一度は行ってみたい！京都府長岡京市で開催される「ガラシャ祭り」はどんなお祭り？

細川ガラシャをご存知ですか？この女性は、戦国時代に明智光秀の娘として生まれ、また細川忠興の妻です。父である明智光秀が織田信長を落命させ、親族は皆身を追われました。その後京都の山里に身を隠し、苦しい環境の中、心の寄りどころを探し、キリスト教を信仰し、キリシタンになり「ガラシャ」の名前になりました。

本当に過酷な壮絶な彼女の人生。戦国時代を強く生き抜いた様は、今でも受け継がれていて、その生き方に感銘を受けて多くのファンがます。戦国時代一の絶世のカリスマ美女だったようで、とびぬけて美しく聡明ですばらしい女性だったそうです。今でも多くのファンがいます。

ガラシャ祭りとは?

 京都の長岡京市にある勝龍寺城、で細川忠興とガラシャ夫妻は新婚時代を過ごしていたとされています。これにちなんで、勝龍寺城へと続く道が「ガラシャ通り」と呼ばれるようになり、平成４年に、勝龍寺城公園の完成を記念して、ガラシャ夫人の「愛と感動の物語」を象徴した市民のお祭りとして始まりました。

ガラシャ祭りの魅力

 毎年１１月初旬にガラシャウィークがスタートし、第２日曜にはお輿入れや、パレード、町衆祝いの行列、多くの団体による楽市楽座などが行われます。古墳時代から江戸時代までの有名な歴史の人物が、行列で歩く姿は、とにかく迫力があり、行列に参加する方の数にも圧倒されます。

見どころ・お勧めポイント

中央公園周辺

ここから、出発セレモニーが行われ、それぞれの時代衣装をまとった市民の行列がスタートし、勝龍寺城公園を目指します。戦国衣装をまとった鉄砲隊の合図はとても迫力があります。ガラシャ夫人をのせたお輿入れ行列、町衆の皆さんの四竹を手に踊りながらの行列、小さい子供たちも力を合わせて神お神輿をひっぱります。

市役所・バンビオ周辺

たくさんの人で賑わう、広場のフリーマケットや、広場を通る人たちにゴミ袋をくばり、ゴミ拾いを呼びかける取り組み、村田制作所のビルの中でのイベント、市役所前ではドンッドンッ！！と力強い迎え太鼓が響きます。中央公園からスタートした歴史文化行列の皆さんが通ります。子供達が亥の子を地面にたたきつけながら歌を披露したり、市民の皆さんによる「なるこ踊り」など多くの方が元気よく踊って進んでいきます。

勝龍寺公園周辺

たくさんの模擬店が並んでいて、入り口ではお買い物をするためのガラシャ券が販売されています。
農産物直売会では、新鮮な野菜が並びます。子供も楽しめるスーパーボールすくいなどもあり、青空個展市にはたくさんの手作り品が並びます。マーチングバンドが先導し、歴史文化行列の皆さんがここに到着。古墳時代から江戸時代までの歴史の人物に変身した行列が、歴史の古い順から歩いてくるのが見れます。

参加者の声