沖縄本島東南端の知念岬から東の沖にある久高島は、「神の島」とも呼ばれ崇められています。沖縄の人びとにとって最も重要な聖域であるこの島には、数々の神秘が隠されているのです。 知られざる久高島の神秘について、じっくりご紹介します!
島の周囲は約8km。那覇から日帰り可能な距離にあり、比較的容易に訪れることのできる離島の一つです。
久高島は、琉球の祖神であるアマミキヨが最初に降り立った場所とされ、沖縄の中で最も神聖な土地と考えられています。千年にのみ行われる神事「イザイホー」を始め、年間で約30もの祭事が執り行われています。見どころも、聖域や史跡など、琉球の歴史を感じるスポットが多いのが特徴です。
南国の島ではありますが四季もあり、冬場は朝夕で肌寒いこともあります。また、夏場は非常に日差しが強く熱中症になりやすいので、日中の屋外での活動はなるべく控えましょう。
久高島の土地で栄養たっぷりに育った素材の味を、体験してみてください!
1点、気を付けたい点として、集落を水着で歩き回ることもしないようにしましょう。「神の島」では慎んだ行動を心掛けてくださいね。
また、入り口には小屋があり、そこではトイレ、シャワーが利用可能(有料)。すぐ裏には海水浴ができる「メーギ浜」もあり海遊びが楽しめます。キャンプ料金は一日500円ほどで港の「待合所」で受け付けているそう。日帰りではなく島を満喫したいキャンパーの方にはオススメの場所。島のパワーを全身で感じることが出来そうですね!
一番人気は島の自慢料理「イラブー汁」。見た目は少々グロテスクな感じも受けますが、味は美味しいそうで評判も上々です。一度は食べてみたい郷土料理ですが、売り切れてしまう事もあるそうなので早めに訪れてみて。その他「海ぶどう丼」や「もずくの天ぷら」など沖縄らしい料理も揃っていているお店です。海側の席からの景色も良く、口コミ評価も高いオススメの食事処です。
お店は朝のフェリーが出発する前には開いているそうなので、遅めの朝食を食べてから本島に戻るという事もできちゃいます♪
久高島へは、安座真港から定期船か海上タクシーなどで行くことができます。
那覇空港から安座真港までは、車で約50分となっています。
久高島についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?沢山の言い伝えがあり、神聖なスポットが点在する島はとても神秘的な魅力で溢れていますね!島の方々の努力があり、尊厳ある美しい島が守られていることを忘れずに、ルールを守りつつ楽しみたい場所です。
1. 久高島(くだかじま)とは
http://oasis.ti-da.net/d2005-08.html
沖縄県南城市に所属する久高島は、安座真港から高速船で15分の距離に位置しています。 島の周囲は約8km。那覇から日帰り可能な距離にあり、比較的容易に訪れることのできる離島の一つです。
久高島は、琉球の祖神であるアマミキヨが最初に降り立った場所とされ、沖縄の中で最も神聖な土地と考えられています。千年にのみ行われる神事「イザイホー」を始め、年間で約30もの祭事が執り行われています。見どころも、聖域や史跡など、琉球の歴史を感じるスポットが多いのが特徴です。
2.久高島の天候
http://shimanosanpo.com/churajima01/kudaka00/kikou.htm
久高島は、沖縄の他の離島と同じく亜熱帯性気候で、一年を通し温暖です。那覇よりも北に位置しているので過ごしやすい面もありますが、年間雨量は那覇よりやや多く、熱帯ならではのスコールもよく発生します。 南国の島ではありますが四季もあり、冬場は朝夕で肌寒いこともあります。また、夏場は非常に日差しが強く熱中症になりやすいので、日中の屋外での活動はなるべく控えましょう。
3. 久高島の観光スポット
(1) カベール岬
http://zukan.com/seaview/leaf45622
