かつて食堂車がある列車は、全国に数多く存在していましたが、現在は少なくなりましたね。
そのかわりに、レストランのついた観光列車などが運行され、旅の景色と美味しい料理を同時に味わうことができるレストラン列車は、旅を優雅に楽しみたい人にとって人気となっています!そこで今回は、いまだ現役のおすすめの列車を8つご紹介いたします♪
ちなみに、こちらは最初に紹介する「ななつ星 in 九州」の外観ですよ♪とっても綺麗ですね。
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1. クルーズトレイン 「ななつ星 in 九州」 【JR九州】
http://shinchan3.air-nifty.com/diary/2014/03/201431-vol1-c34.html
1泊2日、もしくは3泊4日の九州1周寝台列車「ななつ星」にはラウンジカーやダイニングカーがあり、メインの食堂であるダイニングカーは「木星」と名付けられています。列車を利用するには切符の購入ではなく、旅行商品として旅行会社などで申し込みます。大人気列車なので予約倍率は相当高くなっています。九州各地でその土地の料理人が乗車
「ななつ星」のダイニングカーは専門の料理人が居るわけではなく、各駅でその土地で名高い料理人が乗車、交代しながら食事を提供するしくみとなっています。「地元の美味しいものを」というこだわりが伺えますね。ダイニングカーはドレスコードがありますので着替えていきましょう。一旦下車して食事もできる
途中下車してホームにあるレストランで食事をしたり、街に出て散策する自由時間があったり・・・と観光客がクルーズを楽しめるように「ななつ星」ならではの工夫を凝らしたサービスが数多く行われています。ななつ星はまるで走る観光ホテル!素晴らしいサービスと景色に、あなたの旅が極上のものになること間違いなしです!
■ 基本情報
- ・名称: クルーズトレイン「ななつ星in 九州」
- ・運行日: 3泊4日コース、1泊2日コースを週に1回※詳しくは旅行会社やJR九州のサイト参照
- ・発着駅:JR博多駅
- ・電話番号: 0570-550-779(JR九州クルーズトレインデスク)
- ※10:00-17:30(水・日祝は休業)
- ・公式サイトURL: http://www.cruisetrain-sevenstars.jp/
2. 越乃Shu*Kura 【JR東日本新潟支社】
http://tetsudo-news.com/article/newtrain/195.html
「越乃Shu*Kura」は、2014年5月2日にデビューした「日本酒」をコンセプトとしたお米が名産の新潟ならではの列車です。厳選した新潟県内の地酒の利き酒や地元の食材を使ったお酒にぴったりのおつまみに加え、ミュージシャンによる生演奏やイベントも行なわれています。新潟の絶景をつまみにカウンターで日本酒を
http://blog.goo.ne.jp/tomomist0817/e/0b8cfd49c088803df8567b1dcb443702
座席にはカウンター席もあって、車窓から全面に広がる新潟の絶景を望めるようになっています。美味しい新潟の地酒の最高のつまみは素晴らしい新潟の絶景!車内はジャズの生演奏が流れ・・バーさながらです。 http://www.sakadojo.com/?p=2282#
お酒に合うおつまみも提供しているほか、利き酒コーナーも常時設置されています。季節によって銘柄が入れ替わるというこだわりよう!■ 基本情報
- ・名称: 越乃Shu*Kura
- ・運行日:金曜・土曜日を中心に運行 ※詳細はウェブサイトを参照
- ・発着駅:JR「高田」駅「十日町」駅間の往復
- ・電話番号: 050-2016-1600(JR東日本お問い合わせセンター)※6:00-24:00
- ・所要時間: 片道約3時間
- ・公式サイトURL: http://jrniigata.co.jp/koshinoshukura/
3. おれんじ食堂 【肥薩おれんじ鉄道】
地元のうまいもんを提供!
http://k-staff.blogspot.jp/2013/06/blog-post_14.html
地元産の海老、有明産のあさりや貝柱、イカ、水俣産レモンや野菜など。地元で採れた魚介類の味がご飯にしっかりとしみているパエリア。沿線の評判店・名店とコラボして地元の味を紹介、列車の時間によってブレックファスト、ランチ、スイーツ、ディナーと提供内容がかわります。電子ピアノによる演奏も行なわれています!
