層雲峡の見どころ8選。断崖絶壁が続く驚異の絶景を見に行こう！

層雲峡は広大な大雪山国立公園の中にあり、雄大な自然の絶景が楽しめるということで北海道屈指の人気を誇る観光地です。アイヌ語で「ソウウンベツ（滝の多い川）」と呼ばれていたことから、詩人の大町桂月が1921年にこの名を付けたもので、約24kmに渡って続く断崖絶壁の大渓谷には、さまざまな見どころがあります。今回は、絶対に外せないおすすめポイントを8か所ご紹介しますので、これから旅行に行かれる方はぜひ参考にしてくださいね！

Ⅰ．大雪山黒岳

標高2,291mの旭岳を主峰とした大雪山のうち、標高1,984mの黒岳には標高670mの層雲峡温泉から黒岳ロープウェイで標高1,300mの五合目へ、さらに黒岳ペアリフトで七合目まで登ることが出来ます。七合目展望台からの眺めは、雲上の絶景となっています。

Ⅱ．銀河の滝

層雲峡は、石狩川沿いに24ｋｍの長さにわたって続く断崖絶壁からは、いくつもの滝が崖から流れ落ちる姿を見る事が出来ます。その中で最も美しいと言われている二つの滝の一つが、高さ120mから流れ落ちる水の姿が優美な「銀河の滝」です。

Ⅲ．流星の滝

層雲峡の中で最も美しいと言われている滝には、優美な姿の「銀河の滝」とは対照的に、高さ90mから流れ落ちる迫力のある姿の滝が「流星の滝」です。

Ⅳ．双瀑台

層雲峡温泉街から大雪湖に向かう途中にある駐車場から「銀河の滝」、「流星の滝」をそれぞれ眺めることは出来ますが、２つの滝をいっぺんに見る事は出来ません。駐車場から滝を背にして山道を450mほど登ると、２つの滝がいっぺんに眺められる「双瀑台」があります。

Ⅴ．不動岩

不動岩は、「銀河の滝」と「流星の滝」との間にそそり立っている岩で、二つの滝と共に層雲峡の人気スポットとなっています。 不動岩以外にも層雲峡には、柱状節理の絶景として知られているスポットがありますが、その中でも有名だった小函にある「天城岩」や「神削壁」へは、小函遊歩道が落石の危険があるために通行禁止となっているために、幻の絶景となってしまいました。

Ⅵ．紅葉谷

紅葉谷では、片道30分の散策で「紅葉の滝」にたどり着きます。今では幻の名所となった「小函」の様な柱状節理の岩壁と滝とを間近に見ることが出来て、紅葉の季節には綺麗なもみじも見ることが出来ます。

Ⅶ．大函

層雲峡で最も美しい渓谷美と言われているのが大函で、層雲峡温泉より北見方面へ約６ｋｍ走ったところに大函への入口があります。

Ⅷ．層雲峡温泉

層雲峡温泉は層雲峡の中にある温泉街で、中心部はカナダの山岳リゾートを範とした層雲峡キャニオンモールとなっていて、多くの温泉街とは異なった洋風な趣の温泉地となっています。

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層雲峡は大雪山国立公園のふもとに位置し、夏場なら旭川から車を利用して1時間ほどで行くことができます。自然が作り出した絶景は素晴らしいものですが、紅葉のシーズンにはさらに美しい景色をみることができます。春夏は新緑と咲き誇る花、冬には凍り付いた滝など、どの季節に訪れても異なる良さがあります。ゆっくりでも半日程度で回れてしまいますので、体力に余裕があれば日帰りで行ける旭岳や黒岳登山もおすすめです。観光を楽しんだ後は温泉につかってゆっくりと疲れを癒してくださいね。

素材提供：トリップアドバイザー