季節は春。暖かくなってきて夜中まで遊びたくなる気分!超ド深夜でも美味しい料理が堪能できるレストランをご紹介。夜中にウマイもんが食べたくなったら恵比寿へ急げ!
「夜中でも一人の時間を楽しめる、照明が抑えられた、ホッとできる店内だ」
今日は疲れたからワインとお肉!という日にオススメな肉ビストロがこちら。
人気の「カスレ」はビストロの代名詞と言える料理。このカスレのために鴨のコンフィとソーセージをイチから仕込み、豚足や豚のすねを煮込んでソースのベースを作る、手の込んだひと品だ。
一緒に煮る白いんげん豆はカスレに合う、皮が薄いのに煮崩れないフランス産の豆を選び、ここにすべての美味しさを染みこませるように仕上げる。
「鴨のコンフィとソーセージ、白いんげん豆を一緒に煮込む「カスレ」」
おひとりワインにはシャルキュトリーも見逃せない。フランス産の生ハム以外はすべて自家製という盛り合わせの中にはサラミや豚の脂身を使ったラルドも。愛情を込めて仕込まれた加工肉こそ、肉ビストロの真骨頂といえよう。
赤ワインが進んで仕方がない店だ。心地よい充足感が、疲れた頭をほぐしてくれるに違いない。
「「山形牛のビステッカ」100g¥1,880/200g¥2,850」
恵比寿神社を抜けた先、路地裏に佇むスパニッシュイタリアンバル『Baru Comodo (バルコモド)』。朝5時までウマい料理が食べられるとあって、周辺レストランのシェフも通う人気店だ。
スパニッシュイタリアンをベースにしながらも、素材は阿波牛や函館直送の鮮魚など国産食材がずらりと並ぶ。
「深夜の一人客でも居心地のよいカウンター席」
ライブ感溢れるオープンキッチンは客との距離が近く、シェフやスタッフとの会話も楽しみのひとつ。「全員ソムリエ、全員キッチン」を目標に、50種類以上そろうワインの説明から料理の提供、サービスまでぬかりないからおひとりさまでも安心して楽しめる。
深夜だからカロリーが気になる…なんて言っていたらここでは楽しめない。独自ルートで仕入れる国産和牛を使ったステーキをガッツリ食べるのが常連の楽しみ方だ。「今日は200グラム、いっちゃう?」なんて、考えただけでワクワクする。
リーズナブルなのにハイクオリティ。深夜の期待値を超えてくれること間違いナシの実力派レストランだ。
「「厚揚げ」¥400」
恵比寿駅の西口ロータリーを超えてすぐ、『日本一 恵比寿 たつやのやきとり』という真っ赤に輝く看板があるのをご存知だろうか? 恵比寿では3店舗を展開する、地元に愛されているやきとり屋『たつや 駅前店』だ。
やきとり屋といえども、メニューを見ると鶏は見当たらない。ここでは、「とり」とは「肚裏」と書き、内臓をあらわす。そのメニュー表も独特。壁にかかる電光掲示板にネタが書かれており、売り切れになると電光が消え、「売切」が点灯するシステムだ。
「次々と焼かれていくもつ焼きが待ち遠しい」
名物のもつ焼きはレバーやハツなどが人気。どれも大きめにカットされ、ボリュームに驚きながらもペコペコのおなかにはうれしい満足感!
