提供:山形県
山形県は最上川の流れに沿って南から【 置賜 】【 村上 】【 最上 】の3つの内陸エリアがあります。そして、最上川が出羽山地を横切り日本海に流れ出る【 庄内 】と合計4つのエリアがあります。サクランボで知られる『内陸地域』と、海の幸が豊富な『庄内地域』に分かれる山形県をまとめてご紹介します。
提供:山形県
山形県の内陸部は、山形新幹線が新庄まで開通することによって、東京からの交通の便はとても良くなりました。山形県の沿岸部へは、羽田空港から庄内空港へ飛ぶのが早くて便利となっています。
提供:山形県
山形県は、さくらんぼ県の名のとおり、サクランボの全国生産量の約7割を占めていて、村山地方を中心とした内陸部の盆地ではサクランボの生産が盛んです。佐藤錦をはじめとして、紅さやか、高砂、ナポレオンなどが栽培され、初夏になると出荷が始まり、果樹園によってはさくらんぼ狩りを楽しむことが出来ます。
山形駅から左沢線に乗ると、『フルーツライン左沢線』の名前のとおりに、沿線はサクランボ畑がたくさんあり、サクランボの花や実のなる季節には、さぞ美しい景色が広がるだろうと思いました。
芋煮というと山形県の秋の風物詩となっていて、芋煮鍋を囲む光景をあちらこちらの河原で見ることが出来ます。 毎年、山形市の馬見ケ崎河川敷では「日本一の芋煮会フェスティバル」が開催され、全国的にも有名になっていることから、芋煮というと牛肉に醤油味というイメージがあります。
山形県は、最上川に沿って盆地が続く内陸地域と、庄内地域では食文化が異なっています。内陸地域の芋煮は、おなじみの牛肉に醤油味ですが、庄内地域では、豚肉に味噌味となります。山形観光に出かけると、同じ県内でも泊まるエリアによって、出される芋煮の材料や味付けが異なる面白さが味わえます。
山形県の内陸地域と庄内地域では、食文化だけでなくあらゆる文化に違いが見られますが、『そば』は、そんな山形の中で、4つの地域に共通の伝統食となっています。
蕎麦どころ山形では、それぞれの地域で特色のある蕎麦が味わえる「そばツーリズム」を楽しむことが出来ます。山形の農村で振る舞われたという『板そば』、河北町が発祥と言われる『肉そば』や、月山の山菜とキノコを鍋に仕立てて、冷たい蕎麦にかける『山菜そば』など、美味しいお蕎麦が県内各地で味わえます。
ミルクを原材料としたやさしい風味と味わいのミルクケーキには、『ミルク』味をはじめとして、山形名産の佐藤錦をブレンドした『さくらんぼ』や、サクランボと共に山形の名産として知られるラ・フランスをブレンドした『ラ・フランス』など、11種類の味が楽しめます。
米沢に出かけなくても、山形新幹線で米沢を通る時には、米沢牛と山形県産米「どまんなか」を使った、全国に有名な駅弁の『牛肉どまん中』を買い求めて、米沢牛の美味しさを楽しみましょう。
山形県は、出羽山地の出羽三山や鳥海山、奥羽山地の蔵王などの山々があり、山菜やきのこなど山の幸の豊富なところとしても知られています。春になると山形では、美味しい山菜で天麩羅やおひたしなどに、舌鼓を打つ楽しみがあります。
月山の東南麓にあたる西村山郡西山町には、山菜料理の宿として知られている山菜料理 出羽屋や、四季折々の自然と山菜料理を楽しめる清流庭園 山菜料理 玉貴などがあります。
山形県の日本海沿岸では、約130種類もの豊かな海の幸が捕れる所で、庄内地方にある庄内浜では、新鮮で美味しい地魚が四季を通して楽しむことが出来ます。
庄内浜の地元となる酒田市には、だるま寿司、鈴政、大和寿司、すしまる、しばらくなど数多くの地魚を扱う寿司店があります。四季折々の旬の庄内浜の地魚を、市場から仕入れてネタにしたお寿司が、手頃な値段で存分に堪能することが出来ます。
