Christopher.Michel
正式名称「ケニア共和国」。東アフリカに位置し、日本からはドーハ・ドバイなどで乗り継いで、首都ナイロビまで行きます。アフリカの中では比較的旅をしやすい国で、旅行客も多く、特に野生動物を見るツアーが大人気。今回はそんなサファリにスポット当て、ケニアの魅力をお届けします。 1.ケニアってどんな国?
http://neccoya.com/social_studies/geography_world/geography_world_question405.ht…
アフリカといえば暑いイメージがありますが、ケニアの首都ナイロビは標高1,700mと高いため、季節によってはセーターが必要な時もあります。しかしながら海岸地方へ行くと、湿度が高く、じっとしていても大量の汗がわき出てくる程のベタベタ暑さ。ケニアはとても広いため、場所によって全く違うのです。 また、42部族が暮らすケニアにおいて、公用語はスワヒリ語・英語ですが、それぞれの部族語をもっています。多民族国家であり、植民地支配などの歴史から、地域によって文化・特色が変わります。
2.ケニアで出会える野生動物
BIG5と呼ばれるライオン・ヒョウ・サイ・バッファロー・ゾウはもちろんのこと、珍しいのは、クリクリした目が可愛らしい「トムソンガゼル」、サバンナの大地にスーッと立つ、ハンサムな「トピ」、どことなく頼りないが愛嬌のある「イボイノシシ」、そして、見慣れたシマウマも、筋肉隆々で惚れてしまいます。その他、アフリカハゲコウ、カンムリヅル、オニアオサギなどの鳥たちもたくさん見られます。また、カラフルで可愛い小鳥がゾウの背中に乗っていたり・・・そんな心温まる光景に遭遇することもしばしば。
3.ケニアのサファリスポットはここ!
数ある国立公園の中から、人気のサファリスポットを3つご紹介いたします。マサイ・マラ国立保護区
野生動物の数では、ケニア国内No.1を誇るマサイ・マラ。肉食獣の姿も多数見られ、特にライオンの数はケニア最大。ライオン王国でもあります。ハンティングを見たい方は、こちらの保護区がおすすめです。 Christopher.Michel
表紙になった画をみることができるのも、このマサイ・マラ国立保護区ですよ。 また、タンザニアと隣接しているため、7〜9月にはヌーがマサイ・マラに大移動してきます。これが有名なヌーの川渡り。マラ川近くのロッジに宿泊し、いつ来るか分からない大移動に備えたいものです。
アンボセリ国立公園
また、ここには展望台があり、唯一歩いて外に出られる場所。眼下に広がる果てしない湿原と、終わりのない大空。晴天にはキリマンジャロがはっきりと見られます。おすすめはここに寝転がること。大地の息吹が体中をかけめぐり、新たなるエネルギーが湧き出てきます。聖なる大地に感謝。
ナクル湖国立公園
フラミンゴの大群で有名なナクル湖。近年の気候変動のせいか、フラミンゴの数は減ってきていると言います。しかしながら群れをなし、水辺をピンク色に染め上げてくれる光景に、感動しない人はいないでしょう。そして、フラミンゴの群れに混じって、ペリカンも生息しています。他の国立公園のように、大型の野生動物を多く見つけることは出来ないかもしれませんが、ここには珍しいシロサイやクロサイが生息しています。ナイロビの近くに位置するので比較的行きやすく、湖を一周したり、ピクニックサイトがあるので、そこで下車することも可能です。様々な楽しみ方ができますよ。
4.どんなツアーがあるの?
モーニングサファリ
http://blogs.yahoo.co.jp/love884jp2/16565896.html
日が昇るか昇らないかの早朝、コーディネーターがお部屋をノックし、あなたをお迎え。暖かいチャイを頂いたら、いざ出発!もしアンボセリに宿泊でしたら、キリマンジャロの朝焼けが最高に美しく見られます。 ナイトサファリ
http://lassanai.exblog.jp/16334637
夜に活動する野生動物もたくさんいます。どんな動物に出会るのか?それは運と、コーディネーターの腕にお任せするしかありません。が!昼とはまったく違う草原の姿に、それだけでもワクワクしちゃいます! バルーンサファリ
http://marigreko.exblog.jp/5737741/
早朝、太陽が昇るのを追いかけるかのように、気球も出発。大地を駆け抜ける動物たちの姿は小さく、しかし、生きる強さがそこにはあります。飛行時間は約1時間。着地の後には豪華な朝食が待っています。 キャンプサファリ
http://www.tekkotours.com/japanese/kenya/masaimara.html
キャンプと言っても、様々なタイプがあります。自分で設置・撤去するタイプから、見た目テントでも、中の設備はホテル並みの所。連泊するなら、キャンプとホテルなど、組み合わせるのも良いかもしれません。 5.実際に訪れた・体験した方の声
未だにケニアの余韻に浸り、TVなどでアフリカの大地映像が流ればあの大自然を思い出し、思わず胸と目頭が熱くなるほど。
http://conny.jp.net/tag/ケニアサファリ
http://www.fivestar-club.jp/blog/traveler/archives/2011/11/post_422.html
大自然から受ける感動は計り知れないもの。日本では感じることのない、とてつもなく素晴らしいものを、アフリカの大地は持っています。
素材提供:トリップアドバイザー