別海町とは?
牧場や温泉、陸上自衛隊の駐屯地があり、東は海に面しています。
人口は平成27年6月時点で15,555人、更に平成26年度の牛の数が算出されていて111,096頭で、人口よりはるかに牛の数が多くなっています。
ちなみにその内102,880頭は乳牛で、肉用牛は8,216頭のみです。
別海町の魅力
別海町にはラムサール条約に登録された水鳥の楽園である湿地帯、風蓮湖春国岱、野付半島、野付湾があります。また、海水に侵食され、立ち枯れたトドマツ林の姿であるトドワラの荒涼とした独特の風景や、寒い時期に見ることの出来る四角い太陽など、他では見ることの出来ない、この地独特の自然の姿が別海町の一番の魅力でしょう。
別海町の歴史
野付半島ではマンモスゾウの化石が発見され、当時のこの地の地理的状況を思わせます。近世では、アイヌ民族が居住していた地として、地名の別海町はアイヌ語の「ベッ・カイェ」(川の折れ曲がっているところ)が元となっています。
江戸後期には北海道開拓の1つとして、野付半島近辺にに漁場が開かれました。
豊かな漁場を元に明治には缶詰加工所が造られました。
後に酪農が盛んになり、現在は酪農と漁業の町となっています。
別海町に行ったら出来ること
別海町には野付湾を遊覧する観光船があり、トドワラやアザラシを見たり、潮干狩りを楽しんだり出来ます。また、ネイチャーツアー申し込むと、トドワラや原生花園を案内人付きで巡る事が出来ます。
更に乳加工研修室に申し込むとバターやアイスクリーム、ヨーグルトなどの乳製品の製造体験も行えます。
これらを上手に利用して楽しみましょう。
おすすめ観光スポット
野付湾(クルージング)
野付湾を巡るクルージングで3つのコースを選ぶ事が出来ます。トドワラとゴマフアザラシを望むトドワラコース、上陸してネイチャーガイドさんに説明されながら野付半島を巡るネイチャーガイドセット、そして、外海に出て北方領土である国後島を近くに見る事の出来る国後島コースがあります。
■ 基本情報
- ・名称: 別海町観光船
- ・住所: 〒086-1643北海道野付郡別海町尾岱沼港町232
- ・アクセス: 釧路市から国道272号線 経由で2時間5分
- ・営業時間: 9時から
- ・定休日: 11月始めから4月上旬
- ・電話番号: 0153-86-2533
- ・料金: トドワラ往復コース大人2,480円 小人1,240円他
- ・所要時間: 約2時間他
- ・オススメの時期: 春から秋
- ・公式サイトURL: http://www.aurens.or.jp/~kankousen/index.html
野付風蓮道立指定公園(野付半島ネイチャーセンター)
タンチョウを始めとした貴重な水鳥、キタキツネやエゾジカなどの動物や、独特の植生を見る事が出来ます。
風蓮湖、温根沼、野付半島など見どころが多くあります。
野付半島ではばん馬の曳く花馬車に乗ると歩く距離を短縮出来ます。
■ 基本情報
- ・名称: 野付風蓮道立指定公園(野付半島ネイチャーセンター)
- ・住所: 〒086-1645 北海道野付郡別海町野付周辺
- ・アクセス: 別海町中心部から車で国道244号線 と 道道950号線 経由して58分程
- ・営業時間: 常時(ネイチャーセンター4月から10月9時から17時、11月から3月9時から16時)
- ・定休日: 無し
- ・電話番号: .0153-82-1270(ネイチャーセンター)
- ・料金: 無料(花馬車片道大人500円、小人300円)
- ・オススメの時期: 夏
- ・公式サイトURL: http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/skn/environ/parks/notsuke.htm
別海 道の宿 温泉 しまふくろう
日帰り温泉のある道の宿です。特産品などのお土産を買える売店や、足湯レストランがあり、ゆっくりと温泉を楽しむ事が出来ます。
温泉はナトリウム塩化物泉で100%源泉掛け流しです。
足湯レストランはその名の通り足湯に浸かりながら食事が出来るレストランで、真っ白なスープの牛乳ラーメンなどを食べる事が出来ます。
レストランだけでなく外にも舟型の足湯が出来ています。
■ 基本情報
- ・名称: 別海 道の宿 温泉 しまふくろう