山寺の名で知られる宝珠山立石寺は、貞観2年(860年)に慈覚大師円仁が建立した天台宗の寺院です。立石寺の根本中堂にある『不滅の法灯』は、1,200年以上もの間、一度も消えることなく護り続けられ、織田信長が比叡山を焼き討ちした後には、立石寺から比叡山へ法灯が分灯されました。
立石寺は松尾芭蕉が奥の細道の途上で立ち寄り「閑さや岩にしみ入蝉の声」を詠んだ地としてもで知られています。立石寺は絶壁の上に奥の院や開山堂などの御堂が建ち並び、参道の1,000段以上もある階段を登ることで、地獄から極楽へ辿り着くことになります。
山形県の西側には、出羽三山の羽黒山、月山、湯殿山や鳥海山がある出羽山地が連なります。出羽三山や鳥海山は、古くから山岳信仰の聖地としなっていました。出羽三山は、羽黒山が『現世』、月山が『前世』、湯殿山が『来世』とされて、三世の浄土を表すと云われています。
出羽三山のひとつ月山の八合目には弥陀ヶ原湿原があり、標高1,400mのなだらかな湿原に、6~8月になると美しい高原植物が咲き並びます。弥陀ヶ原湿原のすぐ近くまで、月山高原ラインが通っているので、八合目駐車場から1周約2kmの木道を散策すると、天空の楽園の素晴らしい景色を楽しむことが出来ます。
最上川が出羽山地を横切り、庄内平野に向かう所にあるのが、最上峡と名付けられた景勝地です。最上峡芭蕉ライン舟下りは、船頭さんの「最上川舟歌」の名調子を聴きながら、四季折々に様々な姿を見せてくれる最上峡の景色を楽しめる船旅です。
最上峡に沿うように奥羽本線の新庄駅から羽越本線の余目駅まで、陸羽西線が走っています。新庄や酒田から陸羽西線の列車に乗ると、船頭さんの舟歌は聴けませんが、最上峡芭蕉ライン舟下りと同じように、初夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色など、四季折々の変化する素晴らしい景色を楽しむことが出来ます。
酒田雛街道は、庄内地方に春の訪れを告げる早春のイベントで「本間家のおひなさま」をはじめとして、酒田市内で保存されているひな人形が、観光施設や商店など40ヵ所以上で一斉に展示されます。また、日本三大つるし飾りの一つ「傘福」が展示されるなど、早春の酒田の町は美しい飾りで華やぎます。
山形花笠まつりは、青森の『ねぶた』、秋田の『竿燈』、仙台の『七夕まつり』と共に、東北四大祭と呼ばれています。山形花笠まつりは、夏の山形のメインイベントとなるお祭りで、「ヤッショ、マカショ」の掛け声と共に、山形市のメインストリートは花笠の波に引き込まれます。
花笠音頭の発祥地である尾花沢市でも、「おばなざわ花笠まつり」が8月27・28日の2日間にわたって、山形の夏祭りの最後を飾り盛大に行われています。
新庄まつりの始まりは、260年の昔にさかのぼり、江戸時代後期のはじめ宝暦6年(1756年)に、新庄城主の戸沢正諶が、領民をあげて始めたお祭りです。
戸沢氏の氏神様となる城内天満宮の「新祭」として始められたお祭りは、山車が繰り出す勇壮な祭となり、昭和25年より「新庄まつり」となりました。毎年、8月24~26日の3日間は、新庄の町は山車や神輿、そして踊りで祭り一色となります。
かみのやま温泉全国かかし祭は、懐かしさを憶える伝統的なかかしやトレンディーなかかし、人気キャラクターのかかしなど、全国各地から大小合わせて500体以上もの趣向を凝らしたかかし達が集合します。今年(2015年)のテーマは「○○な妖怪」となっており、どんな妖怪かかし達が登場するか楽しみです。
また、全国かかし祭では、TVなどで紹介されたこともある「全国絶叫大会」や、「国際下駄飛ばし選手権大会」などの楽しいイベントも行われます。
