深山幽谷に分け入りながら滝めぐり！爽快感たっぷりの赤目四十八滝 ♬♬

三重県赤目町の山中に流れる滝川を分け入って行く深山幽谷の地は、その昔、伊賀忍者が厳しい修行を行ったとされ、さらに遡ると役行者が修行を行った地で、今では美しい数多くの滝と渓谷美が楽しめるハイキングスポットとして知られている「赤目四十八滝」をご紹介します。

Ⅰ．赤目四十八滝 とは？

赤目四十八滝は、役行者がこの地で修行を行っていた時に、不動明王が乗って現れた牛の目が赤かったという伝説から名付けられたものです。

赤目四十八滝の「四十八」は「沢山ある」という意味で、赤目四十八滝がある滝川の渓谷には、赤目五瀑を始めとして3,300mの渓谷の中に、四十八の意味のとおり様々な姿をした沢山の滝を見る事が出来ます。

Ⅱ．赤目四十八滝 の魅力

赤目四十八滝の渓谷を流れる清流と深山幽谷の美しさを、整備された遊歩道でハイキングをしながら楽しみながら行者滝から巌窟滝までの赤目四十八滝を全て巡ることで、「満願成就」して願い事が叶うと言い伝えられています。

Ⅲ．赤目四十八滝 の見どころ

i  .  不動滝｜赤目五瀑 その一

不動滝は、高さ15m、幅７ｍ、滝壺の深さが10mの滝で、役小角が修行中に現れた不動明王にちなんで、不動滝と名付けられました。

ii  .  千手滝｜赤目五瀑 その二

千手滝は、高さ15m、幅４ｍ、滝壺の深さが20mもある滝で、岩を伝う水の姿がまるで千手観音の手のように見えることから名付けられたと言われています。

iii  .  布曳滝｜赤目五瀑 その三

布曳滝は、高さが30mあり瀑布という名に相応しく、瀑布の上から一条の布を垂らしたように流れ落ちる水の姿から名付けられたものです。

iv  .  荷担滝｜赤目五瀑 その四

荷担滝は、岩をはさんで２つの滝が流れ落ちる様が、人が荷を肩で担っているように見える事から名付けられたもので、荷担滝のすぐ上にも滝があり、二段の滝の姿の美しさは赤目四十八滝を代表する景観とされています。

v  .  琵琶滝｜赤目五瀑 その五

琵琶滝の高さ15mから流れ落ちる水の流れと滝壺の形とを眺めると、滝の流れが琵琶の柄に、滝壺が胴に見立てられて、滝壺から流れ出る水は琵琶の音色のように感じられる、五感を刺激する滝と言えましょう。

vi  .  清流が雛壇の毛氈となったような雛壇滝

雛壇滝は、いくつもの段々のようになっている滝の岩と流れる清流の様子が、まるで雛壇と雛壇に敷かれた毛氈のように見えることから名付けられた滝です。

vii . 満願成就が得られる巌窟瀧

赤目四十八滝の最後の滝、滝巡りを終えてと「満願成就」するには、滝の中程に深い岩穴があることから名付けられた巌窟滝まで足を運ばなくてはなりません。

vii . 深山幽谷全てが色づく秋の紅葉

赤目四十八滝の深山幽谷の美しさは、秋の紅葉で最高潮に達します。京阪神地方だけでなく東海地方、さらに全国からも多くの人達が、赤目四十八滝の紅葉を見るためにやってきます。

Ⅳ．赤目四十八滝 を訪れた人の声

赤目四十八滝行ってきた！めっちゃいいとこやった！ pic.twitter.com/yLMLgG1NyM

— よし@GC8 (@yoshi0411gc8) 2014, 11月 23

今日は赤目四十八滝に紅葉見に行ってきたー。行くの遅くて奥まで行けなかったけど綺麗だった。秋も良いけど夏にも行きたい。 pic.twitter.com/atdVfZaSdA

— ima (@11_ima) 2014, 11月 24

今日は三重の赤目四十八滝に行ったのだけど、そりゃもうめっちゃよかったよ。自然らぶ。 pic.twitter.com/oDxyrLWGL7

— ◉Z⁑ (@ozxozxorz) 2015, 2月 8

Ⅴ．赤目四十八滝 の場所と基本情報

素材提供：トリップアドバイザー