東京の下町を半日で観光できちゃう！都電でゆる～く「ぶらり旅」しよう♪

都電の変遷、都電のいま

都電といえば、下町や昔ながらの路面電車が頭に浮かんでくることはあっても、実際に乗った事がある人は意外と少ないのではないでしょうか？

今は昔、東京では網の目のように路面電車が走っていました。最盛期には41系統が存在し、総延長は213kmに及んでいたそうです。 しかし、1967年から1972年にかけて181kmの区間が廃止されて以降は路線が次々と縮小されていき、何とか生き残れた最後の都電が「荒川線」なんです！

近年では、2011年に営業100周年を迎え、レトロ調の車両やローズレッド、オレンジなどビビッドカラーのスマートな車両も走っていたりします。

http://blogs.yahoo.co.jp/snow_7an/6638384.html

【魅力その1】四季を感じられる沿線

http://www.fukei-kabegami.com/cgi-bin/kabegami/3746.html

都電荒川線の魅力のひとつは、沿線の緑の多さです。荒川区ではバラの植栽を積極的に進めている事もあり、5月・10月にはバラが4kmに渡って咲き誇ります。中でも、三ノ輪橋停留場は「関東の駅100選」に選ばれるほど。大塚駅前から向原にかけての急坂の線路脇もバラが鮮やかに都会を彩ります。


また、桜の名所で知られる「荒川自然公園」や「飛鳥山公園」、「小石川植物園」など緑あふれるスポットがたくさん！ここが東京であることを忘れてしまう様な四季折々の豊かな自然をのんびり味わえるはずです。

http://www.fukei-kabegami.com/cgi-bin/kabegami/5692.html

そして、三ノ輪橋から町屋にかけては、軒先をかすめて走る昔ながらの風景が続いています。玄関先の植木鉢や小道のフェンスに咲く季節ごとの花にも、季節折々の自然の息吹を身近に感じられて心和みます。

【魅力その2】のんびり気ままな散策

他の電車と違って、都電は自動車と並んだり、軒先をかすめて走ります。 暮らしの風景に溶け込んだ優しい風景が流れていくのも楽しみのひとつ。そして、時間の流れをゆっくり感じるのが都電ならではの良さです。

端から端までわずか1時間。ただ目的地まで乗って、ハイおしまい…ではもったいないから、途中下車でぶらぶら散策してみませんか？

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甘味処であんみつを食べたり、かわいさの余り「都電もなか」を思わず買ってみたり、地元の買い物客に混じって商店街で食材を探したり。はたまた車窓から見つけた素敵な小道をカメラ片手に歩いてみたり。こんな気ままなさんぽができるのも都電の醍醐味です♪

【魅力その3】心安らぐ閑静なエリア

http://blog.goo.ne.jp/nekomori22/e/c116700bee1ee9474d21ed61d4c482f5

停留所名にもなっている「鬼子母神」もオススメのスポットです。鬼子母神は、元々はインドの神様で、子供を食う鬼女が改心して安産・子育ての神になったそうです。

参道沿いに続くケヤキ並木を歩いて、凛とした雰囲気の境内に入ると樹齢700年の子授けの大イチョウが枝葉を伸ばし、やさしい顔立ちの「鬼子母神像」が見えてきます。「鬼子母神像」は眺めているだけでも、心が洗われて、満たされた気持ちになれることでしょう。

木々の向こうには池袋の高層ビルが覗いているのに、何だか遠い場所に時を忘れて旅をしている気分です。

少し足を延ばして、お隣の雑司ヶ谷には、著名人の眠る雑司ヶ谷霊園があります。夏目漱石や小泉八雲、ジョン万次郎、竹久夢二など著名人の墓があり、散策に訪れる人も多いそうです。池袋の繁華街からも近いので、サンシャインシティで遊ぶのもいいですね！

・鬼子母神公式HP http://www.kishimojin.jp/
・東京霊園公式HP http://www.tokyo-park.or.jp/reien/park/index071.html
・サンシャインシティHP http://www.sunshinecity.co.jp/

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海外旅行のような気合をいれる旅もいいけれど、たまにはポシェットひとつ下げてぶらりと都電でお出かけしてみてはいかがですか？ きっと大切に心にしまっておきたい風景が見つかりますよ♪