島の最北端にあるこちらの岬は、アマミキヨが降り立った場所だと言い伝えられています。竜宮神が鎮座する場所でもあり、毎年1月には大量祈願の祭事が行われます。 サンゴ礁が広がる海を眺められる、絶景スポットです! (2) イシキ浜(伊敷浜)
http://www.panoramio.com/photo/92962838
島の南側にある、天然の白砂が美しい浜辺です。五穀の壺が流れ着き、沖縄の五穀発祥の地となったといわれています。この浜から眺める海の向こうには、沖縄の人びとにとっての浄土「ニラーハラー」があると信じられてきました。(3) 外間殿・ふかまどぅん
島内の二大祭祀場とされている拝殿で、島の行事のほとんどはここで行われるほどの聖域です。久高島に子供が生まれると、この外間殿で名付けの儀式が行われます。立ち入りや行事への参加は、事前に確認が必要です。(4) 久高殿・うどぅんみゃー
http://travelog-jpn.blogspot.jp/2014/02/blog-post_22.html
イザイホー神事の舞台であり、久高島の二大祭祀場の一つです。お祓いや健康祈願を行う聖域であり、背後にある森は一切の立ち入りを禁じられているほど。 厳かな空気のたちこめるスポットです。 (5) やぐるがー
祭事の時、神女が身体を清めるための神聖な井戸となっています。海のすぐ傍にありながら水が湧き出ており、海岸へ下りる急な階段が目印です。五穀神話にも登場する井戸であり、歴史を感じられるスポットです。4. 久高島の名物
(1) イラブー汁
久高島に行ったら一度は食べてみたいのがこちら!「イラブー」とはウミヘビのことで、島では神の使いとされています。 イラブー汁を飲むと半年分の元気がもらえると考えられており、久高島の名物料理です!(2) イラブーエキス
こちらはおみやげにおすすめ!島の名物イラブーを100%使用し、カプセルにぎゅっと凝縮した一品です 。琉球王朝時代、万病の薬として珍重されたイラブーの効果を試してみては?(3) くがにまぁす
http://azcooking.ti-da.net/e3834745.html
旧正月元日に汲み上げられた海水を炊いて作られる久高島の塩です。神々のご利益があるかも?(4) うずら豆シェイク
島のおばぁが丁寧に育てた豆を使ったシェイクは、久高船待合所で味わうことができます。久高島の土地で栄養たっぷりに育った素材の味を、体験してみてください!
5.海に入ってはいけないの?
上記でご紹介した「カベ―ル岬」や「イシキ浜」などのビーチは神聖な場所として特別な場所。その為、遊泳は禁止されています。そしてやってしまいがちな”記念に”と言って浜の石を持って帰るのもNG。沖縄本島とは違うことを念頭に置いて楽しみましょう。泳げるビーチは?
とはいえ、泳げるビーチももちろんあります。それが「メーギ浜」というビーチ。島で気軽に海水浴できる唯一の浜と言える場所です。集落からも近く、シャワーやトイレもあるのでファミリーにもオススメです。1点、気を付けたい点として、集落を水着で歩き回ることもしないようにしましょう。「神の島」では慎んだ行動を心掛けてくださいね。
6.島でキャンプできる?
神聖な島でキャンプなんてできるかな?と感じる方も多いかと思いますが、久高島にもキャンプ場が1カ所あるんです!場所は港から漁港に向かう途中。”陸上のトラック”のような丸く囲われた場所があり、ここがキャンプ場になっていて、トラックに沿ってテントを張る事ができます。また、入り口には小屋があり、そこではトイレ、シャワーが利用可能(有料)。すぐ裏には海水浴ができる「メーギ浜」もあり海遊びが楽しめます。キャンプ料金は一日500円ほどで港の「待合所」で受け付けているそう。日帰りではなく島を満喫したいキャンパーの方にはオススメの場所。島のパワーを全身で感じることが出来そうですね!
7.宿はある?
