Kentaro Ohno
ディズニーの名作・白雪姫と七人のこびとと言う物語は、誰もが知っている人気作品。夢溢れるおとぎ話で、子供から大人まで知っていますよね♪しかし、このアトラクションはそんな夢のような雰囲気を一切持ち合わせていません。それなのに人気なんですよ!一体、どこに魅力が隠れているのでしょうか。「白雪姫と七人のこびと」という、東京ディズニーランド内にあるサスペンス風アトラクションが話題になっています!体験した人たちから、ホラー系「ホーンテッドマンション」よりも怖い!と数々の悲鳴(口コメ)が!ほの暗い空気、ぼんやりと浮かび上がるお化けの顔をした木々、毒りんごをつくる魔女・・・。その独特の不気味さにはまっちゃう人続出!?今回は大人も楽しめる見どころなどについてご紹介します。あなたも白雪姫になってこの森を冒険しよう♪
「白雪姫と七人のこびと」とは?
http://blog.livedoor.jp/rikofy/archives/35983173.html
東京ディズニーランド内にある「白雪姫と七人のこびと」は、ディズニー映画「白雪姫」の世界を体験できるアトラクションで、白雪姫の目線から描かれたシーンを再現しています。 女の子だけでなく、男の子も知っているお話でしょう。「鏡よ、鏡、鏡さん。世界で一番美しいのはだ~れ?」というフレーズを真似た人も多いのでは?かわいい白雪姫に嫉妬した継母は白雪姫を森の中に置き去りにさせました。しかし、白雪姫は7人の小人と出会い、楽しく過ごしていました。そこに、魔女に扮した継母が毒リンゴを白雪姫に食べさせ、白雪姫は死を迎えますが、王子様のキスで目覚める話ですね。
「白雪姫と七人のこびと」の魅力はここ!
http://magicurse.seesaa.net/article/151674533.html
こびとのベッドをかたどったトロッコに乗って冒険します♪「白雪姫と七人のこびと」の物語が進むように、七人のこびと、 毒入りリンゴを売る魔法使いのおばさんや怖いキャラクターなどが次々に暗闇から登場するなど、 ホラー感たっぷりでスリル感もあり、独特の雰囲気にハマる大人も多いようです。 シンデレラ城の隣にあるので、分かりやすいです。1台4名乗りなので、家族水入らずで乗れるかも。身長制限はありませんが、補助席なしで一人で座れることが条件です。2分30秒で白雪姫の世界を旅します。薄暗く、魔女も出てくるので、小さいお子様には十分気をつけてください。できれば、そういうった環境も面白いと思える年齢から乗せたいですね。
「白雪姫と七人のこびと」の見どころポイント!
https://www.youtube.com/watch?v=UxRIY680Tmc
トロッコの先頭には!
こびとのベッドをかたどったトロッコの先頭には、 それぞれ「DOC」先生、「Grumpy」おこりんぼ、「Happy」いつもごきげんなど7人のこびとの名前が刻まれていますので、 乗車前にチエックしておくのも楽しいかも?そう、7人の小人にはそれぞれ名前がついているのです。ほかには「Sneezy」くしゃみ、「Dopey」おとぼけ、「Sleepy」ねぼすけ、「Bashful」てれすけがあります。乗車する前にどの子がどの名前か確認しておくと、楽しいかもしれませんね。お気に入りの子はどの子ですか。それぞれキャラクターがあるので、人それぞれ好みが違うでしょうね。
http://dr-snail.sblo.jp/article/35036636.html
白雪姫はどこ?!
小人も一回しか登場しないようで、多く登場するのは魔女!12回も登場するみたいです。余裕があれば、数えてみてください。そうか、自分が白雪姫か・・・嬉しいけど、かわいい白雪姫をたくさん見たかったですね。それなら、白雪姫と同じコスチュームで乗車したいなんていう人もいるのでは!?とりあえず、髪に赤いリボンでも付けて行きましょうか!?
https://www.youtube.com/watch?v=isWHAvKPSPY
実は白雪姫の恐ろしい冒険?!
入り口看板には、恐ろしい魔女の住む森を冒険するアトラクションと書かれています。 怖い魔女たちが出現するため、特に小さいお子さんは注意が必要のようですが、逆にこの独特感あふれる雰囲気にハマる人も多いようです。こ・こわい・・・。しかも、至近距離に魔女が登場するらしい。覚悟が要りますね。大人でも、ちょっとビビッてしまうのに、子供が耐えられるのか。入る前に何度も説明し、子供に確認をしたほうがいいですね。小さいお子様はスタッフから確認されることもあるほどです。トラウマにならないように、大人もしっかり子供をサポートしてくださいね。
http://blogs.yahoo.co.jp/saccerboyjp/65828499.html
物語とともに、スリル感も味わえる!
