キノコみたい？冬の湖にあらわれる絶景「アイスバブル」を見たことがありますか？

凍った氷の中に、無数の泡が閉じ込められていることによって作り出される絶景、アイスバブルを見たことはありますか？美しすぎるこの「アイスバブル」はどのようにできるのでしょうか。湖にあらわれる絶景、アイスバブルについて詳しくご紹介します♪

凍った氷の泡が美しい「アイスバブル」

冬の湖に現れる絶景、アイスバブル。凍った湖の氷の中に無数の泡が閉じ込められることによって作り出され、その光景はまさに神秘的。湖一面に広がる氷の泡は、なんだかにょきにょき生えるキノコや、ふわふわ浮かぶクラゲのように見えるかもしれませんね。

アイスバブルはなぜ起こる？

アイスバブルは、湖底の枯れた植物たちが発するメタンガスが水温の低い水面に上昇して凍りつくことによって生じます。湖の中のメタンガスが湖の底から空気中へ到達する前に湖面が凍り付いてしまうため、このような神秘的な、不思議な光景が作り出されるんです。

気象条件や気温によって作り出される泡も変わってくるので、場所によってさまざまなアイスバブルを見ることができるでしょう。

自然がつくりだす幻想的な現象にうっとり

この自然が作り出す幻想的な光景は、誰もがうっとりとしてしまいますね。広く深く、無数のアイスバブルを見ることができます。こんなに深いところまで泡が見えるということは、この湖の透明度の高さを物語っていると言えるかもしれません。

こんな場所で見られます

アイスバブルはカナダのアルバータ州、アブラハム湖（Abraham Lake）で見ることができます。アブラハム湖は夏に訪れてもとってもきれいな場所ですよ。でもせっかくなら冬に訪れて生のアイスバブルを見てみたいですよね。

5基本情報

自然が作り出す神秘的な光景「アイスバブル」、もしも実際に自分の目で見ることができたなら、きっと何時間眺めていても飽きないほど目を奪われる素敵な光景なんでしょうね。