一度は行ってみたい！かずら橋！サルナシなどの葛類を使って架けられた原始的な吊り橋だよ♪

かずら橋とは、サルナシ（キュウイの原種）のつるで作った橋ですが、日本で最も有名なのが徳島県にある祖谷のかずら橋です。弘法大師が作ったという伝説や、平家の落人が作ったという伝説もあります。記録として最古のものは、１６４６年に作成された「阿波国図」にしるされているものがあります。

徳島県にあるかずら橋のチェックポイントとは?

1.国指定 重要有形民族文化財 祖谷のかずら橋

日本の三大秘境の一つに数えられているのが、この祖谷のかずら橋です。サルナシのつるで作られていたのは今は昔で、現在はきちんとワイヤーで作られていて、その周りにつるが巻きついているという漢字になっています。安全性は考慮に入れているようですね。

しかし、その迫力というかスリルは昔のままで、下を見れば風景が見えてしまうほど下の板がまばら。高所恐怖症の人はちょっとやめておいた方がいのではないかという隠された名所です。

2.奥祖谷の二重かずら橋　男橋

奥祖谷には、奥祖谷の二重かずら橋というのがあります。規模としては祖谷のかずら橋よりは小さめですが、２つ並んであるところが観光スポットして魅力的です。男橋と女橋があり、これは男橋のほうで４２メートルの長さがあります。

橋の幅は人一人が通れるぐらいで、かなり揺れると言うこともあり、スリルはもしかしたらこちらの方が上かもしれませんね。高さもけっこうあるようです。やはり５５０円の料金が必要です。

3.奥祖谷の二重かずら橋　女橋

奥祖谷の二重かずら橋のもう一つは、女橋と言います。こちらの方は全長が２０メートルぐらいなので、かなり短め。男橋を渡って遊歩道を歩いていくと見えてきます。こちらはそれほど怖くないと言われているので、今までの橋をクリアしてきた人にはちょっと物足りないかもしれませんね。

しかし、ワイヤーがベースとなってはいても、きちんとかずらで編まれていて、その姿はおそらく１６００年代から続く歴史を思わせてくれるのに十分ではないでしょうか。

4.野猿という名の手動ロープウェイ

野猿というのは、いわゆる生物のサルではなく河を渡るのに使うロープウェイのような乗り物です。屋根のある乗る部分に座って、ロープを引くことで川の上をわたっていけるようになっています。高くてかなり揺れやすいので、揺らさないようにという注意書きがあります。また、３名以上では乗ることができません。
   
この乗り物は、かなり腕力が必要なようなので、女性だけで乗るのはもしかしたら大変かもしれません。ただ、記念撮影には最高のシチュエーションなことは保証できます。

5.奥祖谷の二重かずら橋　キャンプ場

この徳島の秘境とも言える山奥ですが、なんとそこにはキャンプ場があります。しかも、入場料は３１０円と格安。秘境で寝泊まりするという稀有な経験をしたい人にはたまらない魅力があるのではないでしょうか。ちょっとワクワクしますよね、探検隊みたいで。

かずら橋キャンプ村は、三好市西祖谷山村閑定233にあるキャンプ場です。代表となる電話番号は、携帯になっているのが、また秘境っぽいですね。090-1571-5258。

祖谷のかずら橋周辺の休憩スポット

祖谷のかずら橋でスリルと興奮を味わったら、やはり温泉で癒しと寛ぎが欲しくなりますよね。そんな人にお勧めなのが、新祖谷温泉 ホテルかずら橋です。宿泊はもちろん、立ち寄り湯、昼食付きの日帰りプランもあります。特にケーブルカーを使ってからはいることができる天空露天風呂は絶景でしょう。立ち寄り湯は１２００円でOK。

訪問者の声

徳島店に移動になって 日曜休みになって 三人の休みかぶったけん 祖谷行ってきた！ 初かずら橋♡ 滝も見てきたし！ pic.twitter.com/hpUZYriqAT

— キャノン Real Reddy’s (@canondaaaa) 2015, 11月 29

祖谷のかずら橋に、グループで観光に行くのは楽しそうですね。やはり川魚、おいしそうですね。渓流釣りもできるのでしょうか？

平家の隠れ里だった祖谷…今じゃ、観光バスが次々に訪れる里になちゃた(笑) 時間なくて、もう一つのかずら橋は行けなかったのが、ちと残念。。 旅のおもゐで #徳島 #祖谷 #かずら橋 pic.twitter.com/yU5NJ3NnOY

— まぁじゅma-jyu (@ilt_ma) 2015, 11月 28

いろいろなところからバスが来ているので秘境の割に便利です。最寄りのバス停から祖谷のかずら橋まで歩いても３分ほどしかかかりません。


このかずら橋、たまに旅番組でテレビで見る方も多いはず。車で行く場合は、近くに駐車場があり、自動車４００円、自動二輪２００円となっています。