Dick Thomas Johnson
江戸時代には、現在汐留の日テレタワー辺りは仙台藩の上屋敷がありました。諸大名は藩邸を江戸に設けていましたが、こちらは伊達政宗時代には立てられたものだそうです。幕末まで江戸の拠点となった仙台藩上屋敷跡には歴史を知る資料が多く残されている歴史スポットなのです!1、仙台藩上屋敷跡とは?
汐留川が屋敷に隣接する事から大きな船入場が設けられていました。物資を集積したりする為にも利用されていたようですよ。徳川家康から、外桜田に江戸屋敷を与えられ伊達政宗が生涯を閉じるまで上屋敷が利用されていたことも解っています。
2、仙台藩上屋敷跡とは
独眼竜と呼ばれ、今でも多くの人に愛される伊達政宗。汐留遺跡とも言われる仙台藩江戸屋敷跡からは多くの陶器やなどの出土品が出ています。また、仙台味噌は、この品川の屋敷で作り江戸詰めの藩士に食べさせていたとか。江戸の町民にもこの味噌は人気で「仙台味噌屋敷」と呼ばれたそうです。
3、仙台藩上屋敷跡の見どころ・お勧めスポット
1、外桜田上屋敷跡
幕府から与えられた土地に藩邸を建てたのは伊達家だけではありません。江戸には多くの大名の上屋敷が存在し、ここは家康から伊達政宗が拝領した地に上屋敷を建ててから綱宗の時代まで使用されていました。徳川家康は3度、秀忠と家光は4度この上屋敷を訪れています。上屋敷は、将軍や大名をもてなすための屋敷ですが、徳川将軍が伊達家に信頼を預けていた事が解りますね。
2、芝口上屋敷(浜屋敷)
外桜田上屋敷とは別に、寛永18年に幕府から浜屋敷が与えられ延宝4年以降から幕末まで上屋敷として使われていました。この浜屋敷は元禄15年の赤穂浪士の討ち入りの際に仙台藩主が粥を振る舞った屋敷としても有名です。
3、仙台藩大井下屋敷跡
品川には仙台藩の下屋敷がありました。現在は仙台味噌醸造所があり、今でも仙台味噌の醸造と販売がされています。当時は仙台から送られた大豆で藩士の為に味噌を下屋敷で作っていたのです。入り口には当時のままの味噌樽があり、当時の様子を思わせます。
4、仙台藩上屋敷跡を訪れた人の声
仙台藩上屋敷跡、厳密には場所違うんだけど、ここで政宗公が亡くなったかと思うとしんみりしちゃったよ。1ヶ月くらいかけて仙台に帰ったんだよね。なんかもう色々泣ける
— うきこ@祝・艦これ二周年 (@hao_omiwa) 2010, 10月 10
5、仙台藩上屋敷跡の詳細
■ 基本情報
- ・名称:仙台藩上屋敷跡
- ・住所:東京都港区東新橋1-6
- ・アクセス:ゆりかもめ日テレ
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