物語と共にスピーディーに、トロッコが急カーブするなどスリル感も満載!こんな怖い場所は早く抜け出したいですね。まさに、白雪姫の心情を感じられます。かわいいがゆえに妬まれ、こんなひどい仕打ちを受けるなんて白雪姫があまりに可哀想。でも、白雪姫はどんな状況でも明るく前向きだからこそ、みんなから愛されるんですよね。小人さんもかわいらしく、白雪姫の愛情を感じられますね。そういえば、王子様は登場するの!?
http://blogs.yahoo.co.jp/kazugonsyo/7900790.html
実際に行った方の口コミもチェック!
http://disneytoondays.com/?page_id=2157
http://infant-disney.seesaa.net/article/416573434.html
http://blog.livedoor.jp/chibachin/archives/51040069.html
https://www.docojapan.com/tdl/attraction/snowwhite.html
やはり、大人も子供もはまるアトラクションですね。しかも、開業当初からあるというからその人気を伺えます。海外のディズニーにもありますが、終わり方が異なる場所があるようです。日本の終わり方が好きではないなら、海外バージョンを見に行くのもいいのでは?国によってエンドが違うなんて知りませんでした。すべてのアトラクションをチェックしたくなりますね。
基本情報
- ・名称: 東京ディズニーランド
- ・住所: 千葉県浦安市舞浜1−1
- ・アクセス:JR京葉線「舞浜駅」(南口)から徒歩5分。東京メトロ東西線「浦安」駅からバスで約25分。※他交通アクセスはHP参照。
- ・駐車場:あり
- ・営業時間: 9:00~22:00 ※季節・曜日により異なる
- ・定休日: 年中無休
- ・電話番号:インフォメーション0570-00-8632、 045-330-5211
- ・料金: 1dayパスポート大人(18才以上)6,900円、中人(12才~17才)6,000円、小人(4~11才)4,500円、シニア(65才以上)6,200円。他にもアフター、スターライト、年間パスポートなどがあり、詳細はHPにて。
- ・所要時間:約2分30秒
- ・定員:1台につき前後に2名づつで計4名です。
- ・利用制限:補助なしで座れること。お子様をひざに乗せた状態では利用できません。
- ・公式サイトURL: http://www.tokyodisneyresort.jp/top.html
地図はこちら
なんでこんなに怖いの?
入り口の注意書きに注目!
このアトラクションの入り口には、「怖い魔女が登場します。小さいお子様はご注意ください」の文字が!そして同時に、リンゴを持った恐ろしい魔女の姿も描かれているんです。これは行列に並び始めてしばらく進むとやっと見えてくるものであり、見つけた頃には後ろにも行列ができているので引き返すことは稀。まずほとんどが引き返さないでしょう。乗り込む前からこうして恐怖心を駆り立てるので、今から起こる出来事に対して恐ろしくなってしまうのかもしれませんね!
魔女や骸骨の出現率高め!
おとぎ話の白雪姫を考えると、魔女は出てくるもののそこまで恐ろしいものではありません。しかしこのアトラクションには、骸骨や迫りくる魔女、思わず避けてしまうほど間近に襲い掛かってくる木などの仕掛けがいっぱいなんです。少し明るいゾーンもつかの間であり、ほとんどが暗い闇の中と言うのも怖い原因です。また、小人たちが楽しそうにダンスするシーンでホッと一息、、、と思いきや、ドアの隙間から何かが除いていることも!何か来る!と構える隙を与えないびっくり要素も怖さの1つなのです。
暗闇を進むトロッコ!
小人の名前が刻まれたトロッコに乗り込むまではメルヘンですが、そのトロッコが進む先は暗闇。序盤の明るいシーン以外はすべて闇に包まれ、その雰囲気はお化け屋敷さながら!これは子供も泣き出すレベルですよね!仕掛けたちや壁の絵も蛍光塗料が塗られ、一見メルヘンでも闇の中では豹変します。ぼんやりと浮かび上がる仕掛けのおぞましさは、大人でもドキドキしてしまいます。ゆっくり進んでいるのに急にスピードアップするあたりも、スリル満点です!
