Cheng-en Cheng
大江戸線は、練馬区の光が丘が起点となって、新宿の都庁前から環状部分に入り、ぐるっと都内をまわって都庁前に再び戻って来る東京都営の地下鉄路線です。新宿の都庁前からぐるっと反時計回りにまわって、再び都庁前に戻ってゴールするシニアも楽しめる大江戸線の東京めぐりをご紹介します。
大江戸線路線図
Edit by 呑み鐵東京の見どころをしっかりと抑えるにはこの大江戸線がおすすめです。特に中高年の方でも楽しめる観光スポットがたくさんあるので、大江戸線は中高年のお散歩コースとも言えるでしょう。身体に負担のない楽しい旅を!
1.東京都庁|都庁前・E28
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大江戸線の環状線が始まる都庁前には、駅名のとおり都庁が聳え立ち、地上202mの高さにある展望室は、入室無料で昼も夜も素晴らしい東京の景色を眺めることが出来ます。東京めぐりスタートに都庁の展望室でこれから出かける場所を探しながら昼の東京の姿を見て、ゴールに一日でかけた場所を確かめながら夜の東京の姿を見るのも楽しいでしょう。
新宿にもほど近い東京都庁。そびえ立つツインタワーは何と地上200m超えです。外から見ているだけでも迫力がありますが、中にはいって実際に高さを体感してみるのがオススメ。新宿の夜景や景色を一目見てみたい!
都庁からの夜景
Dick Thomas Johnson
無数に輝く星空のようにキレイな夜景。角度によれば近くに遮る大きな建物がないため、かなり遠くの夜景までも見渡すことができます。夜は11時まで営業しているので、ちょっと遅目に訪れても大丈夫ですよ!ロマンチックを体験してみたい!■ 基本情報
- ・名称: 東京都庁
- ・住所: 新宿区西新宿2-8-1
- ・アクセス: 都庁前駅すぐ
- ・営業時間: 9:30~23:00
- ・定休日: 南展望室|第1及び第3火曜日、北展望室|第2及び第4月曜日
- ※祝日に重なる場合は開室し、その翌日を休室とします。
- ※年末年始(12月29日~31日、1月2日及び3日)
- 平成27年5月16日(土)の都庁舎点検日は両展望室とも休室
- ・電話番号: 03-5320-7890
- ・料金: 無料
- ・所要時間: 1時間
- ・公式サイトURL: http://www.yokoso.metro.tokyo.jp/page/tenbou.htm
2.東京タワー|赤羽橋・E21
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今では東京のシンボルを東京スカイツリーに譲っても東京タワーは、「三丁目の夕日」世代の人達には東京のシンボルであり続けています。大江戸線の赤羽橋駅からなら徒歩5分の近さにあり、東京タワーに登れば東京都心の姿をしっかりと眺めることが出来ます。
ぶらっと東京への旅に出る、東京界隈を散歩するには外せないのがこの東京タワー。今ではスカイツリーの影に隠れて話題に上らなくなりましたが、東京の歴史と日本の誇りがこの東京タワーに詰まっています。行ってみるべし!
■ 基本情報
- ・名称: 東京タワー
- ・住所: 港区芝公園4丁目2−8
- ・アクセス: 赤羽橋駅 / 赤羽橋口から徒歩5分
- ・営業時間: 大展望台・特別展望台|9:00~23:00
- ・定休日: 年中無休
- ・電話番号: 03-3433-5111
- ・料金: 大展望台900円、特別展望台700円、大展望台+特別展望台1,600円
- ・所要時間: 1~3時間
- ・公式サイトURL: http://www.tokyotower.co.jp/index.html
3.浜離宮恩賜庭園|汐留・E19
hiyang.on.flickr
浜離宮恩賜庭園は江戸時代には将軍家の別邸で、明治時代になって皇室の離宮となり戦後になって一般公開された庭園で、今でも東京湾の海水が潮の満ち引きに合わせて出入りする潮入の池や1700年代後半に築造された鴨場があります。都庁、東京タワーと地上から遠く離れたあとには広いお庭を散策して、ゆったりとした気持ちになれたら良いでしょう。
綺麗な庭園には駅が広がり、しばし都会の喧騒を忘れて休憩できるので、観光の合間に休憩スポットとしていれるのもいいですね。汐留駅から歩いて7分なので近いのも助かります!夜は閉まっていますのでご注意を!