ここで忘れてはならないのが『厚揚げ』。表面はカリっと、なかはふんわりと絶妙な焼き加減の厚揚げは開店当初から変わらない絶品。ドカっと豪快に乗せたネギにたっぷりの生姜を効かせながら、醤油をちょこっとたらして完成。熱々をめしあがれ。
朝8時から翌朝5時まで営業しているパワフルな“やきとり屋”。何時に訪れても、「いらっしゃい!」と元気に迎えてもらえば、1日の疲れも吹っ飛んでしまう。
「「初代の白いカレーうどん」¥997」
駒沢通り沿いにある、そば屋『初代』。そば屋なのに名物がうどんということで、メディアや口コミでも話題のそば屋だ。内装はデザイナーが手がけ、そば屋なのに割烹料理店のようなスタイリッシュさは、さすが恵比寿といえる。
気になる名物のうどんは、誰もが一目見たら驚く「白いカレーうどん」。
マッシュポテトを生クリームで泡立てふわふわにしたエスプーマを、スープが見えなくなるくらいにまんべんなく乗せる。クリーム感はあるものの甘くなく、下に隠れるカレーと混ぜ合わせるとちょうどいい具合にコクをプラスしてくれる、計算されたムースになっている。
目の前で職人が打つうどんは、しっかりとコシがあり、カレーに負けない存在感。深夜の疲れた体を優しく癒してくれる、真っ白い泡はまさに至福。深夜4時までの営業は、飲んだあとの〆にもうれしい一杯である。
「9席のカウンターは「ひとり焼肉」にピッタリ」
焼肉の有名店が立ち並ぶ、焼肉激戦区恵比寿。今ではその数40店舗以上!そんな恵比寿に西麻布の人気店が2店舗目をOPENさせた。カウンターで1人焼肉が楽しめる『ニクアザブ 恵比寿店』だ。本店は西麻布の外れにある小さなBAR。「西麻布でも気軽に焼肉を楽しんでほしい。」という想いから生まれたのが「ニクアザブ」だった。
深夜だからこそ食べていただきたい名物が、『牛フィレの雪崩焼き』。どーんと目の前にあらわれた200gの塊肉はまさにエアーズロック!ひとり焼肉でこれをオーダーしたらもう怖いものはない。全ての面をじっくり時間をかけて焼き、レアに仕上げるプロの技はついつい見入ってしまう。美しいピンク色の塊肉、思う存分かぶりつくべし!
「「牛フィレの雪崩焼き」200g¥1,950円」
「「まぐろ骨付き中落ち」¥1,200円~」
恵比寿の真ん中で築地の新鮮な鮪が楽しめる“寿司居酒屋”が、じわじわ人気を集めている。恵比寿駅西口から徒歩5分、奥まった一角に佇むのが『鮪喜(つなき)』だ。
人気の理由は、築地鮪仲卸直営だから新鮮な鮪が格安で食べられる。しかも朝5時まで! 鮪は一尾まるごと仕入れ、頭の先から尾ひれまで一番おいしい方法で調理してくれるところは、さすが鮪仲卸。
にぎりは1貫100円~。カウンターの目の前で職人が旬のネタをにぎってくれる。深夜でこのクオリティ、この価格で寿司が食べられるのはなかなか貴重ではないだろうか。
一番人気の「まぐろ骨付き中落ち」はハマグリの貝殻を使って自分の手で鮪を削って食べる楽しさもあり。食べ終えた骨は焼いてくれるので、残った鮪を残さず味わうことができる。ついつい骨までしゃぶりつきたくなってしまうウマさである。
「タコめし¥750。味付けは塩・胡椒といたってシンプルだが、旨い。レモンを搾るとまたひと味変わって、これまた旨い。「来るとこればかり頼む常連もいる」」
営業時間を聞いて驚くなかれ。1日の始まりは朝8時から。LOは何と朝6時! 「もう慣れました」。仕込みのため、毎朝6時に出勤する早番担当、檀上雷太氏は笑う。
長い営業時間で多くの人が注文する料理がスパイスとスープの2種あるカレー。どちらも人気拮抗の、いわば看板メニューだが、誕生したのは10年前。屋台で開業した20年ほど前にはなかった。