沖縄本島から日帰りでも楽しめる久高島ですが、ゆっくりと宿泊してじっくり神秘の島を満喫するのもオススメです。島内には3件の民宿と高島宿泊交流館があります。豪華なリゾートホテルはありませんが、宿主との交流などまた違った滞在を楽しめるはず!民宿西銘(にしめ)
久高島で一番最初にできた民宿なんだとか。おばあが切り盛りする宿で、暖かく歓迎してくれる心温まる宿です。素泊まりなので食事は他の食事処を利用しましょう。襖一枚で仕切られているお部屋なので男性客お断りの日もあるそうです。予約時に確認してみてくださいね!■ 基本情報
- ・名称: 民宿西銘(にしめ)
- ・住所:南城市知念字久高231-2
- ・電話番号:098-948-2294
- ・料金:素泊まり3000円
- ・参考サイトURL:http://www.okinawainfo.net/kudaka/kudaka-stay.htm
民宿にらい荘
島で二番目にできた民宿だそうで、二階建ての広めの民宿です。こちらも素泊まりという事なので食事は外で済ませましょう。おじぃとおばぁが高齢の為、予約を受け付けない日もあるそうなので電話で確認してみてください。■ 基本情報
- ・名称: 民宿にらい荘
- ・住所: 南城市知念字久高231-2
- ・電話番号: 098-948-2292
- ・料金:素泊まり3000円
- ・参考サイトURL:http://www.okinawainfo.net/kudaka/kudaka-stay.htm
やどSAWA
上記2つより新しく小さい民宿です。4畳半のお部屋と6畳のお部屋があり、外にはコテージタイプの離れが1つあります。離れは6名まで利用可能という事でグループの利用にもオススメ。事前に連絡すればバーベキューもできるそうです!■ 基本情報
- ・名称:やどSAWA
- ・住所: 沖縄県南城市知念字久高231-2-7
- ・電話番号:098-948-1630
- ・料金: 素泊まり3,500円~
- ・公式サイトURL:http://koyado-sawa.jp/
久高島宿泊交流館
平成13年に建設された大きくて新しい宿泊施設です。1Fに4部屋と2Fに4部屋の計8部屋の宿。お部屋の名前がユニークで部屋ごとに”久高島にある浜”の名前がついているそうです。ホールがあるので団体の利用にも向いている施設です。■ 基本情報
- ・名称: 久高島宿泊交流館
- ・住所: 南城市知念字久高249-1
- ・電話番号:098-835-8919
- ・料金: 素泊まり1Fは3500円、2Fは4000円です
- ・公式サイトURL: http://kudakajimashinkokai.ti-da.net/c146487.html
8.食事処 とくじん
以前はほとんどなかった食事処ですが、近年はいくつかできていて、島の名物を頂くことができちゃいます。その中でもフェリー待合所近くにあるのがこの「食事処 とくじん」。夜までやっているのはここだけという貴重なお店です。一番人気は島の自慢料理「イラブー汁」。見た目は少々グロテスクな感じも受けますが、味は美味しいそうで評判も上々です。一度は食べてみたい郷土料理ですが、売り切れてしまう事もあるそうなので早めに訪れてみて。その他「海ぶどう丼」や「もずくの天ぷら」など沖縄らしい料理も揃っていているお店です。海側の席からの景色も良く、口コミ評価も高いオススメの食事処です。
■ 基本情報
- ・名称:食事処 とくじん
- ・住所: 沖縄県南城市知念字久高249-1
- ・アクセス: 徳仁港から徒歩3分
- ・営業時間:11:00~15:00(L.o.14:00)、17:00~22:00(L.o.21:00)
- ・定休日: 不定休
- ・電話番号: 098-948-2889
- ・参考サイトURL: http://tabelog.com/okinawa/A4704/A470403/47004425/dtlrvwlst/
9. 食事処 けい
こちらも港の船待合所からほど近い食事処です。席は屋外と店内の畳があります。プチプチが美味しい「海ぶどう丼」や「沖縄そば」など沖縄らしいメニューが並びます。そして好評なのが手作りサーターアンダギー。これを食べてサータ―アンダギーが好きなったという方もいるほど。ぜひお土産に買って帰りたい一品です。お店は朝のフェリーが出発する前には開いているそうなので、遅めの朝食を食べてから本島に戻るという事もできちゃいます♪
■ 基本情報
- ・名称:食事処 けい
- ・住所:沖縄県南城市知念字久高223
- ・アクセス: 徳仁港から徒歩約3分
- ・営業時間: 10:00~16:00(閉店)
- ・電話番号: 098-948-1051
- ・参考サイトURL: http://r.gnavi.co.jp/10fnkhja0000/
10. 久高島へのアクセス
久高島へは、安座真港から定期船か海上タクシーなどで行くことができます。
那覇空港から安座真港までは、車で約50分となっています。
久高島についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?沢山の言い伝えがあり、神聖なスポットが点在する島はとても神秘的な魅力で溢れていますね!島の方々の努力があり、尊厳ある美しい島が守られていることを忘れずに、ルールを守りつつ楽しみたい場所です。