ハッピーエンドがない
白雪姫のエンディングでは、王子様と幸せになるのが一般的。昔読んだ物語もそうなっていますよね?しかし、このアトラクションは最後まで王子様の姿は登場しません。それもそのはず、乗り込んで数秒後の明るいゾーン以外は最後まで暗闇のままなのです。どこまでもスリルの連続のままトロッコが進むと、待っているのは小人たちに岩を落とそうとしている魔女の姿。「この後どうなっちゃうの!?」と目を覆いたくなりますが、なんとここでアトラクションは終了。なんとも後味の悪い終わり方をしているのが特徴的なんです。
じゃあ、どうして大人がハマっちゃうの?
白雪姫目線で楽しめる
子供の頃に読んだ白雪姫は、それは美しい物語として定着していますよね。かわいいヒロインが意地悪魔女に狙われますが、結末は王子様が助けに来るというもの。誰でもこのエンディングを知っています。女性の中には、白雪姫になってみたい!と思ったことがある人もいるのでは?では体験していただきましょう!と言うのがこのアトラクションなんですね♪そのため、上で紹介したように白雪姫の登場は1度きり。乗っているあなたが白雪姫なので、登場回数は極限まで減らされているのです。ちょっと変わったヒロイン気分を味わってみては?
大人になった今、別視点で楽しむ
きれいな物語ですが、本当はいかに恐ろしい物語であるかが伝わってくるのも魅力の一つ!小人たちと楽しく過ごした時間はあっさり奪われ、以降は恐怖で満ちていたということをうまく表現されているのではないでしょうか。子供の頃は美しい物語として、大人になった今は少し残酷な物語として、別視点で見られるのもここならでは。白雪姫はグリム童話の中でも、本当は恐ろしい物語と言われているんですよ!まだ10歳前後の頃に母と魔女から命を狙われているのですから無理もありません。飾りっ気なしにリアルに体験できるから人気なのかと思います☆
ファストパスの合間に使える!
パーク内のアトラクションを周る際、ファストパスの時間までをどう過ごすかも重要ですよね。待ち時間が長いものはファストパスに間に合わない可能性もあり、時間つぶしに困ってしまいます。そんな時に便利なのがこの白雪姫と七人のこびと。混雑時以外は待ち時間が平均20分程度であり、イッツ・ア・スモールワールドと大差ないんです!スモールワールドは子供向けで大人にはちょっとメルヘンすぎますが、こっちは大人向け♪並べばすぐ乗れちゃうのも人気のポイントですよ☆
知ってた?このアトラクションにまつわるトリビア!
実は後出し!? 1回だけ登場した白雪姫
この白雪姫と七人のこびとは、アナハイムにあるディズニーランドのオープンに合わせて公開されたもの。しかし、この時は白雪姫が一切登場していなかったんです!上で紹介したように”白雪姫になりきれるアトラクション”なので当然なのですが、実はこれがゲストに伝わらなかったのです。そこで、ファンタジーランドを改修した際に白雪姫を登場させるように変更。現在の1度きりの登場シーンができました。ですが、アトラクションのタイトルは「白雪姫の冒険」とされているので、基本的に白雪姫になりきるコンセプトは変わっていません。ゲストにこれが伝わりやすくなるように手直しされていたんですよ☆
国によって変化するエンディング
このアトラクションは日本だけでなく、他のディズニーランドにも存在しています。でもエンディングが国によって違うって知っていますか?あいまいで少し後味の悪い終わり方をするのは日本版であり、他の国ではハッピーエンドもあるんですよ♪例えばアナハイムではその後の白雪姫が幸せに暮らしたという記述があるので、ハッピーエンドですよね。しかし、ディズニーランドパリのエンディングには王子様が登場し、絵本の世界と同じようにハッピーエンドとなるのです。フロリダのマジックキングダムにもこのアトラクションがありましたが、2012年にクローズ。日本とパリでしか楽しめないアトラクションなんですよ♪
いかがでしたか?ディズニーランドの”白雪姫と七人のこびと”は、決してファンタジーで夢溢れるアトラクションではありません。しかし、なりきり型ライドと考えれば案外楽しめそうですよね♪お子さんを乗せるときは注意が必要ですが、大人になったあなたならきっと楽しめるはずです☆
「白雪姫と七人のこびと」、原題は「Snow White’s Scary Adventures(白雪姫の恐ろしい冒険)」となっています。タイトルだけで怖さが伝わってきますね。このアトラクションは、子供の頃この物語に触れていた大人たちのほうがより楽しめるかもしれません。継母に追い出され、行くあてもなく、一人寂しく、心細く、見知らぬ不気味な森をさまよう・・・そんな彼女の不安を追体験できるかと思います。お話は途中で終わってしまいますが、ほの暗い道を抜ければ王子様がきっと待っている・・・そんな前向きなメッセージすら感じますね。ディズニーランドに行ったらぜひ体験してみてください!