Richard, enjoy my life!
函館のシンボルと言えば、やっぱり函館山ですね。標高334mの山頂から見る夜景は素晴らしく、日本三大夜景の一つと言われています。町までの距離が近いことからも函館の夜景はとてもきれいです。末広がりの地形と電車あかり、真っ暗な海がその末広がりの地形のくぼみを美しく浮だたせます。大森浜側には漁火がみえ、青函連絡船が昔とおっていあたりには、摩周丸が海に浮かびきれいにライトアップされていますよ。今回は、そこから見える夜景写真の数々をご紹介いたします。
1.日中の函館山からの景色
http://seesaawiki.jp/w/matsumaeno5gatsu/
日中の函館山からの景色はとても清々しく、函館の街全体を容易に一望出来るほどです!これだけでも函館に来た価値があると思えるような素晴らしい景色ですよね?
建物にも手が届くかのような錯覚に陥りそうです。
夜景ばかりでなく、たまには昼間の明るい函館市街地をながめてみませんか?夜景とは違った雰囲気が味わえます。函館山山頂から見下ろす角度は約10度。これは眺望にもっとも適した角度なんだそうです。
日中は街や遠くの山並みがはっきり見え、特に初夏には新緑と青い空とのコントラストが爽やか☆冬になれば雪で覆われた真っ白な山々がきれいなんですよ♪天気が良ければ津軽海峡の向こうに下北半島や津軽半島がくっきり見えますよ。
2.夜の函館山からの景色
日中の景色とはうって変わり、夜に見る函館山からの景色はまるで「光のパレード」ですね!車のネオンが動いたり建物の様々な色が混ざり合って、とても美しい表情を見せてくれます。
これほど昼と夜の景色が違って見える場所はそうそうないですよね?
細くくびれたような市街地の光は両側を漆黒の海に挟まれた幻想的な夜景。この明暗のコントラストが函館山の夜景が素晴らしく見える要因のひとつでもあります。この夜景は「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で旅行する価値ありとして三つ星で紹介されるほどなんですよ。
さらに夏から秋にかけては風物詩である漁火を同時に見ることができます。真イカ漁に使われる光が漆黒の闇に浮かび上がります。普段は暗い海もこの時ばかりは市街地の夜景とともに海を照らしてくれます。
3.花火大会当日の函館山からの夜景
http://www.kyogoku-web.com/H.P-2.html
こちらは、毎年8月1日に開催されている「道新花火大会」の写真です。普通は下から見上げる花火ですが、山頂から見下ろしながら見る花火はまた格別ですね。
また、7月第3月曜日の「海の日」には、「函館港花火大会」も開催されています。
http://www.hakodateshinbun.co.jp/hanabi/
更に、2014年2月には、「函館海上冬花火」が初めて開催されました。
http://www.ehako.org/photo/2014/02/2014win-hanabi01.html
開催期間中は、函館山登山道にキャンドルが灯され、大変幻想的な景色が広がりました。2015年以降の開催は未定ですが、もしもイベントが継続すれば、当日は街中が様々な光に包まれ、冬の函館の新たな風物詩になりそうですね。
花火大会当時は函館山もかなりの混雑!素晴らしい夜景が見れるとあって、普段でも混み合っていますが花火大会のときはそれ以上!きれいな夜景と花火が一緒に眺められるので当たり前といえば当たり前。この日ばかりは駐車場もすぐに満車になってしまいます。
特に2月に開催される花火大会では真っ白な雪とイルミネーション、花火と3つの楽しみ方ができます。もし、開催される予定があればぜひとも函館山からの美しい夜景と花火を一緒に見てみたいですね。
http://hakodate-kankou.com/oldblog/index-5891.html
4.冬の函館山からの夜景
冬の夜の函館山は大変寒いですが、デートスポットとしては最高の場所だと思います。
世界三大夜景にもなっている函館山。ここは冬ならではの楽しみ方があるんですよ。冬に見る夜景の最大の魅力は雪明かりと夜景のコラボレーション!街灯やネオンの灯りが雪に反射することでさらに輝きを増していきます。他の季節よりも幻想的な風景になること間違いなしですね。
雪の降る冬にしか見ることのできない夜景、おすすめですよ♪日没前に山頂に上がって時間経過とともに移り変わる景色を鑑賞してみてください。室内のほうが寒くはありませんが、ぜひ外からも眺めてください。ガラス越しではない、そのままの夜景を見ることができます。
5.展望レストランからの夜景
「函館山ロープウェイ」の山頂施設には、夜景の見えるレストランとして有名な「ジェノバ」があります。昼に訪れても素敵な函館の景色を楽しめますが、やっぱり見るなら夜がオススメですね。ベストビューポイントは窓際の席。綺麗な夜景を見ながらお食事を楽しむことが出来ます。
時間を忘れて過ごしてしまうこと間違いなしです!