山形の秋を告げるイベントと言うよりも、今では日本の秋の風物詩として知られているのが、山形市の馬見ケ崎河川敷で行われる「日本一の芋煮会フェスティバル」です。
秋の山形では、河原で芋煮鍋を囲む風習があることから、直径6mの大鍋で約3万食の芋煮を、大型重機で調理して振る舞うという、日本一の大盤振る舞いと言えるイベントです。芋煮には、地元山形の食材が、里芋3t、牛肉1.2t、コンニャク3,500枚など、日本一に相応しく豪快に使われます。
大正時代から昭和初期にかけて、銀山温泉の旅館は、今に残る大正ロマンあふれる、木造3~4階建ての建物となりました。尾花沢の町からさらに山奥に入った所にある、銀山川の流れに沿って立ち並ぶ和洋折衷の建物は、どこか懐かしさと風情のある趣を持つ、12軒旅館がある旅館街となっています。
蔵王温泉は、温泉でゆったり日ごろの疲れを癒やすだけでなく、夏の高原植物や秋の紅葉、冬はスキーと樹氷が楽しめます。また、蔵王ロープウェイが主催するトレッキングツアーで、四季折々の美しい蔵王の自然を楽しむことが出来ます。
湯野浜温泉がある湯野浜海岸は、江戸時代に「瀬のし」と呼ばれる波乗りを子ども達が行っていて、日本のサーフィン発祥の地とされています。今でも海水浴やマリンスポーツを楽しむ人で賑わっています。また、近くには、世界一のクラゲの水族館「加茂水族館」があります。
赤湯温泉は米沢盆地の北東端に位置しており、山には多くのブドウ畑を見ることが出来ます。ぶどうの収穫量が山梨、長野に次ぐ全国3位の山形県には11のワイナリーがあり、そのうちの4つのワイナリーが赤湯温泉で地元のぶどうの個性を生かしたワイン造りを行っています。
あつみ温泉には、温海川の清流に沿って9軒の温泉旅館があります。やさしいお湯をゆったりと楽しんだ後は、庄内浜・温海沖の新鮮な魚介類や、山菜・きのこなどの山の幸に舌鼓を打つことが出来ます。また、あつみ温泉名物の朝市や、源義経にゆかりのある鼠ヶ関、夕日が美しい芭蕉公園などの観光も楽しめます。
平安時代末期には、奥州藤原氏の勢力下にあったと考えられ、戦国時代には最上氏がほぼ全域を手中に収めました。江戸時代になると米沢の上杉氏、鶴岡の酒井氏、新庄の戸沢氏が、それぞれの領地を幕末まで統治を続けました。
明治に入り、廃藩置県によって山形、米沢、上山、天童、新庄、大泉、松嶺の7県になりますが、明治9年(1876年)に7つの県は統合されて1つになり、現在まで続いている山形県が生まれました。
出羽三山や鳥海山などの美しい山々や日本海の美しい海と夕日、立石寺、若松寺、慈恩寺などの古刹、松尾芭蕉が奥の細道で立ち寄った地など、景勝地・史跡が数多くあります。赤湯温泉、蔵王温泉、かみのやま温泉、あつみ温泉などの名湯もあり、ゆったり温泉につかりながらの観光も楽しめます。
自家用車の場合は、東北自動車道から山形自動車道を経由して、山形県に入ることになります。
航空機を利用する場合は、置賜・村山・最上地方へは、山形空港に羽田、伊丹、名古屋からの便があり、庄内地方には庄内空港へ羽田からの便があります。全国各地からは、仙台空港に飛んで、仙台から山形県内各地への高速バスを利用するのも便利です。
山形県は最上川の流れに沿って南から【 置賜 】【 村上 】【 最上 】の3つの内陸エリアがあります。そして、最上川が出羽山地を横切り日本海に流れ出る【 庄内 】と合計4つのエリアがあります。サクランボで知られる『内陸地域』と、海の幸が豊富な『庄内地域』に分かれる山形県をまとめてご紹介します。
Ⅰ.サクランボ県・山形県へ行こう!
山形県ってどこにあるの?
