子どもが喜ぶ南国リゾート！日南海岸こどものくにで家族サービスはいかが？

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亜熱帯植物等が約200種茂り、4000本を超えるビロウ樹が密生する小島で、鬼の洗濯板とよばれる波状岩が有名です。テレビでもお馴染みの波状岩は海が造りあげた芸術品。神話、海彦山彦でも有名な青島の魅力を探っていきます。

1、青島本島とは?

青島神社があることでも有名な青島は、奇岩・鬼の洗濯岩が見どころとなります。宮崎市日南海岸にある広大な洗濯板のように見える岩は砂岩と泥岩が削られて出来たものだそうです。昭和には新婚旅行のメッカとして多くの人で賑わいを見せました。1962年には天皇・皇后両陛下が新婚旅行で青島を訪れた事から「プリンセスライン」と呼ばれ全国的に有名になりました。日本南国気分を味わえる青島は、今も静かに佇み多くの観光客をたのしませてくれるのです。

2、青島本島の見どころ

1、一度は見たい！鬼の洗濯板

正式名称が「隆起海床と奇形波蝕痕」と重々しい名前の奇岩は、青島周辺と日南海岸線に広がっています。太古に地面が海中にあった頃、岩が地質変動によって水面上に現れた事で、波や海水に浸食された事で形が変形したようです。干潮時に、海岸線に沿って広がって見えるのはまるで神話の世界を見るようです。

ギザギザした波状岩で、鬼が金棒を引きずったように見えることからそう呼ばれているようです。

2、日本なのに亜熱帯性植物

暖かい宮崎だから見られる光景ですが、県立青島亜熱帯植物園では、ビロウ、女王ヤシ、アコウ、パラボラチョ、ジャカランダなどの珍しい植物を観察できます。特にブーゲンビリアな見ごたえがあり美しい姿を年中見ることができます。海岸沿いにも亜熱帯植物が群生しているので、日本にいることを忘れてしまいそうになります。

3、青島神社

青島神社は縁結びの神社で、彦火々出見尊と豊玉姫の夫婦神が祀っられています。海に守られた青島は、古来から霊場としても有名なスポット。美しい青島には、今でも神が宿っていると信じられています。境内には3つの神社があり、海積神社（豊玉彦命、少彦名命）・石神社（彦火瓊瓊杵命、木花咲屋姫命、磐長姫命）御祖神社には氏子の祖霊並びに氏子戦病死の霊が祀られているのです。元宮跡からは、弥生式土器や獣骨等が出土していて祭祀が行われていた記録もあるようです。

4、夕景

紺碧の海と鬼の洗濯岩、亜熱帯植物だけでも見ごたえがありますが夕日に照らされた海はまた格別な美しさを映し出します。ロマンチックな風景は、海外の海にも負けないくらいに素敵です。

5、青島亜熱帯植物園

青島に群生する亜熱帯植物の保護の為に作られた植物園には、ランタナとハイビスカスが年中咲いています。大温室には、ヤシ類だけでなく洋蘭・果樹などを見ることができます。シンガポール植物園と姉妹植物園の提携を結んでいる事もあり、亜熱帯植物だけを集めた珍しい植物園でもあるのです。

6、青島海水浴場

こどものくにと隣接していることからも多くの人が訪れますが、アカウミガメの産卵地としても注目されています。絶滅危惧Ⅱ類に指定され天然記念物としても指定された、アカウミガメはこの青島で卵を産み海に帰っていきます。自然の美しいリゾート地として、知名度も年々高まりサーフィンを楽しむ人が訪れるようにもなりました。ビーチボール大会なども、青島で行われます。