ヒリゾ浜って知ってる?ネットで話題になり、海外ビーチにも負けないくらいキレイと言われた、伊豆半島の最南端、下田・中木にある秘境です。伊豆半島は日本でも屈指のダイビングスポットですが、そのなかでもヒリゾ浜はシュノーケリング、ダイビングには絶好のスポットと言われています!東京から2時間ちょっとでこの透明度の海にいけるのはうれしいですよね。
アドベンチャー気分を味わえる、渡し船でしか上陸できない小さな浜で、水の透明度が高く、また海外のリゾートを思わせるような美しい海と光景に最近人気が急上昇中の理由や秘密を紹介していきます♪
日本にもこんな素敵なビーチがあったんだ!ヒリゾ浜とは
あまりの美しさにまるでセブ島?!と話題を集めています。自然がそのまま残るヒリゾ浜。その対岸にある大根島には野生化した猿もいるとか・・・。綺麗な魚たちは見たいけれど、猿にはご遠慮願いたいですね。
渡り舟でしか行けないアクセスの悪さですが、ヒリゾ浜に到着して神秘的な絶景を目にすればそんな苦労も吹き飛ぶほどの感動があります。夏休みなどの長期休暇、混雑が気になる方は朝一番で行くのがおすすめです。ヒリゾ浜への船は朝8時半からありますよ。
自然がそのまま残っており、美しく透明度も高い海というのは日本では珍しいですよね。そんなヒリゾ浜は伊豆半島にあるということで、最近になって少しずつ観光客が増えてきています。船で渡らなければ行くことはできませんが、行ってしまえばパラダイスです!
ヒリゾ浜の魅力1:抜群の透明度
http://kerokero.typepad.jp/blog/2011/09/%E3%83%92%E3%83%AA%E3%82%BE%E6%B5%9C.htm…
ヒリゾ浜の魅力は何と言っても 透明度の高い美しい海です。ヒリゾ浜は伊豆半島の先端にあり切り立った崖に囲まれ、また周辺地域が国立公園に指定されているため開発が制限されていることから美しさが保たれているのです。また黒潮の通り道で水温も高く、水質も良いことで知られています。黒潮の影響で潮が南向きに流れる 下り潮の時がもっとも透明度が高くなるのだそうです!
水が綺麗で豊かな黒潮のために南国の季節回遊魚や大きな回遊魚も珍しくありません。貴重なサンゴも群生していて、本当に日本なのかと疑いたくなるような景観なんですよ。それらもすべてこの抜群の透明度を誇る海だからこそなのです。
透明度が高いということは海の状態がとても良いということですから、透き通ったエメラルドグリーンの海は泳いだり潜ったりして楽しむと、その素晴らしさがより一層際立ちます。
透明度が高いというだけで、もう既に美しいですよね!水も綺麗だということもあり、普通の海では見ることができないお魚もたくさんやってくるようです。ぜひご家族でシュノーケリングなどを楽しんでみてはいかがでしょう。
ヒリゾ浜の魅力2:渡り船でしか行くことができない秘境
http://tamaken.seesaa.net/article/158762223.html
ヒリゾ浜は南伊豆の中木港(下田から車で30分)から発着している渡り船でないと現地に行くことができない秘境です。このアクセスのハードルの高さが絶対行ってみたくなる気分にさせてくれますね! 夏季期間中(7月第1週土曜日~9月最終日曜日)は渡船組合による協同運行が行われています。数隻の船が5~10分おきに中木港とヒリゾ浜を往復しています。夏季期間中以外はダイビングショップや民宿等を経由して、渡船を手配する必要があります。
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渡り船は乗客が集まればすぐ出航し、 約5分でヒリゾ浜に到着します。ヒリゾ浜に到着すると、意外なことに結構人がたくさん!秘境とはいえ、最近はこの海の美しさが有名になり、夏休み期間中は多くの人がシュノーケリングや磯遊びに来ています。ちなみにヒリゾ浜には、食堂・トイレ・海の家などの施設はありません。もちろんコンビニもないので、何か用事がある場合はまた渡り船で中木港に戻る必要があります!