山形県は、南東北に位置して、東は宮城県、西は日本海、南は福島県と新潟県、北は秋田県に接しているエリアとなります。出羽山地と奥羽山脈に挟まれ、最上川が流れる盆地が続く内陸地域と、出羽山地を最上川が抜けて、日本海に流れ出す庄内平野の庄内地域と、歴史・文化などが異なる二つのエリアに分かれます。山形県の内陸部は、山形新幹線が新庄まで開通することによって、東京からの交通の便はとても良くなりました。山形県の沿岸部へは、羽田空港から庄内空港へ飛ぶのが早くて便利となっています。
Ⅱ.やっぱりサクランボ!?おすすめグルメ!
サクランボ【 村上 】
山形県は、さくらんぼ県の名のとおり、サクランボの全国生産量の約7割を占めていて、村山地方を中心とした内陸部の盆地ではサクランボの生産が盛んです。佐藤錦をはじめとして、紅さやか、高砂、ナポレオンなどが栽培され、初夏になると出荷が始まり、果樹園によってはさくらんぼ狩りを楽しむことが出来ます。
山形駅から左沢線に乗ると、『フルーツライン左沢線』の名前のとおりに、沿線はサクランボ畑がたくさんあり、サクランボの花や実のなる季節には、さぞ美しい景色が広がるだろうと思いました。
芋煮【 村上 】【 庄内 】
提供:山形県芋煮というと山形県の秋の風物詩となっていて、芋煮鍋を囲む光景をあちらこちらの河原で見ることが出来ます。 毎年、山形市の馬見ケ崎河川敷では「日本一の芋煮会フェスティバル」が開催され、全国的にも有名になっていることから、芋煮というと牛肉に醤油味というイメージがあります。
山形県は、最上川に沿って盆地が続く内陸地域と、庄内地域では食文化が異なっています。内陸地域の芋煮は、おなじみの牛肉に醤油味ですが、庄内地域では、豚肉に味噌味となります。山形観光に出かけると、同じ県内でも泊まるエリアによって、出される芋煮の材料や味付けが異なる面白さが味わえます。
そば【 置賜 】【 村上 】【 最上 】【 庄内 】
提供:山形県山形県の内陸地域と庄内地域では、食文化だけでなくあらゆる文化に違いが見られますが、『そば』は、そんな山形の中で、4つの地域に共通の伝統食となっています。
蕎麦どころ山形では、それぞれの地域で特色のある蕎麦が味わえる「そばツーリズム」を楽しむことが出来ます。山形の農村で振る舞われたという『板そば』、河北町が発祥と言われる『肉そば』や、月山の山菜とキノコを鍋に仕立てて、冷たい蕎麦にかける『山菜そば』など、美味しいお蕎麦が県内各地で味わえます。
おしどりミルクケーキ【 置賜 】
http://www.nihonseinyu.co.jp/shop/products/detail.php?product_id=9
置賜地方だけでなく山形の代表的なお土産として知られているのが、日本製乳の「おしどりミルクケーキ」です。ミルクを原材料としたやさしい風味と味わいのミルクケーキには、『ミルク』味をはじめとして、山形名産の佐藤錦をブレンドした『さくらんぼ』や、サクランボと共に山形の名産として知られるラ・フランスをブレンドした『ラ・フランス』など、11種類の味が楽しめます。
米沢牛【 置賜 】
http://www.koyoga.com/blog/diary.cgi?no=0
米沢牛は、米沢市がある置賜地方で育てられた黒毛和牛のことで、松阪牛・神戸牛と共に日本三大和牛に数えられる程の美味しい牛肉です。米沢に出かけたならば、何はともあれ「米沢牛」を食べなくてはならないでしょう。米沢に出かけなくても、山形新幹線で米沢を通る時には、米沢牛と山形県産米「どまんなか」を使った、全国に有名な駅弁の『牛肉どまん中』を買い求めて、米沢牛の美味しさを楽しみましょう。
山菜料理【 村上 】
提供:山形県山形県は、出羽山地の出羽三山や鳥海山、奥羽山地の蔵王などの山々があり、山菜やきのこなど山の幸の豊富なところとしても知られています。春になると山形では、美味しい山菜で天麩羅やおひたしなどに、舌鼓を打つ楽しみがあります。