当時からの常連含め、いまだに「〆はコレ」と秘かに、しかし、根強く支持され続けてきたのがタコめし。タコを炒めて作る。シンプルだが、これが沁みる味。梅肉も添えられ、飲んだ後の〆にふさわしい。「屋台時代は夜遊びした人が来る店でした」。その志を今に伝えている。
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落ち着いた雰囲気が大人向き『ル・リオン』のカスレ
「夜中でも一人の時間を楽しめる、照明が抑えられた、ホッとできる店内だ」
今日は疲れたからワインとお肉!という日にオススメな肉ビストロがこちら。
人気の「カスレ」はビストロの代名詞と言える料理。このカスレのために鴨のコンフィとソーセージをイチから仕込み、豚足や豚のすねを煮込んでソースのベースを作る、手の込んだひと品だ。
一緒に煮る白いんげん豆はカスレに合う、皮が薄いのに煮崩れないフランス産の豆を選び、ここにすべての美味しさを染みこませるように仕上げる。
「鴨のコンフィとソーセージ、白いんげん豆を一緒に煮込む「カスレ」」
おひとりワインにはシャルキュトリーも見逃せない。フランス産の生ハム以外はすべて自家製という盛り合わせの中にはサラミや豚の脂身を使ったラルドも。愛情を込めて仕込まれた加工肉こそ、肉ビストロの真骨頂といえよう。
赤ワインが進んで仕方がない店だ。心地よい充足感が、疲れた頭をほぐしてくれるに違いない。
朝5時まで営業!周辺シェフ御用達の実力派レストラン『Baru Comodo』
「「山形牛のビステッカ」100g¥1,880/200g¥2,850」
恵比寿神社を抜けた先、路地裏に佇むスパニッシュイタリアンバル『Baru Comodo (バルコモド)』。朝5時までウマい料理が食べられるとあって、周辺レストランのシェフも通う人気店だ。
スパニッシュイタリアンをベースにしながらも、素材は阿波牛や函館直送の鮮魚など国産食材がずらりと並ぶ。
「深夜の一人客でも居心地のよいカウンター席」
ライブ感溢れるオープンキッチンは客との距離が近く、シェフやスタッフとの会話も楽しみのひとつ。「全員ソムリエ、全員キッチン」を目標に、50種類以上そろうワインの説明から料理の提供、サービスまでぬかりないからおひとりさまでも安心して楽しめる。
深夜だからカロリーが気になる…なんて言っていたらここでは楽しめない。独自ルートで仕入れる国産和牛を使ったステーキをガッツリ食べるのが常連の楽しみ方だ。「今日は200グラム、いっちゃう?」なんて、考えただけでワクワクする。
リーズナブルなのにハイクオリティ。深夜の期待値を超えてくれること間違いナシの実力派レストランだ。
日本一のやきとり屋で食べたい!カリふわっの一品『たつや 駅前店』
「「厚揚げ」¥400」
恵比寿駅の西口ロータリーを超えてすぐ、『日本一 恵比寿 たつやのやきとり』という真っ赤に輝く看板があるのをご存知だろうか? 恵比寿では3店舗を展開する、地元に愛されているやきとり屋『たつや 駅前店』だ。
やきとり屋といえども、メニューを見ると鶏は見当たらない。ここでは、「とり」とは「肚裏」と書き、内臓をあらわす。そのメニュー表も独特。壁にかかる電光掲示板にネタが書かれており、売り切れになると電光が消え、「売切」が点灯するシステムだ。
「次々と焼かれていくもつ焼きが待ち遠しい」
名物のもつ焼きはレバーやハツなどが人気。どれも大きめにカットされ、ボリュームに驚きながらもペコペコのおなかにはうれしい満足感!
