温泉もある！桜もある！大梵鐘もある！そんな玉名市に行ってみよう！

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熊本県の北部に位置する玉名市は、菊池川の流れる町で、こじんまりとした中にも、伝統のお祭りや催し、小岱山麓の寺院や、温泉など気になるスポットが満載の場所です。ここでは、美しい自然からイベント、グルメなど、玉名市の魅力を紹介します。

１．玉名市とは

玉名市は熊本県の北部に位置し、人口7万人弱の町です。町の中心を菊池川が流れ、毎年8月には花大会が行われます。1万発以上の花火は、菊池川上に上がる為、観客席からも近い所で観覧でき、迫力があります。特産品では”イチゴ”が有名で、品種は「とよのか」で出ています。

また、夏目漱石が書いた「草枕」の舞台となったのも、玉名市天水町です。漱石はこの地のことを「桃源郷」と呼んでいました。有明海に面しており、家々は山の麓にあります。特産のみかんが山の斜面をオレンジ色に染める秋からは、山のオレンジと海の夕日のオレンジがとても美しい場所でもあります。

玉名市は、菊池川の豊かな恵みとともに栄えてきたと言われています（玉名市のホームページより）。
弥生時代から古墳時代にかけては海の外へと交流が広がっていき、玉名で作った石棺は大阪まで運ばれたそうです。江戸時代になると高瀬に集められた年貢米を大阪へ運び、藩を支え･･･当時の御蔵や御茶屋は西南戦争で無くなってしまいましたが、船着場の跡は俵ころがしと呼ばれ今でも地元で親しまれているそうです。

２. 玉名市の魅力

文化的な神社仏閣が多いのも玉名市の魅力です。その中で、特に珍しいのが「伊倉北八幡宮」と「伊倉南八幡宮」です。道をはさんで向かい合うように建っている神社は、全国的にも大変珍しいとされています。春と秋には、恒例の大祭が行われ、”馬追い”や”練り嫁行列”が行われます。

他にも日本一の大梵鐘を持つ「蓮華院誕生寺」や”山田の藤”で有名な山田日吉神社、玉依姫(たまよりのひめ)とその両親を祀った「玉名大神宮」などがあり、これらの神社を巡るだけでも楽しめます。

玉名市では、毎年５月の中旬ころに美しく花を咲かせる「高瀬裏川の花しょうぶ」を見ることができます。こちらは開花情報をホームページで確認できるのでぜひチェックしてみて下さいね。その他にも草枕交流館では、市と縁の深い夏目漱石が見せられた小天と草枕を映像やセミナーなどで紹介してくれるそうです。展示室や前田家別邸の模型もありますよ☆展示会なども開催しているようなので、玉名市の歴史や小天に興味のある方はチェックしてみるといいかもしれません。

3．玉名市のおすすめスポット

春、山一面が桜で覆われる「蛇ケ谷公園」は県内でも有名な桜のスポットです。同じ敷地内には展望所や子供たちの遊び場、テニスコートもあり、夜にはライトアップもされます。大勢の人で賑わう蛇ケ谷公園は、桜の季節が終わると、そのままつつじを楽しむ事も出来ます。3月下旬から５月にかけて人気のスポットです。

玉名と言ったら1300年の歴史を誇る「温泉」は外せません。菊池川の支流、繁根木川沿いには温泉街があり、20件余りの温泉施設では、県内外からの人たちで賑わっています。温泉街では「湯めぐりチケット」が発行されていますので、８軒の温泉施設を巡ることが出来ます。

そのにも有明海で、色々な体験をすることができます。ぜひ友達や家族連れの方は一緒に海の恵みを楽しんでみて下さいね。誰もが知っている潮干狩り！こちらも有明海でできます。４月～６月までがシーズンらしいのですが、天候などによってできないこともあるそうなので料金ともども確認してから行って下さいね。その他にも松原海岸で漁獲を楽しむこともできるんです！なんと地引網体験!!まるで漁師になった気分ですね（笑）。シーズンは４月～１１月中旬までで、３０人以上の要予約だそうです。

4．玉名市のお宿

市内のホテルで人気が高いのは「さつき別荘」です。全室かけ流しの露天風呂は源泉のお湯を存分に楽しめます。また、離れのスイートルームは、食事もお湯も、完全個室でリラックスできること間違い無しです！

30台おける駐車場があり、山もみじの庭園を誇るのは「八芳園」です。2012年にリニューアルしてあるので、室内も新しく快適に過ごせます。

他にも庭園が素晴らしい「尚玄山荘」ホテルとは別に「つかさの湯」という温泉施設を持つ、司ロイヤルホテルなど数多くの宿泊施設があります。

竹水苑という、源泉かけ流し温泉と地元の旬の食材を使って作った美味しい料理がオススメの素敵な旅館もあります。こちらは１４室の家族湯があるんですよ♪種類も豊富でバラエティ豊かなお風呂が楽しめるそうです。宿泊者専用の無料で使える貸切露天風呂もあるそうなので、ぜひ利用したいですね。かけ流し温泉というのも素敵ですが、色々な種類の露天風呂などがあるというのもなかなか魅力的♡これは料理と共に高ポイントのお宿ではないでしょうか？

5.玉名市のグルメ

玉名市は”こってり派”の方にはうれしい「とんこつラーメン」の美味しい所です。とんこつラーメンと言えば、博多が有名ですが、博多よりもこってりしていて、熊本県内でもここ玉名の豚骨ラーメンが”濃い”事で有名です。

お店は、ご飯と餃子、それに”高菜”がついたラーメンセットが人気の「千龍ラーメン」さんや、店舗もリニューアルしてますます行列が長くなった「天琴」さんなどがオススメです。

変わり種のグルメもご紹介しましょう。玉名市にある「創作団子あいあい庵」には、２３種類ものユニークな団子が揃っているんです！それも値段もリーズナブルだそう♡安くて美味いとなっては、食べない訳には行きませんよね（笑）。色とりどりの創作だんごは見ているだけでもたのしくなっちゃいます。店一番人気のお団子は、「ティラミス団子」！なるほど、洋風ですね。他にも生チョコを使ったショコラやカスタードや季節限定の果物などを使ったシリーズものもあるそう。ぜひ行ってみてはいかが？

6.玉名市のイベント

玉名市のイベントで県内から人が押し寄せるのが、毎年８月に行われる「玉名納涼花火大会」です。地元企業のスポンサーが結集して行われる花火の数は1万発以上。菊池川の川幅がそんなに広くない為、上流にある打ち上げ場所からの花火は、体感的に近く感じ、打ちあがる”ドーン”という音が身体に響きます。

また、秋の祭りでは、毎年勤労感謝の日に行われる「俵ころがしレース」で盛り上がります。重量80kg、幅4m、直径2.5mの大俵を転がしながら駆け巡ります。

他にも疋野神社大祭という射的神事もあり、射的は数十本の矢が射られて奪い合いになるそうですよ！
玉名の納涼花火大会ほど大規模ではありませんが、神楽奉納や手作りの花火を見ることができる四十九池神社大祭というお祭りもあります。小天神社火の神祭りは、疫病退治として始まった火祭りで「神の子」に選ばれた2人の少年がオキ火の中を裸足で渡るというもの。見ているほうも思わず息をのんでしまうほどの迫力です。

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