そんな困難な場所にあっても訪れてみたいヒリゾ浜。一度行くことでその素晴らしさが実感できます。ここまでの自然を保つことができるのにはちゃんと理由があります。
独特の地形的環境もありますが、崖で覆われている、開発がされていない、付近に川がないなどさまざまな要因が重なっているからです。豊かな自然と素晴らしい景観。その両方が味わえるヒリゾ浜。渡り舟を利用しなければ辿り着けなくてもぜひ行ってみてください。
渡り船で行くと聞くと、なんだか簡単に行くことができなさそうと思ってしまうかもしれませんね。しかし上記に書かれている通り、乗ってしまえば5分ほどで着くので、実際船に乗船している時間というのは短いのです。そのため船酔いなどの心配もないでしょう。
ヒリゾ浜の魅力3:海の中の美しい光景に感動!
Norio.NAKAYAMA
この碧い海と透明な水は見ているだけでも 癒し効果バツグンですね。シュノーケリング、ダイビングが好きな方は必要な装備を準備して、さっそく海の中へ潜ってみましょう!いったい海の中にはどんな世界が広がっているのか・・・。 http://minkara.carview.co.jp/userid/209355/blog/19166108/
ヒリゾ浜には多くのシュノーケリングポイントがあり、海の中に入ると、想像を超えた透明度の高さに驚く人も多いのだとか。海の環境を守るためサンゴに触れないようにしましょう。 http://www5.hp-ez.com/hp/mezu/page4/bid-269513
シュノーケリングのおすすめ時期は 9月。水温が26度~24度と暖かくなり、ソラスズメダイ、チョウチョウウオ、ツノダシなどラフルなかわいい熱帯魚が多く泳いでいます。写真はソラスズメダイ。魚の群れがすぐ近くにいます! http://minkara.carview.co.jp/userid/209355/blog/14600309/
水深8メートルくらいのところにはイソギンチャクと共生する クマノミの姿も見られるそうです。かわいいですね!ヒリゾ浜ではヒメエダミドリイシ・ストベリーサンゴなどの珊瑚やイソギンチャクも見ることができるそうです。シュノーケリングの人気浜トップを維持するヒリゾ浜。海のコンディションが良ければかなり透明度が高く、5m先でも見えます。また、ヒリゾ浜にシュノーケリングに来る方々は自然を愛する方が多く、とてもマナーが良くて感心するほどです。
綺麗なサンゴや海を守るためにも、マナーを守ることを継続していかなければなりませんね。この綺麗な海を守るために期間中は毎日清掃されています。しかしゴミは殆どでないそうですよ。
水族館ではたくさん見たことのある綺麗で可愛らしい熱帯魚たち。しかし実際自然界で見たことがあるという人は少ないのではないでしょうか。しかしここヒリゾ浜ならば見ることができちゃうのです!シュノーケリングをしたことがないという人もぜひ体験してみてくださいね!
