徳川家康公をお祀りする東照宮が仙台にもあります！『仙台東照宮』

東照宮と言えば日光東照宮と思い浮かべる方が多いのではないでしょうか？
実は仙台にも東照宮はあったんです！

なぜ、仙台に東照宮ができたのでしょうか？
そこで、仙台東照宮について色々とご紹介していきたいと思います。

1.仙台東照宮とは?

仙台東照宮は、徳川家康公が御休憩された場所に鎮座されています。
2代藩主伊達忠宗公が、徳川家康公（東照大権現）をお祀りしたいということで、3代将軍徳川家光公にお願いをして許しを請い、やっと立てることを許されたという、逸話が残っているのです。しかし、日光東照宮のように派手な色彩を取り入れたものではなく、落ち着いた雰囲気の佇まいです。
伊達忠宗公は落ち着いた色の趣味だったのかもしれませんね。
幾度か火災などに会いましたが、現在ある建物の中には国指定重要文化財になっているものもあります。

2.仙台東照宮のお祭りは？

仙台東照宮では色々なお祭りを催されています。
ここでは、仙台東照宮でのお祭りをいくつかご紹介したいと思います。

5年に一度開催のおみこし祭り『神輿渡御』

江戸末期までは1年に一度開催されていたようですが、明治時代は中止となっていたのを、大正時代に復興させたものです。
昭和59年からは5年に一度行われるようになったそうです。

毎年恒例高く燃えてね『どんとまつり』

お正月飾りや書初めなどを1月14日に境内にて家内安全や、病気平癒などの祈りを込めて燃やす行事です。
この御神火にあたると、一年風邪などの病気にならないと言われています。
仙台東照宮には毎年たくさんの方が集まり、祈りを捧げています。

鬼を退治だ『節分祭』

毎年節分祭の豆まき式には多くの方々が福豆を受け取ろうと東照宮へ訪れています。
福男からまかれる豆は訪れる方々に福をもたらしますよ。

3.仙台東照宮の見どころ

仙台東照宮にはたくさんの国指定重要文化財があります。
その中から、見どころとなる重要文化財をピックアップしてご紹介したいと思います。

形がとても美しい『石鳥居』

伊達忠宗公が妻の故郷である備前から花崗岩を取り寄せて作らせたものです。
笠石と呼ばれる鳥居の一番上の石の反り具合がとても緩やかで優しいつくりになっているようです。
人柄がしのばれますね。

重厚な門で守ります『随身門』

本殿や、参拝客を守る上で重要な門で、門の中には本多忠勝と藤堂高虎の木像が左右に安置してあり、訪れる方々を見守っておられます。お寺や神社の門と言えば、仁王像が多いのですが、本多忠勝と藤堂高虎の木像と言うのは本当に珍しいですよね。

精巧な彫刻が魅了する『本殿』

徳川家康公がお祭りされている本殿は、随所に葵の御紋が配置されているのがわかります。
内部は一般公開されてはいないのですが、外からでも十分に見事な作りの本殿を見ることができます。
伊達忠宗公の想いが込められているのがわかります。

4.仙台東照宮に訪れた方の声

キモノでお花見。仙台東照宮にて。 桜がまさに真っ盛りでした。 pic.twitter.com/ZFK1E9MNrF

— あみこ@もじゃこ (@amico320) 2015, 4月 14

仙台東照宮によく骨董を見にくる。今日は良い天気(❁´ω`❁) お参りしてきました。もちろんあの子のことを！ pic.twitter.com/29JvhDr6S7

— たー (@Irene7minutes) 2015, 3月 22

はじめて仙台東照宮きました。思ってたより大きい pic.twitter.com/3F77N1lmBn

— 船乗り侍 (@blue_bullet71) 2015, 2月 21

仙台東照宮行って来ました。星恂太郎の実家(っていうの？)お賽銭箱に葵の御紋。#はる幕末旅 pic.twitter.com/gNGEDZ6N1a

— はる (@naluoekaki2) 2015, 1月 31

元旦なきょうは、圭と椎菜♡ ３人揃うのGWぶり(T_T)♡ 仙台東照宮へ初詣〜 せーのっ！でおみくじ開いたら 「「「大吉だっ！！」」」 って声が揃ってちょー笑った(笑) 2015年すたーと調子よいです♡ pic.twitter.com/h8va6NV8WO

— miho (@ziam_mhzr) 2015, 1月 1

5.位置情報＆基本情報

伊達家の想いが伝わる仙台東照宮で歴史の風を感じてください