「バタデン」こと一畑電車のレール＆サイクルでチャリ旅してみませんか？

風をきりながら自分の力ですすみ、気になったところにぷらりと寄れるチャリ旅。最近では、木梨憲武さんがサイクリングで綺麗な景色とおいしい食事を楽しむというテレビ企画も放送されていますよね！「やってみたい！だけど体力に自信がない…」なんて方におすすめしたいのが、”バタデン”と呼ばれている一畑電車を利用したレール＆サイクルです。

１．一畑電車とは？

宍道湖沿いの島根県松江市と出雲市を走るのが「一畑電車（いちばたでんしゃ）」。レトロな雰囲気や沿岸風景のすばらしさ、さらには映画『RAILWAYS』の舞台となったことでも有名です。

２．チャリ旅できる一畑電車の「レール＆サイクル」

そんな一畑電車のすごい所は、終日全区間で車両内に”自転車を持ち込むことができる”とこ！！片道一律１台300円で自転車をのっけられてしまうんです！さらに一畑電車沿線には、大規模自転車道である一般県道松江平田自転車道と一般県道平田大社自転車道が整備されています。その為、ここはサイクリストには有名な場所だそう。休日には家族連れでチャリ旅を楽しむ方も多いそうなので、自分の目的にあわせて「レール＆サイクル」を楽しむことが出来るのは素敵ですね！

３．「レール＆サイクル」で行ける観光スポット

松江市と出雲市、出雲大社を結び宍道湖の北岸を走る一畑電車沿線には、おすすめの観光スポットがいっぱい！今回は厳選して５か所ご紹介します！

一畑薬師（一畑口駅下車）

「目のお薬師さま」として知られる薬師如来を祀る神社。全国から眼病平穏を願って多くの人が訪れます。一畑薬師は一畑山の標高300ｍのところにあり、1300段余りの石段は圧巻です！ 体力に不安な方も、一畑薬師行きのバスやタクシーに乗れば行けるので安心してください。本殿前の一畑会館の前にある空地がパワースポットとも言われているようです。

木綿街道（雲州平田駅下車）

出雲市平田町には「木綿街道」と呼ばれる昔懐かしい街並みがのこる一角があります。江戸中期から明治にかけて木綿の取引が盛んだったことから、街並み保存に取り組む市民の方々が命名したそう。プラプラ街並みを楽しんでいると出会えるのは、醤油屋さん。岡茂一郎商店には”しょうゆアイスクリーム”、持田醤油店には”醤油ソフト”や”醤油クリームパン”など変わり種の商品があり、どれも人気です。

出雲大社（出雲大社前駅下車）

みなさんご存じ「出雲大社」。縁結びの神・福の神として名高い出雲大社は、年中全国からの参拝客でにぎわいます。出雲大社はなんといってもスケールが大きく、本殿の大屋根にかかる千木や大国主大神の銅像、大注連縄など、見ていて圧倒されるほど。出雲大社本殿は、神社建築の中では日本一を誇る大きさです。また、その門前町として栄えた大社の町をぶらぶら街歩きするのもおすすめです！

松江フォーゲルパーク（松江フォーゲルパーク駅下車）

花と鳥の楽園「松江フォーゲルパーク」。メインの「センターハウス」には、なんと世界最大規模の展示温室があり、年中色彩豊かなお花が出迎えてくれるんです！いつ行ってもカラフルなお花を楽しめるのは、とっても嬉しいですよね！

また、お花以外にも園内各所で約80種類・800羽のめずらしい鳥たちとも出会えるのも魅力！クリスマスに行くと、サンタコスチュームをしたかわいいケープペンギンたちと一緒にお散歩することができたり、人気のフクロウ飛行ショーなども開催されています。

康国寺（旅伏駅下車）

アメリカの日本庭園専門誌”Journal of Japanese Gardening”で第８位（2005年）にランキングされたことのある康国寺庭園。松江藩主・松平不昧の築城師だった沢玄丹の手による書院の庭で、旅伏山（たぶしさん）と貯水池（錦鏡池）を借景に取り入れた枯山水の庭園です。抹茶と和菓子をいただきながら、ゆっくりと日本の真髄である庭園を眺めるのも乙ですよね！

４．実際に体験した人々の声

今日は一畑電車でサイクリングにでかけます pic.twitter.com/uLubdpSNtZ

— 與田こけし (@panjiro0543) 2013, 10月 14

一畑電車、自転車持込料金一律300円だって。 そういえば映画RAILWAYSで、ママチャリを電車から出してそのまま乗って行くシーンがあって驚いたが、こういう事だったのね。

— anahata midori (@kamechann) 2010, 6月 4

一畑電車は自転車も乗れるしな pic.twitter.com/oQm1pvqo0d

— ボン沢東 (@MB3058) 2015, 3月 27

５．「レール＆サイクル」の基本情報

さいごに、一畑電車の「レール＆サイクル」の基本情報をまとめました。

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魅力いっぱいの一畑電車の「レール＆サイクル」。あなたもぜひチャリ旅してみませんか？