ヒリゾ浜の魅力4:シーカヤックでのんびりと海をお散歩
http://www.is-amu.com/cgi-bin/mt/mt-search.cgi?IncludeBlogs=1&tag=%93%EC%88%C9%9…
シーカヤックでヒリゾ浜周辺をめぐるのもおすすめです。透明度の高い海面をカヤックで漕いでみましょう。洞窟のようなポイントもあるので、ちょっと探検してみるのも良いでしょう。ただし夏休み期間中はシーカヤックの持ち込みは制限されているので、事前に確認しておくことをおすすめします。9月に入ってからはだいぶ人も少なくなるので、シーカヤックはおすすめです。シーカヤックの醍醐味といえば海の上から眺める景観。ヒリゾ浜周辺はどこも美しく、見ているだけでも素晴らしいものです。それを海の上から眺めるとまた違った景色になります。
海が最高のコンディションの時は海水の透明度も高く、まるで空に浮いているかのような錯覚に陥ります。それほどまでに透き通った海。人の手がつけられていない、自然のままの状態の地理はシーカヤックを楽しむのに最適なポイントです。
やはり綺麗な海、そして周りには人の手が加えられていない美しい大自然がある場所で、自分たちで漕ぎながら探索していくシーカヤックは、一度この興奮を覚えてしまうと忘れられません。また来年来たい!と思うことでしょう。
ヒリゾ浜の魅力 5:常連さんにはおなじみ!双葉食堂
http://ishouari.com/2012/08/2256.php
ヒリゾ浜への渡し船が発着する中木地区にある双葉食堂は、このエリアで唯一の飲食ができる施設です。1階が売店で、2回が食堂になっています。ヒリゾ浜に何度も来ている人にとってはおなじみのお店なんだとか…。有料シャワーもあるので、何か必要なものがあれば、渡り船に乗る前に立ち寄ってみても良いと思います。 2階の食堂からの眺めは最高です!名物は「イカバタ」というイカのバター焼き。ラーメンや焼肉丼もあります!海で遊んでお腹がすいたら、双葉食堂で休憩しヒリゾ浜の1日を満喫しましょう♪
双葉食堂で販売される人気メニューのひとつ、オニギリ。人気の秘密は作り置きをせずに注文を受けてから作るスタイル。出来立てのオニギリは絶品です。
1階にある売店は朝一番にオープンしています。ジュースやアルコール類などの飲み物から海浜用品、氷も揃っています。食堂からの眺めのおすすめ時間帯は夕暮れ時。涼しくなってくる時間帯でもあり、のんびりできます。クーラー要らずで自然の風を楽しめます。
唯一の飲食店となってしまえば、たしかに何度も行っている人にとってはお馴染みのお店になってしまいますよね! しかし魅力はそれだけでなく、飲食店から見える眺めが格別だという口コミがあるのです。ぜひご自分の目で確かめてみてくださいね!
ヒリゾ浜の魅力6 ヒリゾ浜の珊瑚礁
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珊瑚礁といえば、沖縄や南の島でしか見られないと思っていませんか?なんと伊豆ヒリゾ浜でも見られるんです。赤い珊瑚礁が青い海の中でひときわ目立ち、カラフルな魚とのコントラストがとても美しい海の中の風景には伊豆にいることを忘れてしまいそうですよね。 Norio.NAKAYAMA
水深4〜7mに生息するヒメエダミドリイシは、珊瑚礁海域では見られず、本州中部から九州西部でよく見られる珊瑚礁です。不規則に枝分かれしていて丈も低く、水中の中で緑色に輝きサボテンのような形状をしているものもあります。 珊瑚には決して触れずに、静かに観察するようにしましょう。貴重な伊豆の自然をマナーよく楽しみたいですよね。
サンゴ礁を見るのは日本国内では難しいように感じます。しかしここヒリゾ浜ならば見ることができるのです!一度海の中に潜って、幻想的な美しい海中の世界を楽しんでしまうと、時間も忘れてずっとその場にとどまっていたくなってしまいますよ!
ヒリゾ浜の魅力7 ヒリゾ浜でシュノーケリング
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関東でのシュノーケリングスポットNo.1のヒリゾ浜なので、初心者の方や家族連れも多いですが、もちろんシュノーケリング上級者にも人気のスポットです。ヒリゾ外環のドロップオフ最深部は21mと、上級者もわくわくさせられる条件がそろっています。 海水浴場では考えられないようなイワシの群れや大きな魚が回遊していたり、浅瀬では見られない景色が体感できます。それに深場は、潮流が緩やかで生物の観察もしやすい場所なのです。キンギョハナダイなど色鮮やかな魚も見られます。
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シュノーケリング未体験という方も、体験してみたくなったのではないでしょうか?きちんと装備をして安全に海の中を楽しんでくださいね♪ 初心者でも上級者でも楽しめるシュノーケリングスポットなんて、素敵ですよね!ぜひまだシュノーケリングをしたことがないという方は、ここから始めて見るのも良いかもしれませんね!流れも穏やかということなので、楽しめること間違いなしです!