- ・住所: 野付郡別海町西春別321
- ・アクセス: 別海町中心部からパイロット国道/国道243号線 経由で23分程
- ・営業時間: チェックイン15時からチェックアウト10時
- ・電話番号: 0153-77-2960
- ・料金: 6000円から(日帰り温泉大人500円、小学生300円)
- ・オススメの時期: 夏
- ・公式サイトURL: http://betsukai-kanko.jp/shops/shukuhakushisetsu/higaerionsen/shimafukurou/
おすすめホテル
尾岱沼温泉 野付湯元 うたせ屋
大きなホテルではなく、こじんまりとした宿ですが、清潔で料理が美味しく天然温泉があります。別海町ならではのジャンボ鮭茶漬けかアサリ釜めしの朝食と、エビの踊り食いなどの名物料理などが食べられるのも大きな特徴です。
■ 基本情報
- ・名称: 尾岱沼温泉 野付湯元 うたせ屋
- ・住所: 北海道野付郡別海町尾岱沼港町132
- ・アクセス: 別海町中心部から野付国道/国道244号線 経由で35分
- ・営業時間: チェックイン15時からチェックアウト10時
- ・電話番号: 0153-86-2221
- ・料金: 1泊2食付(宿泊)10,500円から16,800円
- ・オススメの時期: 6月から7月
- ・公式サイトURL: http://utaseya.jp/
おすすめ名産グルメ
別海ジャンボ牛乳&別海ジャンボホタテバーガー
ご当地グルメとして平成20年に誕生した、別海特産の海の幸であるジャンボホタテと酪農の牛乳を合わせた別海町の名物です。ボリュームがあり、美味しいと評判です。
別海町クローバーハウスで「ジャンボほたてバーガー」。帆立は春巻きの皮で包んで揚げてあるので食感もいいし旨味も凝縮。帆立そのまんまを挟んだら食べにくいだろうから工夫されてるなぁ。味噌風味ソースとタルタルソースとチーズの組合せも絶妙♡ pic.twitter.com/spffvdnxyd
— amanusanoumi (@amanusanoumi) 2014, 8月 25
別海ジャンボホッキステーキ丼
ご当地グルメ第2弾として誕生したのがこのジャンボホッキステーキ丼です。ホッキは塩のみでソテーしてあるシンプルな味付けでホッキの本来の美味しさを引き立てる一品です。
御膳で提供されるようです。
ほっき丼 (@ 野付半島ネイチャーセンター in 野付郡別海町, 北海道) https://t.co/SwnKFz1dCE pic.twitter.com/lP8p9eantR
— あおれん (@257azusa) 2014, 10月 6
イベント
別海町産業祭
別海町の水産、畜産のイベントです。ジャンボアイスの早食いや、ばん馬レースなどが行われます。
出店ブースには特産品が一杯で食べ過ぎ注意です。
■ 基本情報
- ・名称: 別海町産業祭
- ・住所: 別海町農村広場(北海道野付郡別海町別海132)
- ・アクセス: 別海町役場から徒歩21分程
- ・営業時間: H27年度は9月19日(土)20日(日)10時から16時開催予定
- ・電話番号: 0153-75-2111(別海町役場農政課)
- ・公式サイトURL: http://betsukai-kanko.jp/event/
別海町へのアクセス
中標津空港から車で道道8号線 経由して34分程で到着します。釧路市からは車で国道272号線 経由で1時間36分程で到着します。
列車の場合JR厚床駅下車して車でパイロット国道/国道243号線 経由35分程で到着します。
口コミ
別海町『野付半島の トドワラ』 トドマツ原生林の立ち枯れた跡がトドワラです 地盤沈下により 海水に浸食されて今の姿になったとか じっと見つめていると 物悲しさの向こうに 澄んだ安らぎが感じられるのが不思議です pic.twitter.com/5KFJuOq65m
— CHIE (@HOKKIDO_N) 2014, 9月 6
不思議な風景ですね。 基本情報
■ 基本情報
- ・名称: 別海町
- ・住所: 北海道野付郡別海町
- ・電話番号: 0153-75-2111(別海町観光協会)
- ・オススメの時期: 夏
- ・公式サイトURL: http://betsukai-kanko.jp/