http://k-staff.blogspot.jp/2013/06/blog-post_14.html
■ 基本情報
- ・名称: おれんじ食堂
- ・運行日:金・土・日・祝日を中心に上半期119日、1日3便 ※詳しくはウェブサイト参照
- ・電話番号: 0996-63-6861(9:30-17:00無休)
- ・発着駅: 1号:肥薩おれんじ鉄道「出水」駅、2号:肥薩おれんじ鉄道「川内」駅、3号:JR九州「新八代」駅
- ・所要時間: 1号:約1時間40分、2号:約3時間50分、3号:約3時間30分
- ・公式サイトURL: http://www.hs-orange.com/kankou/index.html
4. TOHOKU EMOTION 【JR東日本】
http://moonjune.exblog.jp/21845475/
青森県と岩手県を結ぶ八戸線を走る「東北エモーション」。団体専用の列車で、個人では利用できません。車窓からは移りゆく東北の景色を眺めながら、食事やスイーツを堪能でき、全席がレストラン空間となっています。東北を感じるデザイン
外装、内装などのデザインが洗練されています。各車両ごとに、福島の刺子織、青森のこぎん刺し、岩手の南部鉄など、東北各地の伝統工芸をモチーフとしたインテリアを施すなど、東北の素材もデザインに一役買っています。■ 基本情報
- ・名称: TOHOKU EMOTION
- ・運行日:土日を中心に1日1往復 ※詳しい運行スケジュールはウェブサイトを参照
- ・発着駅:JR「八戸」駅、「久慈」駅 両区間往復
- ・所要時間: 約1時間40分
- ・オススメの時期:
- ・公式サイトURL: http://www.jreast.co.jp/tohokuemotion/home.html
5. じねんじょ列車 【明知鉄道】
http://community.travel.yahoo.co.jp/mymemo/promemo-gifu02/blog/17985.html
じねんじょは、中国から伝わったとされるヤマノイモ科のつる性多年草。長芋や山芋に似ていますが、味も粘りも違う健康食。昔から滋養強壮や疲労回復によいとされ、明知鉄道のある岐阜県では冬の食材として親しまれてきました。 列車の中でじねんじょを食べる・・一体どんなコトになってるんでしょうか!? じねんじょを混ぜる料理人が同席・・
http://community.travel.yahoo.co.jp/mymemo/promemo-gifu02/blog/17985.html
運賃箱の横でじねんじょを混ぜる料理人が・・・。プロの料理人によって出来立てが提供されます。 http://blogs.yahoo.co.jp/wrxe_gc8/35853764.html
食事メニューは、じねんじょづくし。健康になれそうです。■ 基本情報
- ・名称: じねんじょ列車
- ・運行日: 12月から3月までの毎週月曜日以外毎日
- ・発着駅:明知鉄道「恵那」駅から「明智」駅まで
- ・電話番号: 0573-54-4101
- ・料金: 4,000円
- ・所要時間: 約50分
- ・公式サイトURL: http://www.aketetsu.co.jp/modules/event/index.php?content_id=5
6. レストラン・キハ 【いすみ鉄道】
http://blog.livedoor.jp/h_nekomata/archives/51672901.html
昭和時代に国鉄で走っていたレトロな「キハ28」に乗車しながらゆっくりとお食事を楽しめる列車「レストラン・キハ」。千葉県のいすみ鉄道が運行しています。レトロ車両に乗って千葉の田園地帯を眺めながらのんびり気分でコース料理を楽しめます!本格イタリアン、お刺身、和菓子などいろいろメニュー
http://blogs.yahoo.co.jp/tanakayasuo787/56423183.html
お料理は季節によって変わりますが、「伊勢海老特急・イタリアンコース」や「伊勢海老特急・お刺身列車コース」などを中心に、ワインなども提供されます。そのほか、「スイーツ列車」や「和菓子列車」などもいすみ鉄道では運行しています。■ 基本情報
- ・名称: レストラン・キハ
- ・運行日:「 伊勢海老特急・イタリアンコース」:毎週土曜日、「伊勢海老特急・お刺身列車コース」:毎週日曜日
- ・発着駅:いすみ鉄道「大多喜」駅(イタリアンコース:「上総中山」駅で折り返し「大原」駅まで)
- ・電話番号: 0170-82-2161
- ・所要時間: 約2時間
- ・公式サイトURL: http://www.isumirail.co.jp/restaurant-kiha
7. 丹後くろまつ号 【北近畿タンゴ鉄道】
http://chosan-ktrblog.seesaa.net/index-4.html
コンセプトは「海の京都」の走るダイニングルーム。美しい海、穏やかな山並み、のどかな田園風景など車窓の眺めを楽しみながら、「海の京都」ならではの食を満喫できます。車体は漆黒で落ち着いた雰囲気です。「スイーツ」、「ランチ」、「地酒」の3コース!