ヒリゾ浜の魅力8 遊覧船から眺めるヒリゾ浜
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石廊崎岬めぐり遊覧船では、石廊崎の景観を海上から楽しむことができます♪「石廊埼灯台」 「奥石廊崎」「ヒリゾ海岸」「みのかけ岩」など遊覧船でぐるっと一周。浜からは見ることのできない景色を海風を感じながら見られるなんて良いですよね♪ 石廊崎港から大人1,400円 小人700円で一周25分のクルージングができます。出港時間は9時から30分ごとに16時まで運行しているので、遊覧船で一周してから、渡し船でヒリゾ浜へ。というプランでも楽しめますね♪
マリンバード号と名付けられた遊覧船は赤黄緑のカラフルな船で、鳥の顔がとても可愛いんです。伊豆最南端の美しい風景を堪能してください♪
実はここでは遊覧船も運行しているのですね。シュノーケリングなどはできないけれど、ヒリゾ浜を楽しみたいという人にとってはオススメですよ!1周1400円で美しい自然を楽しむことができるので、癒されること間違いなしです!
ヒリゾ浜の魅力9 運行状況も事前確認できる!
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夏季限定ですが、ヒリゾ浜まで運行する船の運行状況を確認することもできます。海の状況によっては欠航になることもあるので、必ず事前に確認してから向かいましょう♪ブログでその日の海の様子や天気・気温などをお知らせしてくれるのでとても便利です! パソコンサイトは こちらから、携帯サイトはこちらからご覧ください。twitterからもヒリゾ浜渡し船『殿羽根丸』の船長で漁師さんが運行状況をつぶやいてくれますので、ぜひフォローをどうぞ♪facebookでもこちらからチェックできます!
着いてからやっぱり行けなかった…など残念な思いをしなくて済むように活用していきたいですね♪
「よし!ヒリゾ浜に行くぞ!」と行ってみたものの、今日は欠航でした…なんてことになったら、一気にテンションもがた落ちですよね。しかしそれを防ぐために、運行状況を確認できるサイトがありますので、ぜひ利用してくださいね!
ヒリゾ浜の魅力10 ベストな時期は9月!?
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ヒリゾ浜に行くベストな時期はいつだと思いますか?リゾート地なのでもちろん7・8月と答えられる方がほとんどだと思いますが、実は9月がベスト!9月ならまだ伊豆気候では暖かく泳げるそうなんです。それに加えて7、8月は1000円だった駐車場が無料になったり、とお得な情報も! 夏休みシーズンはもちろん駐車場も混んでいて、入場制限がされるほどだそう。駐車場に停められないとヒリゾ浜までたどり着けない、なんてことになってしまうのです。それは避けたいですよね。
売店やシャワールームなど装備品のレンタルも夏と変わらずに開いているので、シーズンオフだからどこも空いてない、と困ることもなくヒリゾ浜を満喫することができます♪
参加者の声
伊豆の秘境ヒリゾ浜晴れてよかったー。最後に夏満喫した pic.twitter.com/5siqHBcnpc
— みやじ (@miyajixxx) 2014, 9月 28
今日は一人で南伊豆のヒリゾ浜へ。今年最後のチャンスでした。 今日は天気も良いし透明度も高くて無理して行ってよかった~♡ ウェイトなしだったのであまり潜れず良い写真が撮れなかったです。大きいお魚が多かったよ。 また来年の7月に~! pic.twitter.com/cy8k5ZbLVD
— Yuryi (ゆりぃ) (@Yuryi_jp) 2014, 9月 27
ヒリゾ浜に行きたくなりましたか?美しさは最近さまざまなメディアでも取り上げられていて、一躍人気スポットになりました。秘境でありながら夏場は混雑しますが、9月ごろの訪問がベストタイミングのようです。
どうしても混んでいるのがいやな方は近隣の宿に泊まると。天気や船の心配をしなくていい場合もあるので、チェックしてみてください。 自然豊かな環境にあるので訪問する際はごみを持ち帰るなどのエチケットやマナーを守りましょうね。台風などの天候や怪我に気をつけていってらっしゃ~い!
素材提供:トリップアドバイザー