■ 基本情報
- ・名称: 浜離宮恩賜庭園
- ・住所: 中央区浜離宮庭園1−1
- ・アクセス: 汐留駅から徒歩7分
- ・営業時間: 9:00~17:00
- ・定休日: 年末・年始
- ・電話番号: 03-3541-0200
- ・料金: 一般300円、65歳以上150円
- ・所要時間: 1~3時間
- ・公式サイトURL: http://teien.tokyo-park.or.jp/contents/index028.html
4.深川ゑんま堂|門前仲町・E15
深川ゑんま堂には日本最大のゑんま大王座像が祀られていて、19のお願いごとに賽銭箱があって、お賽銭を投げ入れると仏様より様々な説法が受けられるようになっています。19種類ものお願いごとをしておゑんま様の除けと封じの御利益がいただければ、きっと良いことが起きるでしょう。
赤いお顔をしてあぐらをかいて、右手には笏を持っています。怖い表情をしていますが、どことなくユーモアも感じられます。門前仲町駅の6番出口を出て5分。開帳は朝9時から午後5時までです。料金も無料なので、気軽に入って見られますよ!
■ 基本情報
- ・名称: 深川ゑんま堂
- ・住所: 江東区深川2-16-3
- ・アクセス: 門前仲町駅6番出口より徒歩5分
- ・開門時間: 9:00~17:00
- ・定休日: 年中無休
- ・電話番号: 03-3641-1652
- ・料金: 無料
- ・所要時間: 1~2時間
- ・公式サイトURL: http://www.enma.or.jp/hojyoin.html
5.江戸東京博物館|両国・E12
江戸東京博物館は、徳川家康が江戸に入府してから現代までの江戸と東京の歴史と文化を、実物資料や復元模型などで知ることが出来る博物館です。世界最大の都市だった江戸時代の江戸や行動経済成長期の東京の姿など、メガロポリス東京の歴史と文化を再認識することが出来るでしょう。
江戸時代の下町の様子を知ることができるミニチュア。江戸東京博物館では江戸時代の東京が庶民にとってどんな存在だったのか、またどれだけ賑わっていたのかを知ることができる博物館です。雨の日に見学するのもオススメです。
昔の東京
江戸時代が終わった近代の東京の様子をジオラマ展示しています。かなり大きいのでミニチュアなのに迫力があるのがポイント。馬車や犬、人など今にも動き出しそうな感じです。■ 基本情報
- ・名称: 江戸東京博物館
- ・住所: 東京都墨田区横網1-4-1
- ・アクセス: 両国駅A4・A3出口から徒歩1分
- ・営業時間: 9:30~17:30 (土曜日は9:30~19:30)
- ・定休日: 毎週月曜日(月曜が祝日または振替休日の場合はその翌日)、年末年始
- ・電話番号: 03-3626-9974
- ・料金: 常設展観覧料|一般600円、65歳以上300円
- ・所要時間: 2~4時間
- ・公式サイトURL: http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/
6.湯島天満宮|上野御徒町・E09
学問の神様で知られる湯島天神は、上野御徒町駅から徒歩5分ほどの高台にあり、雄略天皇二年(458年)に天之手力雄命を祀り創建されたと伝えられるお社です。家族や自身の学問や知恵が豊かになるようにと湯島天神にお参りした後は、せっかく御徒町にやって来たのでアメ横を覗いてみるのも良いでしょう。
文京区湯島にある湯島天満宮。比較的新しい建物で、最近改修された部分もあります。文京区にある学問の神様の社。東京大学が近くにあるため、学生にとっても重要な場所なのかもしれません。朝6時から開いています。
■ 基本情報
- ・名称: 湯島天満宮
- ・住所: 文京区湯島3-30-1
- ・アクセス: 上野御徒町駅A4出口から徒歩5分
- ・開門時間: 6:00~20:00
- ・定休日: なし
- ・電話番号: 03-3836-0753
- ・料金: 無料
- ・所要時間: 1~2時間
- ・公式サイトURL: http://www.yushimatenjin.or.jp/pc/index.htm
7.東京大神宮|飯田橋・E06
東京大神宮は、「東京のお伊勢さん」として親しまれており、心結び、縁結び、幸結びの御利益があるとされるお社です。江戸っ子の一生の望みだったお伊勢参りは、江戸時代の名所めぐりでもあったと言われていることから、大江戸線ぐるっと東京めぐりは、現代のお伊勢参りとも言えましょう。
東京のお伊勢と呼ばれるほど多くの人が訪れ、願い事をぶら下げていく神社。江戸の人たちのお伊勢さんに行きたい!という強い思いが現れていますね。この神社は夜遅くまで開いており、午後9時までとなっています。
■ 基本情報
- ・名称: 東京大神宮
- ・住所: 千代田区富士見2-4-1
- ・アクセス: 飯田橋駅から徒歩5分
- ・開門時間: 6:00~21:00
- ・定休日: なし
- ・電話番号: 03-3262-3566
- ・料金: 無料
- ・所要時間: 1~2時間
- ・公式サイトURL: http://www.tokyodaijingu.or.jp/