東京近辺でも見られる！関東甲信越主な白鳥の飛来地7か所

特別天然記念物に指定されている白鳥は、現生の空を飛ぶ鳥の中では最大級の重量を有しています。 日本には越冬のために渡ってきて、北海道や本州の湖沼、河川等で過ごすのです。晩秋から初冬に渡来し、春には飛去してしまいます。今や越冬場所が少なくなりましたが、その希少な場所をご紹介しますね。

1.白鳥の郷(千葉県)

わたしのおすすめ度★★★★★

印西市本埜村の田んぼの中にある白鳥の郷です。オオハクチョウとコハクチョウが1000羽以上飛来してきます。地元の管理している方が、１日２回、朝は６時４０分、夕方は１６時に餌を溜め池にくず米を１回に９０ｋｇ撒くそうです。

白鳥はしばらく旋回してから、素敵に滑空しなから餌の所に降りてきますので、この時間に訪れるとかなりの羽数を間近で見られるかも！東京からそう離れていない所でこんなに白鳥を見られるなんてかなりおすすめです。
 

2.瓢湖（新潟県）

わたしのおすすめ度★★★★☆

新潟県阿賀野市にある瓢湖は人造湖なんです。しかし！貴重な湿地ということでラムサール条約にも登録され、国際的にも重要な湿地と認定されています。そして飛来数は・・・ものすごい数らしいです。もう、白鳥だけではないく水鳥も！後ろから右・左からとどんどん飛んでいくさまが見られます♪

なので、時間のない方でも遭遇のチャンスはかなり期待できますよ。東京から少し遠いいですが行って見て見る価値は大です。飛来数最大5000羽には驚きのひとことです。

3.白鳥の里（茨城県）

わたしのおすすめ度★★★☆☆

茨城県潮来市の北浦湖岸の白鳥の里です。渡りをしないコブハクチョウも住み着いているので、昼間行ってもコブハクチョウは観られますね。白鳥は餌の米など持って岸辺に行くとワンサカと鳥達が集まってきます。集まるというより、囲まれてしましますね。

無料の観光スポットでコンビニも無いので前もって用意していくことをオススメいたします。下記の場所が近場にあるので、ちょっと寄り道してみるのもいいですよ。

4.川島町（埼玉県）

わたしのおすすめ度★★★☆☆

三井精機さんの敷地に隣接しています。越冬で100羽ほどの白鳥が飛来してきます。越辺川は荒川の支流で周辺の荒川付近はあちこちに白鳥の飛来地がありますので、どこでもいつでも見れるわけではありませんが、こちらの場所では結構見れるようですよ。

5.安曇野犀川白鳥湖（長野県）

わたしのおすすめ度★★★★☆

白鳥小屋付近のえん堤上か、えさ小屋付近から白鳥を観察できます。こちらは昭和59年から飛来が始まったそうで、数は今や1000羽程！回りの空気が綺麗なので、一層白鳥の白が映えて見えるのはきのせいでしょうか！

6.山中湖（山梨県）

わたしのおすすめ度★★★★★

ダイヤモンド富士が見られる有名な富士五湖の一つ、山中湖には、白鳥の湖って言う遊覧船があるのですが、本物の越冬白鳥が飛来してくるのです！冬を越す場所としては国内で最南端なんだそうで、なおかつ最も標高の高いところらしいんです。

山中湖では知る人ぞ知る！「ハクチョウのおじさん」という方がいらっしゃるので。「ハクチョウのおじさん」は餌をやりに来ているので邪魔をしない程度に話を聞くのも一興だと思います。

7.千波湖（茨城県）

わたしのおすすめ度★★★★☆

白鳥茨城！ともいわれているほど、毎年多くの白鳥が飛来する地として有名な県なんです。千波湖は水戸駅南口から1キロほど歩いていったところにあります。飛来数は50羽程でとてもなれていて、訪れる人に慣れているのか、優雅に歩道に出てきている姿が観られますよ。

この場所は梅の花で有名な”偕楽園”に隣接しているので、散策してみるのもいいでしょう。



どこでもそうですが。静かに観察して、犬の散歩はもちろん。石を投げなたりも禁止、喫煙も決まった場所でおねがいしますね。白鳥や野鳥と共存していく最低限のマナーです。私たちは鳥たちが飛来しやすいような自然環境を作って いくことが大事だと思いました。


素材提供：トリップアドバイザー