旧古河庭園は東京都北区に財閥の別邸として建てられました。小松石を積み上げた外壁など完璧な洋館の外観からは想像できませんが、内部は和室内蔵型となっています。春バラと秋バラが咲き誇る西洋庭園と、心字池を中心とした和風庭園の競演が楽しめる庭園で、優雅なひとときを過ごしてみませんか?
旧古河庭園は、大正6年(1917年)に古河財閥を発展させた古河虎之助の別邸として建てられた洋館とその庭園です。東京都北区の武蔵野台地南斜面に建ち、ジョサイア・コンドルが晩年に設計しました。
この洋館は旧岩崎邸のように和洋館並列形式ではなく、当時としては珍しい和室内蔵型洋館となっています。
旧古河邸とその庭園の魅力は、複数の急勾配切妻屋根を持つ重厚な洋館!そして洋館と調和した景観美が見事な西洋庭園!さらに心字池を中心とした回遊式庭園!西洋庭園は、春と秋のバラ開花期に特に人気を集めています。
バラ園で有名な西洋庭園は洋館と同じコンドル設計で、洋館の南側斜面に広がっています。階段状のテラスを持つイタリア式庭園と、幾何学模様の刈り込みが美しいフランス式庭園からなっています。春と秋の見頃に多くの人たちを魅了するバラ園には、90種類約180株のバラが植えられています。洋館よりも低いところに植えられているので洋館を見上げる感じになり、撮影するのも楽しいですね。
また、バラ以外にも椿やつつじ・桜が多く植えられているので、それらの花の盛りも楽しめます。
小川治兵衛作庭の和風庭園は、西洋庭園のさらに南側の台地上にあります。和風庭園は心字池を中心とした回遊式庭園で、枯滝や大滝・中島が配置されています。心字池には池を眺める際に要となる「船着石」があり、正面には「荒磯」のほか雪見灯篭や枯滝が、背後には築山も見られます。落ち着いた雰囲気の中、春にはヤマザクラの花を眺め、秋には紅葉狩りも楽しめますね。
また、和風庭園の一角には茶室もあります。
椿 : 2月下旬から3月下旬 約50本
桜 : 3月下旬から4月中旬 約20本 (日本庭園にはヤマザクラの大木が植えられています)
つつじ : 4月中旬から5月初旬 約220本
春バラ : 5月中旬から6月 約180本
花菖蒲 : 6月中旬
清楚な椿や桜など、バラ以外の花の時期にも訪れてはいかがでしょうか。
地図はこちら
※旧古河庭園は、結婚式やイベントなどで貸切ることも可能です。
素材提供 : トリップアドバイザー
旧古河庭園とは?
この洋館は旧岩崎邸のように和洋館並列形式ではなく、当時としては珍しい和室内蔵型洋館となっています。
旧古河庭園の魅力
http://keikotan.at.webry.info/201205/article_4.html
旧古河庭園の見どころ
1 . 洋館
旧古河邸は、複数ある急勾配の切妻屋根や屋根窓、多角形をした出窓が特徴です。東西南北、どの方角から見ても飽きがこない外観ですね。内部は1階部分が洋室となっていて、バロック調の意匠となっています。2階部分は、寝室を除きすべての部屋が畳敷きの和室です。仏間には禅宗様の特徴を取り入れた、華頭窓の形をした大きな入り口もあります。2 . 西洋庭園
また、バラ以外にも椿やつつじ・桜が多く植えられているので、それらの花の盛りも楽しめます。
3 . 和風庭園
また、和風庭園の一角には茶室もあります。
4 . イベント
春(5月中旬から6月)と秋(10月中旬から11月)のバラ開花期に合わせて、「バラフェスティバル」というイベントも開催されます。洋館前にある芝庭ではイベント期間中の週末に音楽会なども行われ、夜間にはライトアップもされます。優雅なひとときを過ごせそうですね。5 . 季節の花
旧古河庭園では、季節の花を楽しむことができます。椿 : 2月下旬から3月下旬 約50本
桜 : 3月下旬から4月中旬 約20本 (日本庭園にはヤマザクラの大木が植えられています)
つつじ : 4月中旬から5月初旬 約220本
春バラ : 5月中旬から6月 約180本
花菖蒲 : 6月中旬
清楚な椿や桜など、バラ以外の花の時期にも訪れてはいかがでしょうか。
参加者の声
旧古河庭園のバラが綺麗だった! pic.twitter.com/GP199BA5r0
— Chiaki (@25_chappy) 2014, 10月 28
旧古河庭園、予約が必要ですが、お屋敷の中も素晴らしいです。和洋折衷、美しい壁紙、紅茶の似合う、英国のマナーハウスのよう、でもドア1枚の向こうは和室になったり、とても素敵です。そしてバラをメインとしたお庭も素晴らしいのです。>RT
— Anaïs Bisenco(びーせんこ) (@bisenco) 2014, 6月 29
今日は三限が休講だったので一眼持って旧古河庭園へ(^^)❤️ 洋館雰囲気あってすごかった! 一眼で撮った写真は後々あげます✨ バラアイス花びら入りで香りもすごくて美味しかったー! 六義園も近いうちにいこ*\(^o^)/* pic.twitter.com/20ymf8BNFp
— 堀内みのり (@Min0u0v_) 2014, 12月 5
基本情報
- ・名称:旧古河庭園
- ・住所:東京都北区西ヶ原一丁目
- ・営業時間:午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)
- ・定休日:維持管理の都合上、例年12月~2月に3日ほど、午後のみ休園
- 年末・年始(12月29日~翌年1月1日まで)
- ・電話番号:03-3910-0394 (旧古河庭園サービスセンター)
- ・料金:一般 150円・65歳以上 70円・(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料
- 20名以上の団体 一般 120円・65歳以上 50円
- ※身体障害者手帳、愛の手帳、精神障害者保健福祉手帳または療育手帳持参の方と付添の方は無料
- 無料公開日 みどりの日(5月4日)、都民の日(10月1日)
- 年間パスポートや都立9庭園共通パスポートもあり
- ※洋館建物内の見学は、往復はがきによる事前の申し込みが原則 (内部見学料800円)
- ・オススメの時期:バラの開花期(春バラ 5月中旬から6月 / 秋バラ 10月中旬から11月)
- ・公式サイトURL:http://teien.tokyo-park.or.jp/contents/index034.html
地図はこちら
※旧古河庭園は、結婚式やイベントなどで貸切ることも可能です。素材提供 : トリップアドバイザー