犬島の観光スポットまとめ。岡山から日帰りで楽しめるアートの旅♪

犬島の観光についての情報をまとめました。岡山県に属する瀬戸内海に浮かび、宝伝港からフェリーで10分ほどで渡ることのできる場所です。香川県からも行くことができ、ベネッセのプロデュースするアート活動の舞台の一部になっています。代表するスポットとして、かつて銅の精錬を行っていた頃の遺構を保存、再生している美術館や、家プロジェクトという企画展示などが有ります。キャンプや海水浴ができたり音楽の野外イベントが行われたこともあり、小さな島ですが休日にはたくさんの人が訪れています。

1.犬島とは？

犬島は犬島本島とその周辺の犬島諸島からなる島々の総称です。犬島本島のみが有人島で約100人の住人が暮らしています。「犬島」と呼ばれるようになった理由は島内にある巨大な岩が犬に見えるということに由来しています。
1909年から10年間、島内で銅の精錬がおこなわれていた歴史があり、いまでもその遺構がいくつか残されています。

3年に1回、瀬戸内海国際芸術祭が開催されますが、ちょうど2016年が開催年にあたります。春、夏、秋の３期に分け計108日間の会期で開催されますので、この機会に是非、犬島を訪れて見て下さい。犬島でも様々な作品が展示される予定です。楽しみですね！　作品と自然の風景を同時に楽しめると、期間中は多くの人が訪れます。なお、犬島には宿泊施設がないので、お泊りの際は周辺の島の宿泊施設をご利用下さい。
  
 

2.犬島の魅力

犬島を含む周辺の島々全体でアートプロジェクトがおこなわれていて、犬島本島内にもいくつかのアートプロジェクトが実施されています。 島そのものも狭いですが、アートプロジェクトがおこなわれている範囲はほぼすべてが島の東側に密集しているので、のんびりと島内を散歩しながらアートを楽しむことができます。

2010年、3つのギャラリーと「中の谷東屋」が一般公開され、「家プロジェクト」がスタート。2013年にはさらに２つのギャラリーが加わり、特徴ある作品を展示しています。大小多数の円形が配置されている「S邸」のオブジェ「コンタクトレンズ」、アクリルで作られた花びらが舞う「A邸」のオブジェ「リフレクトゥ」など、不思議な感覚を体験することができます。映像や庭園を見学できる「C邸」や「I邸」もおすすめですよ。
  
 

3.お勧めなスポット

犬島精錬所美術館

近代化産業遺産に認定された犬島精錬所の遺構が見学できます。レンガ造りの工場跡や煙突の跡などがきれいに残されているので、当時どのような広さの精錬所があったかをイメージすることができます。
美術館内にはカフェがあり、瀬戸内海の漁師飯を食べることができます。

コンセプトは「在るものを活かし、無いものを創る」。太陽熱や地熱など自然のエネルギーを活用し、植物の力を利用した水質浄化システムを採用しています。日本の近代化に警告を鳴らした三島由紀夫をモチーフにした柳幸典氏の作品を展示しています。ミュージアムショップでは、犬島の関連書籍、オリジナルグッズ、地元の特産品などを販売していますので、是非お立ち寄りください。ショップへは館内チケットをお持ちでない方もご利用できます。

犬島キャンプ場

島の南部にあるキャンプ場で、4月15日-10月15日までの間に利用することができます。
定休日が設定されていて火曜日（祝日の場合は翌日）は、利用できません。テントやバーベキューセットなども用意されているので、材料さえ自分で用意していけば気軽にキャンプをすることができます。
昼間の使用のみのコースも用意されています。

キャンプと海水浴が同時に楽しめる、楽しいキャンプ場です。是非、ご家族やグループでご利用下さい。総面積約1.8ヘクタールという広い敷地内には、テント（芝サイト20基、デッキサイト20基）、シャワー、炊事施設が備わっています。園内には芸大・美大の学生がみかげ石を使って制作した、オブジェが点在していますのでお楽しみ下さいね！　犬島は、古くからみかげ石（花崗岩）の採石所として知られています。

犬島海水浴場

7月-8月の間海水浴ができます。シャワーや更衣室、トイレがあるので安心して利用することができます。
周囲の島々を眺めながら海水浴を楽しめます。

弓なりに180ｍ続くビーチは、白い砂浜がとても美しいと評判です。近くには「大島自然の家」があり、天体観測やシーカヤックを楽しむことができます。ストーンクラフト、海辺の散策、海釣り等の自然体験活動なども楽しむことができますよ！　ビーチへお越しの際には是非、お立ち寄りください。宿泊棟もあり、家族や団体でご利用できます。

 

4.訪問者・参加者の声

5.場所

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犬島の観光についてご紹介しましたがいかがでしたか。銅の精錬所跡の煙突は土地を象徴する風景となっています。穏やかな海が広がる砂浜やのどかな雰囲気は家族連れのお出かけにもおすすめで、また、キャンプ場の他にもコテージなどの宿泊施設もあってのんびりとした休日を過ごすのにぴったりです。あちこちにアート作品が点在しており、散策するだけでも楽しめます。3年に1度の瀬戸内国際芸術祭の期間には新たに作品が設置され、たくさんの人々が訪れ大変盛り上がります。

素材提供：トリップアドバイザー