月山の東南麓にあたる西村山郡西山町には、山菜料理の宿として知られている山菜料理 出羽屋や、四季折々の自然と山菜料理を楽しめる清流庭園 山菜料理 玉貴などがあります。
日本海・庄内浜の寿司【 庄内 】
提供:山形県山形県の日本海沿岸では、約130種類もの豊かな海の幸が捕れる所で、庄内地方にある庄内浜では、新鮮で美味しい地魚が四季を通して楽しむことが出来ます。
庄内浜の地元となる酒田市には、だるま寿司、鈴政、大和寿司、すしまる、しばらくなど数多くの地魚を扱う寿司店があります。四季折々の旬の庄内浜の地魚を、市場から仕入れてネタにしたお寿司が、手頃な値段で存分に堪能することが出来ます。
Ⅲ.見どころも沢山!観光スポット
山寺|宝珠山立石寺【 村上 】
提供:山形県山寺の名で知られる宝珠山立石寺は、貞観2年(860年)に慈覚大師円仁が建立した天台宗の寺院です。立石寺の根本中堂にある『不滅の法灯』は、1,200年以上もの間、一度も消えることなく護り続けられ、織田信長が比叡山を焼き討ちした後には、立石寺から比叡山へ法灯が分灯されました。
立石寺は松尾芭蕉が奥の細道の途上で立ち寄り「閑さや岩にしみ入蝉の声」を詠んだ地としてもで知られています。立石寺は絶壁の上に奥の院や開山堂などの御堂が建ち並び、参道の1,000段以上もある階段を登ることで、地獄から極楽へ辿り着くことになります。
■ 基本情報
- ・名称: 宝珠山立石寺
- ・住所: 山形県山形市山寺4456-1
- ・アクセス: 山寺駅から徒歩5分
- ・入山時間: 09:00~16:30
- ・定休日: 冬季期間
- ・電話番号: 023-695-2843
- ・入山料金: 大人300円、中人(中学生)200円、小人(4歳以上)100円
- ・公式サイトURL: http://www.rissyakuji.jp
月山弥陀ヶ原湿原【 庄内 】
提供:山形県山形県の西側には、出羽三山の羽黒山、月山、湯殿山や鳥海山がある出羽山地が連なります。出羽三山や鳥海山は、古くから山岳信仰の聖地としなっていました。出羽三山は、羽黒山が『現世』、月山が『前世』、湯殿山が『来世』とされて、三世の浄土を表すと云われています。
出羽三山のひとつ月山の八合目には弥陀ヶ原湿原があり、標高1,400mのなだらかな湿原に、6~8月になると美しい高原植物が咲き並びます。弥陀ヶ原湿原のすぐ近くまで、月山高原ラインが通っているので、八合目駐車場から1周約2kmの木道を散策すると、天空の楽園の素晴らしい景色を楽しむことが出来ます。
■ 基本情報
- ・名称: 月山弥陀ヶ原湿原
- ・住所: 山形県鶴岡市羽黒町川代
- ・アクセス: 鶴岡駅から8合目行きバスで約二時間
- ・営業期間:7月1日~10月中旬
- ・電話番号: 0235-62-4727
- ・公式サイトURL: http://hagurokanko.jp
最上峡芭蕉ライン舟下り【 最上 】
提供:山形県最上川が出羽山地を横切り、庄内平野に向かう所にあるのが、最上峡と名付けられた景勝地です。最上峡芭蕉ライン舟下りは、船頭さんの「最上川舟歌」の名調子を聴きながら、四季折々に様々な姿を見せてくれる最上峡の景色を楽しめる船旅です。
最上峡に沿うように奥羽本線の新庄駅から羽越本線の余目駅まで、陸羽西線が走っています。新庄や酒田から陸羽西線の列車に乗ると、船頭さんの舟歌は聴けませんが、最上峡芭蕉ライン舟下りと同じように、初夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色など、四季折々の変化する素晴らしい景色を楽しむことが出来ます。
■ 基本情報
- ・名称: 最上峡芭蕉ライン舟下り
- ・住所: 山形県最上郡 戸沢村古口86−1
- ・アクセス: 古口駅から徒歩5分
- ・営業時間:公式twitterにて毎日発信
- ・電話番号: 0233-72-2001
- ・料金: 大人(中学生以上)2,200円、子供(小学生)1,100円
- ・公式サイトURL: http://www.blf.co.jp
Ⅳ.どの季節に来ても楽しいイベントも沢山!