ここで忘れてはならないのが『厚揚げ』。表面はカリっと、なかはふんわりと絶妙な焼き加減の厚揚げは開店当初から変わらない絶品。ドカっと豪快に乗せたネギにたっぷりの生姜を効かせながら、醤油をちょこっとたらして完成。熱々をめしあがれ。
朝8時から翌朝5時まで営業しているパワフルな“やきとり屋”。何時に訪れても、「いらっしゃい!」と元気に迎えてもらえば、1日の疲れも吹っ飛んでしまう。
クリーミーな泡に包まれたい!計算されつくした白いうどん『初代』
「「初代の白いカレーうどん」¥997」
駒沢通り沿いにある、そば屋『初代』。そば屋なのに名物がうどんということで、メディアや口コミでも話題のそば屋だ。内装はデザイナーが手がけ、そば屋なのに割烹料理店のようなスタイリッシュさは、さすが恵比寿といえる。
気になる名物のうどんは、誰もが一目見たら驚く「白いカレーうどん」。
マッシュポテトを生クリームで泡立てふわふわにしたエスプーマを、スープが見えなくなるくらいにまんべんなく乗せる。クリーム感はあるものの甘くなく、下に隠れるカレーと混ぜ合わせるとちょうどいい具合にコクをプラスしてくれる、計算されたムースになっている。
目の前で職人が打つうどんは、しっかりとコシがあり、カレーに負けない存在感。深夜の疲れた体を優しく癒してくれる、真っ白い泡はまさに至福。深夜4時までの営業は、飲んだあとの〆にもうれしい一杯である。
ド深夜だって1人焼肉!エアーズロックにかぶりつく『ニクアザブ 恵比寿店』
「9席のカウンターは「ひとり焼肉」にピッタリ」
焼肉の有名店が立ち並ぶ、焼肉激戦区恵比寿。今ではその数40店舗以上!そんな恵比寿に西麻布の人気店が2店舗目をOPENさせた。カウンターで1人焼肉が楽しめる『ニクアザブ 恵比寿店』だ。本店は西麻布の外れにある小さなBAR。「西麻布でも気軽に焼肉を楽しんでほしい。」という想いから生まれたのが「ニクアザブ」だった。
深夜だからこそ食べていただきたい名物が、『牛フィレの雪崩焼き』。どーんと目の前にあらわれた200gの塊肉はまさにエアーズロック!ひとり焼肉でこれをオーダーしたらもう怖いものはない。全ての面をじっくり時間をかけて焼き、レアに仕上げるプロの技はついつい見入ってしまう。美しいピンク色の塊肉、思う存分かぶりつくべし!
「「牛フィレの雪崩焼き」200g¥1,950円」
築地直送!本物の鮪の旨さに酔いしれる『鮪喜(つなき)』
「「まぐろ骨付き中落ち」¥1,200円~」
恵比寿の真ん中で築地の新鮮な鮪が楽しめる“寿司居酒屋”が、じわじわ人気を集めている。恵比寿駅西口から徒歩5分、奥まった一角に佇むのが『鮪喜(つなき)』だ。
人気の理由は、築地鮪仲卸直営だから新鮮な鮪が格安で食べられる。しかも朝5時まで! 鮪は一尾まるごと仕入れ、頭の先から尾ひれまで一番おいしい方法で調理してくれるところは、さすが鮪仲卸。
にぎりは1貫100円~。カウンターの目の前で職人が旬のネタをにぎってくれる。深夜でこのクオリティ、この価格で寿司が食べられるのはなかなか貴重ではないだろうか。
一番人気の「まぐろ骨付き中落ち」はハマグリの貝殻を使って自分の手で鮪を削って食べる楽しさもあり。食べ終えた骨は焼いてくれるので、残った鮪を残さず味わうことができる。ついつい骨までしゃぶりつきたくなってしまうウマさである。
屋台時代から〆ごはんとして愛されてきた、シンプルだが、感涙もののタコめし『吉柳』
「タコめし¥750。味付けは塩・胡椒といたってシンプルだが、旨い。レモンを搾るとまたひと味変わって、これまた旨い。「来るとこればかり頼む常連もいる」」
営業時間を聞いて驚くなかれ。1日の始まりは朝8時から。LOは何と朝6時! 「もう慣れました」。仕込みのため、毎朝6時に出勤する早番担当、檀上雷太氏は笑う。
長い営業時間で多くの人が注文する料理がスパイスとスープの2種あるカレー。どちらも人気拮抗の、いわば看板メニューだが、誕生したのは10年前。屋台で開業した20年ほど前にはなかった。
当時からの常連含め、いまだに「〆はコレ」と秘かに、しかし、根強く支持され続けてきたのがタコめし。タコを炒めて作る。シンプルだが、これが沁みる味。梅肉も添えられ、飲んだ後の〆にふさわしい。「屋台時代は夜遊びした人が来る店でした」。その志を今に伝えている。
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