絶景のプロにきく！最高の絶景をおさめる撮影術【豪華プレゼントキャンペーン中】

世界中には美しい景色がたくさん。写真で見たあの絶景を生で見てみたい、自分も絶景写真を撮りたい、と思っている方も多いのでは。そこで今回は、「死ぬまでに行きたい！世界の絶景」プロデューサーの詩歩さんに、絶景に出会い、最高のスポットとタイミングで写真に収める方法をうかがいます。

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“絶景”ブームの火付け役、詩歩さん

「死ぬまでに行きたい！世界の絶景」をプロデュース

旅ガールとしてこれまで30カ国以上を訪ねた詩歩さん。今のように世界の絶景を紹介するようになったきっかけは4年前、Facebookページ「死ぬまでに行きたい！世界の絶景」を立ち上げことから。

そのページが70万以上の「いいね！」を獲得するなど、またたく間に人気を集め、出版した書籍も累計50万部を突破するなど絶景ブームの火付け役となりました。

みんなが絶景に惹かれ、シェアする理由

「絶景写真ってひと目で人の心を動かす魅力があると思うんです。でも今までは遠い国の話だと思ってただ眺めるだけの人も多かったと思うんですけど、絶景を体験してSNSでシェアする人が増えたので“あの絶景に自分も行きたい”って思える身近な存在になってきたんじゃないかな」（詩歩さん　以下同）

1.新しい絶景と出会う方法

絶景スポットに出会うコツは、絶景地に長く滞在して、移り変わる絶景の表情をより深く味わうことだそう。

「去年『魔女の宅急便』のモデルと言われるクロアチアのドブロヴニクに行きました。有名なのは昼間の絶景なんです。気に入ってずーっと景色を眺めていたら思いがけず、いつも見ている太陽とは思えないようなピンク色の夕日に出会えたんです！私の中では世界一美しい絶景の夕日でした。」

2.絶景スポットの探し方

美しい景色が、絶景になる最高のタイミングで撮影するための情報収集も大切と語る詩歩さん。弁天島の鳥居は、夕日が鳥居の中央にしずむ瞬間をどうしても撮りたかったそう。

「ネット上でステキな写真を見つけたら、撮影者にSNSで直接『何時頃にどの辺りから撮りましたか？』と質問しています。結構返ってくるんですよ。あとは撮影現場で高そうなカメラを持っているおじちゃんに聞くと（笑）、丁寧に教えてくれます」

3.絶景を写真に収めるコツ

景色のみを撮る！

「写真のアングルを決めるのが苦手な方は、お土産屋さんの絵葉書を買って、それと同じアングルを探して撮れば、まず間違いありません。私は定番のアングルと、ちょっと変わったアングルの両方を撮りたいので、定番のアングルを撮影した上で、絵葉書にはない変わったアングルを探します」

景色と一緒に人も撮る！

「大自然との比較対象として人をカメラに収めるとうまくいくと思います。2月にアイスランドに氷河の洞窟を見に行ったんですけど、ナマで見たらすごいのに写真だとまったく伝わらなくって（笑）。そのときも比較対象として人を入れることで洞窟の雄大さをわかりやすくできました」

なくなる絶景もあるから、いつかじゃなくて“今”行く

「なくなっちゃう絶景って実はいっぱいあるんです。先日の熊本地震で有名な絶景“ラピュタの道”が崩壊してしまいました。パラオにはジェリーフィッシュレイクという無害のクラゲがたくさん泳ぐダイビングスポットがあったんですけど、2016年6月時点では温暖化でクラゲが急激に減ってしまってます。

そのうち行こうと思っていても一生いけなくなってしまう場所ってあるので、本当に行きたいならすぐに行ってそれを写真に収めておいたほうが後悔も少ないと思います」

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