酒田雛街道【 庄内 】
http://52567921.at.webry.info/201203/article_11.html
「本間様には及びもせぬが、せめてなりたやお殿様」と言われた程に、庄内地方の経済の中心地だった酒田の町は、北前船の湊町として栄えました。そして、酒田の旧家には贅を凝らしたひな人形が、江戸や大坂・京都より持ち込まれました。酒田雛街道は、庄内地方に春の訪れを告げる早春のイベントで「本間家のおひなさま」をはじめとして、酒田市内で保存されているひな人形が、観光施設や商店など40ヵ所以上で一斉に展示されます。また、日本三大つるし飾りの一つ「傘福」が展示されるなど、早春の酒田の町は美しい飾りで華やぎます。
■ 基本情報
- ・名称: 酒田雛街道
- ・開催場所: 酒田市内観光施設、中心商店街
- ・アクセス: 羽越本線『酒田駅』周辺
- ・開催時期: 毎年2月下旬~4月上旬
- ・電話番号: 0234-24-2233
- ・参考サイトURL: http://www.sakata-kankou.com/event/9
山形花笠まつり【 村上 】
提供:山形県山形花笠まつりは、青森の『ねぶた』、秋田の『竿燈』、仙台の『七夕まつり』と共に、東北四大祭と呼ばれています。山形花笠まつりは、夏の山形のメインイベントとなるお祭りで、「ヤッショ、マカショ」の掛け声と共に、山形市のメインストリートは花笠の波に引き込まれます。
花笠音頭の発祥地である尾花沢市でも、「おばなざわ花笠まつり」が8月27・28日の2日間にわたって、山形の夏祭りの最後を飾り盛大に行われています。
■ 基本情報
- ・名称: 山形花笠まつり
- ・開催場所: 山形市十日町ほか
- ・アクセス: 山形駅から徒歩10分
- ・開催時期: 毎年8月5~7日
- ・電話番号: 023-642-8753
- ・公式サイトURL: http://www.hanagasa.jp
新庄まつり【 最上 】
提供:山形県新庄まつりの始まりは、260年の昔にさかのぼり、江戸時代後期のはじめ宝暦6年(1756年)に、新庄城主の戸沢正諶が、領民をあげて始めたお祭りです。
戸沢氏の氏神様となる城内天満宮の「新祭」として始められたお祭りは、山車が繰り出す勇壮な祭となり、昭和25年より「新庄まつり」となりました。毎年、8月24~26日の3日間は、新庄の町は山車や神輿、そして踊りで祭り一色となります。
■ 基本情報
- ・名称: 新庄まつり
- ・開催場所: 最上公園ほか
- ・アクセス: 新庄駅付近
- ・開催時期: 8月24~26日
- ・電話番号: 0233-22-6855
- ・公式サイトURL: http://shinjo-matsuri.jp
かみのやま温泉全国かかし祭【 村上 】
提供:山形県かみのやま温泉全国かかし祭は、懐かしさを憶える伝統的なかかしやトレンディーなかかし、人気キャラクターのかかしなど、全国各地から大小合わせて500体以上もの趣向を凝らしたかかし達が集合します。今年(2015年)のテーマは「○○な妖怪」となっており、どんな妖怪かかし達が登場するか楽しみです。
また、全国かかし祭では、TVなどで紹介されたこともある「全国絶叫大会」や、「国際下駄飛ばし選手権大会」などの楽しいイベントも行われます。
■ 基本情報
- ・名称: かみのやま温泉全国かかし祭
- ・開催場所: 上山市民公園(山形県上山市河崎1-1-10付近)
- ・アクセス: かみのやま温泉駅より徒歩10分超
- ・開催時期(2015年): 9月19~27日
- ・開催時間: 9:00~17:00
- ・電話番号: 023-672-0839
- ・公式サイトURL: http://kaminoyama-spa.com/news/2015/08/000796.php
日本一の芋煮会フェスティバル【 村上 】
提供:山形県山形の秋を告げるイベントと言うよりも、今では日本の秋の風物詩として知られているのが、山形市の馬見ケ崎河川敷で行われる「日本一の芋煮会フェスティバル」です。
秋の山形では、河原で芋煮鍋を囲む風習があることから、直径6mの大鍋で約3万食の芋煮を、大型重機で調理して振る舞うという、日本一の大盤振る舞いと言えるイベントです。芋煮には、地元山形の食材が、里芋3t、牛肉1.2t、コンニャク3,500枚など、日本一に相応しく豪快に使われます。
■ 基本情報
- ・名称: 日本一の芋煮会フェスティバル
- ・開催場所: 山形県山形市馬見ヶ崎河川敷(双月橋付近)
- ・アクセス: 山形駅からバスで「山形消防署前」下車
- ・開催時期(2015年): 9月20日
- ・電話番号: 023-622-0141
- ・公式サイトURL: http://www.y-yeg.jp/imoni/
Ⅴ.温泉でほっこり!湯どころ山形!