ただ夜景が見えるだけではないんです!「ジェノバ」では素晴らしい函館山の夜景が綺麗に見えるように、とさまざまな配慮がされているんですよ☆店内は夜景が鑑賞しやすいように通常よりも照明を落としています。これは夜景が見えるレストランではもはや常識。
でも、それだけじゃないのがこのレストランの特徴。室内の光が窓ガラスに反射して見にくくならないように、窓ガラスに傾斜をつけているんです。これによって光が反射せず、きれいな夜景を眺めることができるんです。また、三脚も用意されているので記念撮影をする際は遠慮せずに借りるといいですね。
■ 基本情報
- ・名称: 函館山ロープウェイ
- ・アクセス: 市電「函館駅前」から「十字街」降車。徒歩で「ロープウェイ山麓駅」まで。計20分。
- ・営業時間: 始発10:00 / 上り最終21:50 / 下り最終22:00(4月25日~10月15日)
- 始発10:00 / 上り最終20:50 / 下り最終21:00(10月16日~4月24日)
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: 0138-23-6288
- ・料金: 大人(中学生以上) 片道660円 / 往復1,200円
- 小人 片道330円 / 往復600円
- ・所要時間: 約3分(5分~10分間隔で運転)
- ・公式サイトURL: http://www.334.co.jp/jpn/
■ 基本情報
- ・名称: Genova(ジェノバ)
- ・住所: 函館山展望台 2F
- ・営業時間: 11:00~21:30(4月25日~10月15日)
- 11:00~20:30 (10月16日~4月24日)
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: 0138-27-3127
- ・公式サイトURL: http://www.334.co.jp/jpn/restaurant/
6.函館山登山バス
http://blog.goo.ne.jp/kouhei14915/e/857b95b674bc7d5ff6235825b8b490e2
300メートルほどという低い山だけに、光源である町に近いことから美しい夜景を見ることができる函館山。ロープウェイでのぼるのもいいのですが、バスで登ることをおススメします。時間帯によっては、ばっちり綺麗な夜景をみることができます。行きは右、帰りは左の席がいいですよ。運賃は函館駅前から山頂まで大人片道400円、子ども片道200円です。4月中旬から11月上旬まで毎日運行しています。運行時間は時期によって異なりますので、公式サイトをご確認下さい。
■ 基本情報
- ・名称: 函館バス
- ・電話番号: 0138-51-3137
- ・料金: 大人片道400円、子ども片道200円
- ・公式サイトURL: http://www.hakobus.co.jp/
7.Mt.函館夜景ロマンコース
ガイド付きでみる函館山の夜景ツアーに参加するというのもいいですね。湯の川のホテル前からと函館駅前の2つからでています。所要時間は、湯の川のホテル前出発のコースが約2時間15分、函館駅前出発のコースが約1時間30分となっています。さらに各コースは、バス&ロープウェーコース、ロープウェーコース、バスコースの3つに分かれており、それぞれ料金が異なります。
湯の川エリアに滞在の人にとっては、山頂まで行くまでにちょっとしたガイド付きで学べるわけですからなかなかいいバスツアーかと思います。
■ 基本情報
- ・名称: 北都交通函館支店
- ・電話番号: 0138-57-4000
- ・公式サイトURL:http://hokuto-hk.jp/yakei_roman
8.函館山以外のスポットからみる函館の夜景
懐石煌
函館山のロープウェイ乗り場そばでミシュランガイドに載っているお店。和と洋を融合した独自の懐石をはじめとする料理の数々はもちろんそれだけで訪れる価値があるのですが、その洗練された食事とともにごちそうとなるのが函館の夜景。山より低い位置とはいえ、とてもきれいな夜景がみれていい雰囲気です。お店の名前もその函館の夜景のきらびやかさを一語に託して、「煌-きら-」と命名したそうです。マイカーなどで登れない規制時期、時間帯もある函館山。ここだと時間や季節関係なく夜景を楽しめそうですね。
■ 基本情報
- ・名称: 懐石の里「煌-きら-」
- ・住所: 北海道函館市住吉町17-1
- ・アクセス:JR函館駅より 車で10分
- ・営業時間: 昼の部11:30~15:00、夜の部17:30~21:00
- ・定休日: 毎週水曜日(月により変動あり)
- ・電話番号: 0138-27-7288
- ・公式サイトURL: http://www.e-kira.com/index.html
立待岬
墓場を突っ切らないといけないので、夜に行くのはちょっと…と思う人もいるかもしれませんが、函館山の南側に突き出した部分の断崖絶壁の部分が立待岬。山の南裾あたりと思えばいいでしょうか。夜はイカつりの漁火を間近に眺められるロマンティックな場所でもあります。昼間は石川啄木一族の墓や与謝野晶子の歌碑などがあり散策もたのしいところです。周囲には花などがさいているのでそれらをみながら岬に向かえます。夜はかなり暗く、道も狭いので、運転にはかなり注意が必要です。
いかがでしたか?函館山以外にも、裏夜景とよばれている東山からの夜景。山を完全に登りきる前の坂道や日暮し通り、テレビのCMでよくつかわれる八幡坂のあたりなど函館の夜景を楽しむスポットは他にもいろいろあります。しかし今回はあえて「函館山」をメインにご紹介してみました。ぜひ参考にしてくださいね。