東御市はどんな町？観光スポットなど魅力がわかる「東御市」の基礎知識

その素晴らしい気候ゆえに、多くの花園やワイナリーがある場所。冬の冷え込みが激しい場所ですが、その気候故に質の良いぶどうが収穫されます。

・東御市とは？

東御市は長野県にある市で、総人口３万人のとても小さな町です。標高５００メートルのところから１０００メートルのところにかけて市街地が広がっていて、全般に冬の冷え込みが厳しい地域です。降雪量は少なく、夏は朝晩涼しい気候が続きます。

この市の歴史は深くなく、２００４年の４月１日に小県郡東部町・北佐久郡北御杖村が合併し、この町が生まれました。当時人口は３２１５０人ほどで、世帯数は一万戸ほどでした。くるみや巨峰ブドウの産地として有名な場所です。

海野宿は信濃でも有名だった豪族、海野氏の城下町でした。市が立ちとても賑やかな町だったそうです。交通の便もよく、交通、商業の中心として賑わっていました。明治時代以降は宿場を利用して蚕業が盛んになりました。重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

海野宿の中にある資料館で、もともとは旅館として建てられましたが、後に養蚕（ようさん）に用いられるようになり、馬屋、井戸、味噌部屋などが見学できます。住民から寄贈された資料もたくさん展示されており、昔の生活の有様がありありと感じられます。

このワイナリーは醸造施設と一体型。自家醸造のワインはコクがあるこだわりのワイン。レストランでは自家農園産の野菜料理も楽しめるので、ランチに訪れてもOKです。オーナーは玉村豊男氏。彼が思想を追い求めた里山ライフの姿がまさにこのワイナリーです。

鉄道はしなの鉄道が利用できます。滋野駅と田中駅が範囲内にあります。その他には北陸新幹線が佐久平駅、上田駅で停車します。トンネル区間の多い路線です。剣道や一般国道、高速道路を利用する人が多く、高速道路なら上信越自動車道を走ります。

■ 基本情報

長野県は信濃の国として長い歴史を誇る場所。東御市が発足したのはそんなに昔ではありませんが、豪族が統治していたのは昔のことです。