提供:山形県銀山温泉【 村上 】
http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/111235/review.html
尾花沢市にある銀山温泉は、江戸時代初期に栄えた延沢銀山に由来する温泉です。元禄2年(1689年)に銀山は廃山となりましたが、銀山温泉はその後の寛保年間(1941~1944年)に、温泉地として盛んになりました。大正時代から昭和初期にかけて、銀山温泉の旅館は、今に残る大正ロマンあふれる、木造3~4階建ての建物となりました。尾花沢の町からさらに山奥に入った所にある、銀山川の流れに沿って立ち並ぶ和洋折衷の建物は、どこか懐かしさと風情のある趣を持つ、12軒旅館がある旅館街となっています。
■ 基本情報
- ・名称: 銀山温泉
- ・住所: 山形県尾花沢市銀山新畑地
- ・アクセス: 交通情報を確認してください
- ・公式サイトURL: http://www.ginzanonsen.jp
蔵王温泉【 村上 】
https://ssl.yamagatakanko.jp/gallery/data/img/spa/spa005.html
蔵王温泉は、日本武尊東征の際に従軍した吉備多賀由によって発見されたと伝えられている、1,900年以上の歴史がある温泉です。強酸性の温泉は、「美人の湯」、「子どもが上部に育つ湯」として、広く知られています。蔵王温泉は、温泉でゆったり日ごろの疲れを癒やすだけでなく、夏の高原植物や秋の紅葉、冬はスキーと樹氷が楽しめます。また、蔵王ロープウェイが主催するトレッキングツアーで、四季折々の美しい蔵王の自然を楽しむことが出来ます。
■ 基本情報
- ・名称: 蔵王温泉
- ・住所: 山形県山形市蔵王温泉
- ・アクセス: 山形駅からバスで「蔵王温泉」下車
- ・電話番号: 023-694-9328
- ・公式サイトURL: http://www.zao-spa.or.jp
湯野浜温泉【 庄内 】
https://plus.google.com/118334334038480002593/about?pid=6111619322698722674&oid=…
湯野浜温泉は、およそ960年前に亀が海辺で温浴しているのを、漁師が見つけたことが始まりと伝えられています。美しい日本海に面した湯野浜温泉は、日本海に沈む夕日や庄内浜の新鮮な魚介類が楽しめる、20軒のホテルや旅館、民宿のある温泉地です。湯野浜温泉がある湯野浜海岸は、江戸時代に「瀬のし」と呼ばれる波乗りを子ども達が行っていて、日本のサーフィン発祥の地とされています。今でも海水浴やマリンスポーツを楽しむ人で賑わっています。また、近くには、世界一のクラゲの水族館「加茂水族館」があります。
■ 基本情報
- ・名称: 湯野浜温泉
- ・住所: 山形県鶴岡市湯野浜温泉
- ・アクセス: 鶴岡駅からバスで「湯野浜温泉」下車
- ・電話番号: 0235-75-2258
- ・公式サイトURL: http://www.yunohamaonsen.com
赤湯温泉【 置賜 】
http://takinami.co.jp/
赤湯温泉の歴史は開湯900年以上にもわたり、八幡太郎義家の弟 源義綱によって発見されたと伝えられいます。江戸時代には米沢上杉家の殿様が入る箱湯として保護され、福島と上山とを結ぶ米沢街道の宿場町としても栄えたところで、18軒の温泉旅館がある温泉地となっています。赤湯温泉は米沢盆地の北東端に位置しており、山には多くのブドウ畑を見ることが出来ます。ぶどうの収穫量が山梨、長野に次ぐ全国3位の山形県には11のワイナリーがあり、そのうちの4つのワイナリーが赤湯温泉で地元のぶどうの個性を生かしたワイン造りを行っています。