http://chosan-ktrblog.seesaa.net/index-4.html
「くろまつ」には1、2、3号があり、福知山駅から天橋立駅行きの「くろまつ1号」は「スイーツコース」、天橋立駅から豊岡駅行きの「くろまつ3号」は「ランチコース」、豊岡駅から西舞鶴駅行きの「くろまつ2号」は「地酒コース」となっていてあらゆる角度から京都の食を楽しめます。 http://news.mynavi.jp/articles/2014/07/15/kuromatsu/
ダイニングも落ち着いた大人の雰囲気ですね。■ 基本情報
- ・名称: 丹後くろまつ号
- ・運行日:金土日祝を中心に運行。1日3便
- ・発着駅:1号:北近畿タンゴ鉄道「福知山」駅、 3号:北近畿タンゴ鉄道「天橋立」駅、2号:北近畿タンゴ鉄道「豊岡」駅
- ・電話番号: 0772-25-2323(9:00-18:00)
- ・公式サイトURL: http://ktr-tetsudo.jp/
8. しし鍋列車 【樽見鉄道】
http://www.kankou-gifu.jp/kr/portfolio/wellness/9251/
岐阜県の樽見鉄道では、ユニークな企画の観光列車を運行しています。春~秋にかけては「薬草列車」、そして冬の時期にのみ運行している「しし鍋列車」!列車の中でお鍋を楽しむ!?信じられないかもしれませんが本当なんです!しし鍋で婚活も?
http://www.kankou-gifu.jp/kr/portfolio/wellness/9251/
しし鍋を食べながら婚活・・・なんていう企画もあるそうで、写真のように男女が向かい合ってしし鍋を楽しみます。寒い冬にお鍋で温まりながら皆で列車に乗るという経験はこの樽見鉄道ならでは。ローカル線ですがそのユニークさから大変ファンが多い鉄道なんですよ!■ 基本情報
- ・名称: しし鍋列車
- ・運航日: 12月から2月の毎週木曜日
- ・発着駅:樽見鉄道「大垣」駅から樽見鉄道「樽見」駅まで
- ・電話番号: 0581-34-8039(9:00-17:00)
- ・所要時間: 約1時間10分
- ・料金:5,500円
- ・公式サイトURL: http://tarumi-railway.com/kikaku-event.html
【おまけ】 9. 寝台特急「北斗星」 【JR東日本・JR北海道】 ※2015春引退
http://riverart.cocolog-nifty.com/rivarart/2013/01/20130105-2035.html
上野・札幌間を運行していた豪華寝台列車。青函トンネルが開通した1988年から定期運行してきました。定期運行している列車の中で食堂車が装備されている数少ない列車の一つですが2015年3月で惜しまれつつも運行が中止されました。食堂車「グランシャリオ」
http://indigoage.livedoor.biz/archives/51143548.html
食堂車は「グランシャリオ」の名前で親しまれ、フランス料理コースや懐石御膳などがメニューとして用意されていました。 http://base-burger.at.webry.info/201204/article_5.html
軽食の時間帯もあり、ビーフシチューやカレーなどのリーズナブルなお料理が人気でした!■ 基本情報
- ・名称: 寝台特急「北斗星」
- ・運行日: 毎日1往復 ※2015年3月13日をもって取りやめ
- ・発着駅:JR「上野」駅、JR「札幌」駅
- ・所要時間: 約16時間20分
- ・公式サイトURL: http://www.jreast.co.jp/cassiopeia/hokutosei/
【おまけ】 10. トワイライトエクスプレス 【JR西日本・JR北海道】 ※2015春引退
http://trendy-box.net/archives/260.html
上野・札幌間を走る「北斗星」と時を同じくして2015年2月に運行が終了した「トワイライトエクスプレス」。大阪・札幌間を往復する日本で最も走行距離の長い寝台列車でした。ダイナープレヤデス
http://obatetu.blog98.fc2.com/blog-entry-225.html
「ダイナープレヤデス」の名称で親しまれていた食堂車は、ヨーロッパの長距離列車を思わせるロココ調のインテリアとゴージャスなステンドグラスが素敵な内装。大阪発はランチタイムから、札幌発はティータイムからスタート。日本で食堂車でランチを食べられる定期便はトワイライトエクスプレスだけでした! http://blog.livedoor.jp/mr31r/archives/35937735.html
大阪駅に入線してくるトワイライトエクスプレスの車両をコックさんたちが深くお辞儀をして迎えます。この光景は大阪駅の名物でもありました。それにしても運行終了が残念でなりません。