Nobuyuki Kondo
西馬込南口から徒歩10分にある熊谷恒子記念館、現代女流かな書の第一人者の流れるような文字からは様々なことを感じ取ることができます。馬込文化村にある彼女の旧宅を改装した、熊谷恒子記念館の魅力をたっぷりご案内します!
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1.熊谷恒子記念館とは?
現代女流かな書の第一人者として高名な、熊谷恒子の旧宅を大田区立熊谷恒子記念館として改修し、一般に公開したものです。館内には熊谷恒子の旧書斎が残されいるほか、作品22点とともに遺品や関係資料などが展示され、実際に彼女が使用していた書斎や遺品も残されています。馬込の家は昭和十一年に建てられたもので、庭の花を見渡せる一階の書室で、作品にとりくんでいたそうです。2.熊谷恒子記念館の魅力
皇太子妃美智子殿下(現皇后陛下)へのご進講も務めた、現代かな書の至宝の手による作品が1年を通してテーマごとに展示されており、幽玄な墨の世界を心ゆくまで鑑賞できます。展示替えは概ね年2回、1月と7月に行い、20点前後の作品を展示しています。2階の部屋には紙と硯が用意されていて、入館者が自由に使用できます。出来上がった作品には、記念として”大田区立熊谷恒子記念館”の押印をしてくれます。3.周辺の見どころ
大田区立龍子記念館
1963年川端龍子画伯の喜寿の記念に、画伯自身の発意と設計によって設立されました。上空から見ると竜の落とし子の形をしています。1920年から亡くなる1966年まで画伯が過ごし、創作活動に励んだ旧宅と画室庭園も、龍子公園としてほぼ往時のまま保存しています。縦242.4メートル×横727.2メートルの大作「龍子垣」をはじめ龍子の作品を順次入れ替えながら公開し、葛飾北斎の晩年の傑作「富嶽三十六景」も所蔵しています。
大田区立郷土博物館
大田区立郷土博物館は、大田区を中心とした人文科学系の博物館で、考古、歴史、民俗資料などの文化遺産を保管、展示しています。大森貝塚の資料などが展示されていて、大森貝塚を発見したモース博士との緑で、セーラム市(アメリ力・マサチュ-セッツ州)のピー ボディー博物館と姉妹提携を結んでいます。
尾﨑士郎記念館
込文士村の中心人物とされる尾﨑士郎が、1964年(昭和39)に亡くなるまでの10年間を過ごした家を復元し記念館としています。 尾﨑士郎記念館は、士郎の旧居(客間・書斎・書庫・庭)を紹介することで、ありし日の馬込文士村のにぎわいを後世に伝えるため2008年に開館しました。4.口コミ
熊谷恒子記念館では、彼女の作品を約170点所蔵している。展覧会のテーマに合わせた恒子の優美な書を鑑賞することができる。(写真:大田区観光サポーター・おくだむねゆきさん) http://t.co/YyYa9KvoEU pic.twitter.com/GBZscO5UsP
— ぐるたび編集部 (@gnavi_gurutabi) 2015, 2月 20
熊谷恒子記念館。京都の名門江馬家の出身で御主人は鳩居堂のご子息。ボクとのご縁はイタリアです。「百年の気色を庭の落葉哉」(芭蕉)恒子82歳の書。「霜枯れの まがきのもとに 赤玉の かがやくなして 咲く冬牡丹」(伊藤左千夫)73歳の書。 pic.twitter.com/tHFl6JB15F
— のぎざか (@nogizaka55) 2015, 1月 10
熊谷恒子記念館です。 pic.twitter.com/5Eeqcp3uE8
— のぎざか (@nogizaka55) 2015, 1月 10
5.「熊谷恒子記念館」についての詳細
■ 基本情報
- ・名称: 熊谷恒子記念館
- ・住所: 東京都大田区南馬込4-5-15
- ・アクセス: JR大森駅山王口から東急バス4番荏原町駅入口行きに乗り万福寺下車徒歩5分/都営地下鉄西馬込南口から徒歩10分
- ・営業時間: 9:00~16:30 最終入館16:00
- ・定休日: 月曜日(祝日の場合は翌日)、展示替え準備中の臨時休館
- ・電話番号: 03-3773-0123
- ・料金: 大人(16歳以上) 100円小人(6歳以上) 50円※65歳以上(要証明書)、6歳未満は無料
- ・所要時間: 1時間~
- ・オススメの時期: 通年
- ・公式サイトURL: 無し