最近雨の日が続き、まるで梅雨の季節がやってきたかのような沖縄ですが、この時期にだけ観賞を楽しめる花がオクラレルカ。とくに名所となっているのが、沖縄本島北部の大宜味村喜如嘉(おおぎみそんきじょか)。この地域のターブク(田んぼ)が、一面紫色に染まります!
例年だと、4月初旬に喜如嘉で開催されるイベント「いぎみてぃぐま」の開催時期の頃にほぼ満開になるところ、今年はすこし遅れているようで、その翌週から咲き始めました。でも実は、オクラレルカは咲き始めの頃が一番美しいのです! 今まさにこれから見頃を迎えようとしているところ!
オクラレルカという名前やこの紫色の花にあまり馴染みがないかもしれませんが、くっきりとした葉のほうが生け花用として出荷されています。アイリス属のアヤメ科の花で、香りはユリに似たような芳香があります。
ここのところ長雨が続いていましたが、雨の雫に滴る花びらもまた色っぽく美しいですし、晴れた日には村内の児童が散歩していたり、春の和やかさな光景をみることができます。
またオクラレルカの花は、田んぼ脇にある直売所で買って持ち帰ることもできます。1束5本で100円! オススメなのは、少し大きめの花瓶に、2束10本ほど生けると豪華ですよ。つぼみの状態で販売されていますが、購入して持ち帰った翌日にはキレイに花開くのでどうぞお楽しみに。
▼場所:
- ・大宜味村喜如嘉のターブク(田んぼ) (駐車場あり)
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