鹿角市は自然を満喫できる！行ってみたい秋田県鹿角市の基礎観光情報

秋田には「鹿」や「角」の字が使われる市町村がいくつかありますが、ここ鹿角市はその両方が使われている市。名前の由来、見どころなどをいろいろご紹介しますので、ぜひ一度訪ねてみてくださいね！

１．「鹿角市」とは？

鹿角市は秋田の内陸部の北、岩手と青森の県境に位置する市です。本州では珍しく、北海道と同じ「亜寒帯」の気候で、2010年までの観測データでは最低気温は-22℃、最高気温は28.4℃と、夏と冬の気温差は実に30℃以上にもなります。「寒暖差が激しい」とはまさにこのことですね＾＾

鹿角市のふるさと納税はちょっと変わっていて、一般に人気があって有名なのは「お礼に特産品が届く」ものですが、鹿角市の場合は「環境保全・保全のための活動」に使われています。本来の寄附としての役割なんですね。自然・文化遺産・農村資源の保全・活用に使われるとのことなので、寄附をしたらその場所を訪ねてみたいものですね。

２. 魅力・歴史

昭和47年、周辺の町村が合併し、名前も新しく出発した鹿角市。「花輪ばやし」が有名な花輪町、「十和田湖の南側」にある十和田町、「尾去沢鉱山跡」がある尾去沢町、「国立国定公園の裾野」にある八幡平村が合併してできた鹿角市は、名前の通り「鹿が住む場所、鹿の角が採取できる場所」だったようです。

市内にある「道の駅かづの」では、通年で花輪ばやしで使われる屋台が展示されていて、神輿や屋台をみることができます。でも、できたら本物のおはやしを聞いてほしいですねー＾＾

３．見どころ・お勧めポイント

ぜひ立ち寄ってほしい「道の駅かづの　あんとらあ」

先ほども少し紹介した道の駅かづの　あんとらあ。「あんとらあ」とは、英語のantler（アントラー＝鹿の枝角、の意味）をひらがな表記したもので、サッカーの「鹿島アントラーズ」のアントラーズと同じ由来なんです。

産直エリアには秋になると桃が並びます。暖かいところで取れる印象の強い桃ですが、実は鹿角は「桃の生産の『北限』」で、売店には北限の桃を使ったソフトクリームも販売されているんですよ。秋田の特産、きりたんぽや比内地鶏、稲庭うどんも味わうことができるのでとてもお得！

実は発祥の地！「きりたんぽ」

秋田の名産品の一つに数えられるきりたんぽ。実は鹿角・大館エリアが発祥の地なんです。もともとはマタギ（漁師）の携帯食で、山の中で枝などにごはんを巻き付けてあぶって食べていたものなんです。

名前は、枝に巻き付けた形が「タンポ（槍の刃カバー）」に似ていることに由来し、そのたんぽを「切って」鍋に入れることから『きりたんぽ』と呼ばれるようになったのだそうですヨ。今では味付けをしたタンポも出回っています。

秋田・青森をまたいで観光するなら「ホテル鹿角」に宿泊！

鹿角は十和田湖にほど近いので、秋田・青森を観光するならホテル鹿角の宿泊がオススメ。中庭の日本庭園は、色とりどりの紅葉が楽しめるよう樹木が配されています。大浴場も窓枠をつけないガラス張りで開放感バッチリ！お料理は会席プランあり各種御膳プランありと選択肢も多いんです。

さらに、１着500円の追加料金を払えば、浴衣の絵柄を選べるんです！女性にはとてもうれしいサービスですね！どれにしようか迷っちゃうほど品ぞろえがあるので、ゆっくり柄を選ぶのも楽しいひと時ですよ。

４．詳細

これから紅葉がちょうど見ごろになりますので、十和田・奥入瀬・八幡平とあわせて紅葉狩りツアーを敢行するのにいい季節になりました。広葉樹のある露天風呂の日帰りなんかもいいですよー！