■ 基本情報
- ・名称: 赤湯温泉
- ・住所: 山形県南陽市赤湯
- ・アクセス: 赤湯駅から徒歩約10分
- ・電話番号: 0238-43-3114
- ・公式サイトURL: http://www.akayu-onsen.com
あつみ温泉【 庄内 】
http://www.bankokuya.jp/company/
あつみ温泉は、1,000年以上も昔とされる開湯には、弘法大師の夢、鶴の湯浴みなど、様々な言い伝えがある温泉地です。あつみ温泉には、温海川の清流に沿って9軒の温泉旅館があります。やさしいお湯をゆったりと楽しんだ後は、庄内浜・温海沖の新鮮な魚介類や、山菜・きのこなどの山の幸に舌鼓を打つことが出来ます。また、あつみ温泉名物の朝市や、源義経にゆかりのある鼠ヶ関、夕日が美しい芭蕉公園などの観光も楽しめます。
■ 基本情報
- ・名称: あつみ温泉
- ・住所: 山形県鶴岡市湯温海
- ・アクセス: あつみ温泉駅からバスで「あつみ温泉センター」下車
- ・電話番号: 0235-43-3547
- ・公式サイトURL: http://www.atsumi-spa.or.jp
Ⅵ.山形県の基礎知識
提供:山形県山形県の歴史を知る!
山形県は、奈良時代の和銅5年(712年)に越後国出羽郡(庄内地方)が、出羽国として建国されて、その後、陸奥国から最上郡(村山・最上地方)と置賜郡が編入されました。この時の出羽国の範囲が、現在の山形県の県域とおよそ同じものとなります。平安時代末期には、奥州藤原氏の勢力下にあったと考えられ、戦国時代には最上氏がほぼ全域を手中に収めました。江戸時代になると米沢の上杉氏、鶴岡の酒井氏、新庄の戸沢氏が、それぞれの領地を幕末まで統治を続けました。
明治に入り、廃藩置県によって山形、米沢、上山、天童、新庄、大泉、松嶺の7県になりますが、明治9年(1876年)に7つの県は統合されて1つになり、現在まで続いている山形県が生まれました。
山形県の魅力は?
山形県の一番の魅力は、置賜・村山・最上地方の内陸部では、出羽山地と奥州山脈に挟まれた最上川流域の山々や盆地などで育まれる、果樹や畜産物など豊かな自然の恵みが上げられます。最上川が日本海に流れ出す庄内地域では、美しい日本海と出羽三山、鳥海山に育まれた、海の幸と山の幸が楽しめることです。出羽三山や鳥海山などの美しい山々や日本海の美しい海と夕日、立石寺、若松寺、慈恩寺などの古刹、松尾芭蕉が奥の細道で立ち寄った地など、景勝地・史跡が数多くあります。赤湯温泉、蔵王温泉、かみのやま温泉、あつみ温泉などの名湯もあり、ゆったり温泉につかりながらの観光も楽しめます。
山形県にはどうやって行く?
鉄道を利用する場合は、置賜・村山・最上地方には、東京からは、鉄道ならば山形新幹線を利用して、乗り換えなしで出かけることが出来ます。庄内地方には、新潟から日本海沿いを羽越本線を利用して向かうか、山形新幹線で新庄まで行き、陸羽西線に乗り換えることになります。自家用車の場合は、東北自動車道から山形自動車道を経由して、山形県に入ることになります。
航空機を利用する場合は、置賜・村山・最上地方へは、山形空港に羽田、伊丹、名古屋からの便があり、庄内地方には庄内空港へ羽田からの便があります。全国各地からは、仙台空港に飛んで、仙台から山形県内各地への高速バスを利用するのも便利です。