伏見稲荷大社には1月の歳旦祭から12月の大祓式まで、年間通じて様々な行事が執り行われています。今回はそんな行事の中でも、私たち日本人の食に欠かせないお米に関する行事・田植祭についてお伝えしたいと思います!
田植祭とは、秋に実り豊かな米を収穫できるように願いを込め、ご神前に稲苗を神田へ植えるお祭りです。神田では早乙女さん達が苗を植え付けていき、6月に植えた苗を10月の抜穂祭で収穫をします。本殿にお供えされていた苗を神職さんが苗付けをする代表者に渡し、植え付けられていきます。
祭の中では、「汗杉(かざみ)」と呼ばれる平安装束を着た神楽女が田植えを真似た舞・御田舞を披露します。神楽女が五穀豊穣を願う御田舞を踊っている中で早乙女さんたちが田植えをすることによって、その年の豊作を神に祈ります。昭和天皇の時代から受け継がれてきた伝統ある御田舞を一度は見学したいということで見に来る観光客もいるそうです。
神事とともに稲荷山の山麓にある神田で奉仕者らによって手植えで稲の苗が植えられる。その間、巫女(みこ)さんが「神楽女」となって平安時代の衣装をまとい、「御田舞(おたまい)」を舞う様子もとても優雅だ。 ちなみに神田から取れるお米の量は
約150kg(米俵2俵半)にもなり お茶碗に約2000杯分の量にもなるんだそうです たくさん収穫出来るんですね~
いかがでしたか?私たちの生活の中で関わりの深い食についての歴史を知るいい機会であり、食のありがたさを認識するいいきっかけになると思います。
1.「伏見稲荷大社田植祭」とは?
2. どんな魅力が?
この行事は実は4月に行われる水口播種祭で撒かれた種から出てきた苗を植えます。一年を通じて主食となるお米ができる工程を種から収穫まで見届けることによって、日々、何不自由ない食生活を送れていることに対して神様へ感謝します。伝統の大切さを再認識することができます。3.見どころ
早乙女さん達による田植え
午後2時から「御田舞」が奉納され、雅楽が演奏される中、選ばれた早乙女さん達による田植えが約30分かけて行われます。ちなみに、女性は早乙女さんと呼ばれ、男性は早乙男と呼ばれています。左右の田に分かれて田植えをしていきます。神楽女の御田舞
他の田植祭と比べるのも○!
伏見稲荷大社では6月に田植祭が行われますが、実は全国でも同じような田植祭が行われているんです!そのなかでも、同じ関西圏で同じ時期に行われるのが、大阪住吉大社の御田植神事。こちらは日本三大田植祭りの一つであり、重要無形民俗文化財にも登録されています。いろんな田植祭を見て回るのも風習の違いを知れておすすめです!4.口コミ
http://www.sankei.com/west/news/150601/wst1506010044-n1.html
約150kg(米俵2俵半)にもなり お茶碗に約2000杯分の量にもなるんだそうです たくさん収穫出来るんですね~
http://xn--it-e83a0d6ae29c5fndsh3d5554by1fx3cnz8bsv5b8g9c6mxdxm1a.com/kiji.html?…
5.詳細
■ 基本情報
- ・名称: 伏見稲荷大社
- ・住所: 京都市伏見区深草薮之内町68番地
- ・アクセス: JR稲荷駅下車すぐ 京阪電車伏見稲荷駅下車 徒歩約5分
- ・電話番号: (075)641-7331
- ・拝観料金:無料
- ・オススメの時期: 6月10日
- ・公式サイトURL: http://inari.jp/
いかがでしたか?私たちの生活の中で関わりの深い食についての歴史を知るいい機会であり、食のありがたさを認識するいいきっかけになると思います。