トリップアドバイザー
フィリップ・フランツ・フォン・シーボルトは、江戸時代に西洋医学や博物学を伝え日本の近代化に貢献した人物です。シーボルトの息子、アレクサンダーシーボルトは幕末に英国公使館の通訳を努めた後は明治政府に雇われていました。親子で日本の近代化に関わったシーボルトは、ヨーロッパに日本の素晴らさをも伝えたのです。
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シーボルト記念館とは?
オランダのライデン市にあるシーボルト旧宅を元にした赤レンガ洋館造りで、その外観だけでも見応えは充分にあります。全国からシーボルト資料を集め、常備展示は一部ですが見応えのある記念館です。特別企画室では貴重か資料も見ることでき、近代化への道の息遣いが聞こえてきます。シーボルト記念館の見どころ
シーボルト宅跡
長崎の異国情緒あふれる石畳の道を歩き、古橋を渡り坂を上るとシーボルト宅跡・記念館への案内板が見えてきます。シーボルト宅跡には、美しい紫陽花の花が出迎えてくれます。隣に建つのがシーボルト資料で、オランダの自宅を模した作りになっています。常設展
シーボルトが来日してから、長崎に渡米して研究及び西洋医学を日本人に教育するまで。有名なシーボルト事件と江戸幕府との関わりを知ることが出来ます。中でも、再渡米から無くなるまでの書簡や遺品を見ることが出来るのはこの資料館だけです。企画展や展示
シーボルトの門人や子ども達の生涯など、現存している資料から抜粋して展示されたり関係資料に基づいた企画展示がされます。常設されない貴重な資料などは、この時以外には見ることが出来ません。日本の医学がどの様に発展していったもかなど新しい発見が広がります。シーボルト筆蘭文免許状他
シーボルトが門人高良斎にあてて、文政12年(1829)に発行した証明書はレプリカではありますが当時の医学免除のようなもの。他にも外科器具など色々なものが展示されているので、現代の医療との比較も面白くなります。
江戸参府とシーボルト事件
1階では映像でシーボルトの生涯を見ることができ、2階の常設部屋ではシーボルト事件について展示資料と映像で知る事が出来ます。シーボルト事件の際の没収品、カラフト島図やシーボルト国外追放達書なども展示されていますので当時の様子をこれらから想像するのも面白いですね。シーボルト記念館を訪れた人の声
シーボルト記念館。
さすがに今の時間は、閉まってるよなあ~www! pic.twitter.com/h4tRAOGopF
— Nobushige@川崎戦は勝利のみ!⚓ (@nobushige7878) 2014, 12月 28
シーボルト記念館。
静かで良いのに観光客少なし。 pic.twitter.com/CScJTsvvvb
— ヤース (@yasutake08) 2014, 11月 15
シーボルト記念館
基本情報
- ・名称:シーボルト記念館
- ・住所:長崎県長崎市鳴滝2-7-40
- ・アクセス:JR長崎駅前から路面電車蛍茶屋行き新中川電停下車、徒歩7分
- ・営業時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
- ・定休日:毎週月曜日、12月29日~1月3日
- ・電話番号:095-823-0107
- ・料金:一般100円、小中学生50円
- ・オススメの時期:何時でも楽しめます
- ・公式サイト:http://www.city.nagasaki.lg.jp/kanko/820000/828000/p023328.html