります。 ホラー要素が2割増に感じるのは、私だけでしょうか。
そしてこれが善光寺平、すごい眺めです。
http://blog.livedoor.jp/kerokich/archives/2013-02.html
これが「田ごとの月」でも知られる姨捨の棚田です。
http://blog.livedoor.jp/kerokich/archives/2013-02.html
まだこんなところがあるんですね。これらの風景はいずれも、JR東日本篠ノ井線・姥捨駅付近で見ることができます。
他にもオススメの景色があるんです。新井駅から柏崎まで行く間に見れる景色・・・こちらは直江津から海沿いを走る区間で、特に夕方などは夕日に照らされた美しい日本海や海岸を見ることができるんですよ♪夕陽に照らされた海を見ながらのんびりと・・・鉄道の旅もいいものですよね。ゆっくりのんびり楽しんでいきたいものです。できれば一緒に美味しい駅弁を食べながら☆これぞまさしく鉄道の旅の醍醐味なり!
その三、肥薩線
http://blogs.yahoo.co.jp/traveler_uma/40141077.html
これは矢岳越えからの霧島連山とえびの高原の絶景です。実は私、一度この景色を見たことがあるのですが、景色とともに空気も本当に綺麗でした。夏休みシーズンでしたので大勢の人が居たのですが、この景色を前に皆さん呆然としていましたね。
こちらは別視点から。
矢岳第一トンネルと矢岳第二トンネルの間で見ることが出来ます。
http://blogs.yahoo.co.jp/traveler_uma/40141077.html
ちなみに、この地点に着いた際にサービスとして一時停車してくれます。その間に絶景を楽しみましょう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%82%A5%E8%96%A9%E7%B7%9A
こちらは八代駅から人吉駅までの区間から見ることが出来る景色で、日本三大急流の一つである球磨川になります。 「日本の三大」を二つも楽しめるのが、肥薩線の魅力です。これらの景色はいずれもJR九州肥薩線・人吉~吉松間で見ることができますよ。
肥薩線は、なんと世界遺産登録に向けて本格的に活動中だそうです!その一歩として肥薩線にある木造駅舎・トンネル・橋梁・暗渠などの多くの鉄道関連施設を国の有形文化財登録するために関係機関と調整をしているそうです。目標は平成34年頃までに世界遺産の暫定リストに入ること。この肥薩線の歴史や建物・景色などをいつまでも残していきたいですよね。ぜひ、肥薩線の木造駅舎やトンネル・橋梁・暗渠など見てみて下さいね☆
もう夏も近づいてきましたし、この日本三大車窓を夏休みの際に楽しんで見るのは如何でしょうか?