バリだけじゃない！インドネシアのまだ注目されていない島まとめ

インドネシアは東南アジアの南部に位置する島国です。インドネシアは世界で一番島の数が多い国ともいわれています。しかし有名な島といったらバリ島ぐらい！まだまだインドネシアの島々には魅力的な場所がたくさんありますよ☆

1.ビンタン島

ビンタン島は、インドネシアリアウ諸島にある島の一つです。人口は約40万人です。最近では、インドネシアとシンガポール両国が力を入れており、開発が進んでいるエリアでもあります。その為、インフラも整備されてきていて、リゾートのエリアも整ってきています。さらにシンガポールからはフェリーで45分という場所にあり、南の国の楽園とも呼ばれています。

気候は、熱帯雨林気候な為、湿度が高く一年中暑いです。マリンスポーツが盛んで、リゾートビーチも整備されていますが、雨季に行くとマリンスポーツが楽しめなくなるので注意が必要です。

マングローブディスカバリーツアー

2.ロンボク島

インドネシア中部の小スンダ列島にあるロンボク島。人口約270万人の島です。北部にはリンジャニ山がそびえたっていて、南麗にはサバンナが広がっています。サバンナでは牧畜が盛んで、米やコーヒーなどを輸出しています。南部にあるダンジェニアンビーチはインドネシアでベストビーチになっており、多くの観光客がマリンスポーツをやりに訪れます。
北部にはギリ3島と呼ばれる小さな3つの島が連なっています。このギリ３島の周辺は絶好のシュノーケリングスポットとなっていますよ♪

マリンスポーツ

ロンボク島でのマリンスポーツは主に、ダイビング、シュノーケリング、サーフィンが盛んで、海の中にはきれいなサンゴ礁と熱帯地方ならではの魚などを見る事ができます。斜面も緩やかなので初心者でも潜る事ができます。

3.コモド島

インドネシア小スンダ列島にあるコモド島。人口は約2000人と少ない。コモド島はコモド国立公園の一部となっています。さらに「コモドオオトカゲ」が野生で生活しているのでも有名です。マリンスポーツも盛んで、ダイビングスポットにもなっているコモド島では「マンタ」が見る事ができます。

ダイビングでマンタが見れる

ダイビングクルーズと呼ばれるツアーでは半日はまず名前にもなっている「コモドオオトカゲ」をみます。有名なダイビングスポットですが、流れが速く、地形が複雑な為、マンタや大型の魚を見ることができます。しかし、ダイビングに関して初心者にはには難しいと言われています。その為このようなツアーを利用する方が多いです。

コモド島　地図

4.スンバ島

スンバ島はインドネシアの小スンダれ等にある島です。スンバ島は白壇の原産地ともいわれています。人口は約43万人です。気候は雨季と乾季に分かれているサバナ気候です。言語も島特有の「スンバ語」をしゃべっている人がほとんどです。
また島では巨大墳墓をあっちこちでみることができ、今でも伝統的な作り方で作られています。

イカット

イカットという縫物はスンバ島の民芸品で、主に綿で作られています。色々な島国でイカットの作り方などに少し違いがありますが、首都ジャカルタやバリ島などで売っているので有名なのはスンバ島のイカットです。スンバ島では綿を植物の根や葉で色を出し、それを藍染めの手法で染めていきます。その後は乾かし、写真のように丁寧に塗っていきます。

スンバ島　地図

5.カリマンタン島

インドネシア語で「カリンマンタン島」。英語で「ボルネオ島」と呼ばれています。カリマンタン島は、インドネシア、マレーシア、ブルネイの三国が所有しています。その為、世界で最も領土の数が多い国でも有名です。1億年程前からこの島は動いておらず、世界最古の熱帯雨林とも呼ばれています。熱帯雨林からは木材などが豊富にとれ、それを資源にしています。さらに石油産出国でもあります。

200を超える先住民族が暮らしており、その民族たちの生活も見る事ができる島です。日本では見たことがないような様々な暮らしぶりを見れます。

さらに世界でスマトラ島とカリマンタン島でしか生息していない「オラウータン」に会うことができます。

マハカム川のクルーズ

カリマンタン島最大の河。「マハカム川」をハウスボートで下るクルーズです。川の沿岸には様々な種族が暮らしています。その為、このマハカム川と共に生きている人たちの暮らしを間近で見る事ができるクルーズです。さらに世界最古とも呼ばれている美しい熱帯雨林の中をボートで進んでいきます。

カリマンタン（ボルネオ）島　地図

6.ニューギニア島

ニューギニア島は太平洋南部に位置する島で名前からも推測できるようにインドネシアとパプアニューギニアの領土です。領土はインドネシアの方が多少多い為、東南アジア国家です。しかし島だけを世界的に見ると島区分はオセアニアに含まれます。
ニューギニア島はニューギニア島、パプア島、イリアン島の3つの名前を持つ島です。それぞれ由来は異なり、多数の民族がいるニューギニア島で海岸沿いで初めてニューギニアの人に出会った人が名付けたのがパプア島、熱帯エリアに住んでいたニューギニア人に初めて出会った人が名付けたのがニューギニア島と様々な民族がいる事が伺えます。

ロレンツ国立公園

ｎニューギニア島の西部に位置する国立公園は未開の地と言われており、今現在でもすべての種族を把握していません。さらに公園の周辺で鉱山資源が発掘された為、それを守る為に国立公園となり世界遺産に認定されました。赤道付近にありながら山の山頂では雪が降り、低湿地帯や熱帯地帯など多様な気候がある国立公園では色々な動物を見る事ができます。

ニューギニア島　地図

インドネシアはバリ島だけではない

インドネシアは世界最大の島保有国です。周りを海で囲まれ、昔から外界と遮断されてきた島国ではその島独自の成長を遂げています。さらに人々もたくさんの民族が暮らしている魅力的な島ばかりです。日本では経験できないような景色、人々との出会いなど島ごとでまったくちがう景色を見せてくれるのが島の良い所ですよね♪