夏が過ぎ、そろそろ雪が恋しくなる時期。あと3か月もすれば、北海道のスノーシーズンが始まるという時期になりました。
ところで、ボーダーにとって何より大切なのは「雪質」ですよね。でも、どんなに雪質が良くてもそれだけでは人が集まりません。
そこで今回はスキー場全てが豪雪地帯にあって、ハイシーズンになると積雪3mオーバーにもなるボーダー好みの人気ゲレンデを厳選して紹介したいと思います。
北海道に求めるものはやっぱり「パウダースノー」と「積雪の量」!(ここ大事ですよね)せっかく行くなら雪がいっぱいある所に行きたいですよね♪
若かりし頃からスノーボードにハマる筆者が、実際に行ってきた北海道のスノーボード場のうち、満足度が高かった5つのエリアをご紹介いたします!
<目次>
1. 北海道の豪雪地帯
2. ボーダー人気のゲレンデ5選をご紹介!
2-1. ルスツリゾート
2-2. ニセコエリア
2-3. 札幌国際スキー場
2-4. 大雪山旭岳ロープーウェイ
2-5. キロロリゾート
おわりに
1. 北海道の豪雪地帯
意外と地図の首の辺り(道南方面)に集中しています。(赤矢印参照)元々日本は、世界でも有数の豪雪地帯として知られています。
雪は海の水が蒸発して風の力で山岳まで運ばれてきます。日本は、日本海の海が最も重要な役割を果たしてくれていると言われています。さらに水分を運んでくれる偏西風が通る場所でもあるので、山岳国の日本はその水分を雪に変える条件が揃っているんです。
自然の力ってすごいですよね!
2. ボーダー人気のゲレンデ5選をご紹介!
2-1. ルスツリゾート
選ぶ条件としてココがポイントでした!
・年間入場者数70万人と北海道でも利用人数が多く絶大な人気があること。
・リゾートとしても充実していること。(ホテル内施設やアクティビティなど)
・コースの多彩さやコース幅の広さなどが良いこと。
・3つの山合わせて37コース、総合滑走距離は42キロというビックスケールが滑りたい欲をそそること。(広い斜面を思い思いに滑ることができるので、初心者にも好まれています)
・特にオススメの「スーパーイーストコース」が熱いこと。(口コミでも大人気でした)
・最大斜度40度のオフピステがとっても魅力的なこと。(挑戦したいと思わせるゲレンデコースになっています。南東向き斜面のため晴れた日は朝早く行くと良いですよ)
ルスツリゾートは、ボーダーから選ばれる条件が全て揃ったスキー場でもあり、さらにお子様がいる家庭でなかなか思うように滑りに行けない方にも、充実した施設で息抜きができる、万人におすすめできるスキー場です!
ルスツリゾートURL:http://rusutsu.co.jp/winter/
2-2. ニセコエリア
選ぶ条件としてココがポイントでした!
・ニセコはハナゾノ、ヒラフ、ニセコヴィレッジ、アンヌプリの4つのリゾートから構成されていて、好みの場所を選べること。
・スキー場の広さは北海道で最大ということ。(北海道で1番広いと言われたら「どれどれ?」と覗いてみたくなるのが人というものです。。。)
・ヒラフだけでも年間入場者数50万人で、リピーターが多い=それだけ人気だということ。
・広すぎて何日滞在してもすべり足りないと思わせるスケールであること。
・ニセコグラン・ヒラフのダイナミックコース→シルバードリームの最長滑走距離が5.6キロもあり、ロングクルージングが楽しめること。
・広さが最大なのでビギナーの練習にはとても向いているということ。
ニセコはビギナーや、ビギナーを卒業してもっと腕を上げたいと伸び悩んでいる方にとって最高のゲレンデです。
コース幅はもちろん、雪質もとてもいいので転んでも痛くない、人とぶつかりにくい点が挙げられますね。単純なことですが上達するにはとても大切なこと。
まるで雲の上をスーっと滑ったかのような感覚が掴むことができる、ステキなスキー場です♪
ニセコユナイテッドURL: http://niseko.ne.jp/ja/niseko/index.html
2-3. 札幌国際スキー場
選ぶ条件としてココがポイントでした!
・アクセスのよさがバツグン!札幌から約60分、小樽から約40分と気軽に行けること。
・ルスツやニセコと比べると、コース数やリフトの数は少ない方ですがバリエーションが多いのでたっぷり楽しめること。
・晴天率が比較的高いこと。
・札幌国際の名物とも言える、パーク内のビックキッカーがモーグルボーダーに人気だということ。
札幌からのアクセスが良好なので、ボードも楽しみたいけど観光や食事も楽しみたい方に大人気のスキー場です。
7つのゲレンデ構成でモーグル派に嬉しい最大斜度30度を持つダウンヒルコースや、テーブルトップなどのジャンプ台とバリエーションが豊富なので飽きがきません。
札幌国際スキー場URL:http://www.sapporo-kokusai.jp/
2-4. 大雪山旭岳ロープーウェイ
選ぶ条件としてココがポイントでした!
・日本一の雪質で、中級~のボーダーなら誰もが憧れる聖地だということ。
・リゾートではないので、一般的なスキー場とは楽しみ方が違うことを知っているボーダーに大人気だということ。(非圧雪斜面で、急斜面を足膝半分以上埋まりながら滑る事に慣れている方など)
コースはA,B,C,Dの4コースのみで、A,D上級・B,C中級という構成なので完全中上級者向けのゲレンデですが、マニアにとっては文句がつけようのないゲレンデです。
ただし、コース外滑走の危険性などを理解していないと難しいゲレンデになるので、そういう意味でも中上級者向けと言えるかもしれません。
西斜面の為もともと寒いゲレンデなので防寒対策はしっかりと行ってくださいね。ただし、天候に恵まれれば最高の一日になります。
大雪山旭岳ロープーウェイURL: http://wakasaresort.com/asahidakeropeway/
2-5. キロロリゾート
選ぶ条件としてココがポイントでした!
・アクセスのよさが大人気で、札幌から60分、小樽から40分で行けること。
・最長滑走距離4Kmのロングランクルージングが楽しめること。
・アクティビティが充実していること。(スノーセグウェイができるのはここだけです)
・ファミリーにもやさしいキッズパークで小さなお子様も十分楽しめること。
イベントが満載で、ライブコンサートやパウダー王者決定戦などゲレンデ以外も楽しめる、デートにも大人気のゲレンデです。
中でも恋人の聖地と言われる「キロロニイサの鐘」イベントでは、純白の世界で二人の仲を深める場所として沢山のカップルが訪れます。もちろん雪質も最高ですよ!
キロロリゾートURL: https://www.kiroro.co.jp/jp/winter/
おわりに
スノーボードは大自然を相手にします。その自然が作り出してくれた雪という、一粒ひとつぶ数えたら気が遠くなるような結晶が降り積もって初めて遊ぶことができますよね。私たちに楽しみを与えてくれる一方で、ルールを守らないと自然が命を奪うこともあります。安全に、楽しく遊ぶ為には一人ひとりのボーダーのマナーが問われてきます。
今回ご紹介した5選が人気なのは、わざわざルール違反をするまでもなく心行くまで楽しめるから、というのが一番のポイントかもしれません(読者の皆様は大丈夫だと思います)。
最高の雪とゲレンデが揃う北海道で、コース内を楽しく滑って満喫してくださいね!