気仙沼で食べたい絶品料理まとめ。グルメの街の海の幸やホルモンまで！

気仙沼でグルメを満喫しましょう！カツオ、マグロ、サンマにフカヒレと様々な海の幸が思う存分楽しめるこちらは全国有数の水揚げを誇る港です。宮城県北部沿岸に位置する遠洋漁業の街で、おいしい海産物で有名な場所ですが、今回は、その代表ともいえる名物料理3つとおすすめのお店をいくつかご紹介いたします。獲れたてのものは鮮度も抜群なので、食にこだわる方も納得のクオリティです。お腹いっぱいになるまで食べられる、おすすめのお店をいくつかご紹介いたします。

1.気仙沼ホルモン

気仙沼の人たちの間では、「バーベキュー」といえば「ホルモン焼き」。
それほどポピュラーな食べ物なんです。

もともと、気仙沼市の周りで食されてきた豚のホルモン焼き料理のことを指します。遠洋漁業に向かう漁師は、洋上では魚中心の生活になるため、戻ってきた際には、特に肉を食べることが好まれました。また野菜不足も考慮してキャベツを加えた形に、ということでこの料理が浸透したといいます。

漁師にとっては、まさしく「陸の味」というわけです。今では非常にメジャーなグルメとなり、お盆の時期には例年「気仙沼ホルモンまつり」が開催されるほど。このお祭りは気仙沼市の活性化集団である「粋」が主催している「粋まつり」で同時開催されるものです。

気仙沼ホルモンの流儀

1.生の豚ホルモンを使用。
2.味噌にんにくベースの味付け。
3.ウスターソースをかけたキャベツの千切りと一緒に食す。

独特の食べ方ですね。キャベツととってもあいます。

1.の生の豚のモツを使うというのは、ボイルはしないということです。大腸・小腸・ガツ（白モツ）だけでなく、レバーやハツも使います。また、2.は味噌ニンニクのたれに「白もつ」や「赤もつ」を一緒に漬け込んでいきます。これに唐辛子を入れるのが通常の流れです。このように作った味付けはとてもインパクトが強く、気仙沼ホルモンの存在感を強くした要因ですね。

様々な気仙沼ホルモンがありますが、こうした流儀はほとんどのお店で共通しています。違いといえば、それぞれのお店で使う専用のたれが異なるということですね。炭火焼きのイメージが強いですがお店によってはその限りではありません。

気仙沼ホルモン発祥の店「焼肉くりこ」

2.海鮮

気仙沼で一番人気はやっぱり海鮮です！安くて美味しい魚介料理がいただけます。 

旬の魚介類が中心として、三陸の海の幸がふんだんに食べられるのが気仙沼の魅力。美味しい牡蠣に帆立(ホタテ)、海鞘といったものや、食材を豪快に使った海鮮丼やお刺身の定食などが魅力です。鮮度の良いお魚が食べられるのは、地域の地の利があってこそ。

季節や天候により、最高の品質なものは移り変わりますが、それぞれのお店では、特に旬の食材を用意して提供してくれるでしょう。せっかく気仙沼に来たということで、海鮮丼をはしごして巡る猛者も多くいるようです。ガイドマップにのっている人気店から、隠れた名店までをチェックしてみてください。

居酒屋ぴんぽん

寿司処 一心

味の館 海鮮

北かつまぐろ屋 田中前店

3.モウカの星(モウカザメの心臓)

気仙沼の飲食店では、「モウカの星」と呼ばれるモウカザメの心臓の刺身が名物です。 心臓をビニール袋に包んだものが、鮮魚店の店先にごく普通に並んでいます。 臭みはなく、こりこりとした歯触り。さっぱりとした上品な味わいで酢味噌につけると美味です。 

それ以外にも、刺身にしても、味噌漬焼きや野菜炒めにしても柔らかくて美味しいです。牛のレバーよりも美味しい！という人も多いですね。新鮮な状態でこの料理が食べられるのは他の地域では難しく、鮫の水揚げ量が多い「気仙沼」を体現しているグルメといえるでしょう。「気仙沼」では普通に売られている食材です。ちなみにモウカザメは1年中水揚げされております。

あえて旬の時期をあげるとすると、8月～11月の時期が最も美味しいといいます。「幻」と言われるモウカの星ですが、漁獲量が限られているとあって、値段はあまり変動しないようですね。その見かけでちょっと遠慮しちゃう、という人も是非一口食べてみてください。

男子厨房　海の家

「K-port」の石窯風ピッツァ

気仙沼港フェリーターミナル近くにオープンした 『K-port』（ケイポート）。 俳優・渡辺謙さんが開いたカフェ兼コミュニティスペースです。普段はカフェとして営業し、必要時にイベントやギャラリースペースとして提供できるような設計になっています。

こちらの設計を手がけたのは世界的な建築家である伊東豊雄氏。コミュニティスペースということで、芝居小屋がイメージされています。五角形の建物に入ると、天井がとっても高くて、柱もありません。そのためゆったりとしたイメージを受けます。大きい窓からは港を眺めることができます。

忘れてはいけない目玉メニューは、電気式石窯オーブン「eNAPOLI500」で焼いた4種の 石窯風ピッツァです。その4種とは 「ケセンヌマ」「ケープタウン」「ラスパルマス」「カリャオ」。これらは全て世界の遠洋漁業の港の名前がつけられています。

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気仙沼のグルメ、外せない3つの目玉料理とおすすめの人気店の紹介でした。どれも美味しそうで、せっかく訪れるなら3種類とも制覇したいですね！ホルモンのバーベキューや、港町ならではの新鮮な海鮮は勿論ですが、中でも珍味のモウカの星が気になります。体験されたことのない方は驚かれること間違いなしですよ。宮城県の方々は勿論、県外から旅行でいらっしゃる方にも評判です。ぜひ参考にしてくださいね。必ず満足して頂けますよ。