Zengame
国内の観光客もさることながら、いつも大勢の観光客でにぎわう浅草の街。そんな浅草のシンボルの一つでもある隅田川に掛かる色鮮やかな朱い橋「吾妻橋(あずまばし)」をご存知ですか。
吾妻橋の上に建つと、隅田川を行き交う舟や川沿いの桜、夕焼けを受けて輝くアサヒビール本社など四季折々、いえ、時々刻々と移り行く風景を楽しむことができます。
そんな景色を楽しみながら浅草を散策してみませんか?
1.吾妻橋はどんな橋?
当時は隅田川が”大川”と呼ばれていたため、吾妻橋も”大川橋”と呼ばれていました。
明治時代に、橋の掛替が行われたときに「吾妻橋」と命名されたそうですが、これは隅田川の東岸にある吾嬬(あづま)神社へ向かうときにわたる橋であることから吾妻橋となったといわれています。
産業や生活はもちろんのこと、隅田川を挟んで西側の浅草寺などがある地域と、東京スカイツリーがそびえたつ東側を結ぶ橋として、大勢の観光客が行き来しています。
■ 基本情報
- ・名称: 吾妻橋
- ・住所: 東京都台東区
- ・アクセス: 東京メトロ銀座線 浅草駅下車 徒歩約3分
- 東京メトロ銀座線 本所吾妻橋駅下車 徒歩約7分
- 都営浅草線 浅草駅下車 徒歩約3分
- 東武スカイツリーライン 浅草駅下車 徒歩約3分
- 東武スカイツリーライン 東京スカイツリー下車 徒歩約15分
- つくばエクスプレス 浅草駅下車 徒歩約12分
- ・オススメの時期: 通年
2.吾妻橋周辺の観光スポット
吾妻橋は観光地浅草のど真ん中にある橋です。観光スポットも数多くあります。定番のスポットをいくつかご紹介したいと思います。
浅草寺
浅草と言えば浅草寺、やはりいの一番に挙げてしまいました。その昔、漁師の兄弟が隅田川で漁をしていたところ、なんと観音様の像が網にかかり、それをお祀りしたのが起源と言われています。
ほおずき市や羽子板市でも有名な歴史の古いお寺さんです。
三門の一つ、雷門の大きな提灯も定番のシンボルですね。
また、雷門からお寺に向かう参道”仲見世”は、もう素通りなどできません。
小物やおみやげ物はもちろん、主に海外の方を相手にしたサムライやニンジャファッションを扱っているお店やレトロなおもちゃ屋さんもあります。
浅草神社
ゴールデンウィーク辺りに”三社祭”って言葉を耳にしたことありませんか?
浅草神社は浅草寺の境内にお祀りされています。
御祭神は浅草寺の縁起の伝説にかかわる漁師の兄弟と、兄弟と親交があった土師(はじ)氏の一人です。
三柱をお祀りしているので三社なのですね。
浅草寺まで足を運んだら、ぜひお参りしたい神社ですね。
浅草花やしき
花やしきは、1853年に開園した日本最古の遊園地です。今にも壊れるんじゃないかと思うような、これまた日本最古のローラーコースターはなんと近所の建物の脇をすり抜けたり、迫力満点!
今や絶滅危惧種となりつつあるお化け屋敷や、昔懐かしいデパートの屋上風の遊具も健在です!
■ 基本情報
- ・名称 : 浅草 花やしき
- ・住所 : 〒111-0032 台東区浅草2-28-1
- ・営業時間: 10:00~18:00
- ・電話番号: 03-3842-8780
- ・入園料 :大人 1000円、小学生 500円 、65歳以上 500円 *アトラクション別
- ・公式サイトURL: http://www.hanayashiki.net/
2.吾妻橋周辺のお勧めグルメ
吾妻橋周辺の食事、おみやげ、お酒にフォーカスしてみました。駒形どぜう:どじょう
鰻と並んで、夏場の滋養強壮で有名な200年以上も続く”どじょう料理”の老舗です。夏の暑いときに、熱燗でどじょう鍋をいただけば、体力回復、厚さ負けもどこかへ吹っ飛んでしまうに違いありません。もちろん、どじょう以外のお料理もたくさんありますので、どじょうが苦手な方も大丈夫!
■ 基本情報
- ・名称 : 駒形どぜう
- ・住所 : 台東区駒形1-7-12
- ・営業時間: 11:00~21:00(ラストオーダー)
- ・定休日 : 元日および大晦日
- ・電話番号:03- 3842-4001
- ・料金 : 約2000円~
- ・公式サイトURL: http://www.dozeu.com/asakusa/
佃煮:海老屋
明治2年に浅草の地で創業した老舗の佃煮屋さんです。温かいご飯に、おいしい佃煮なんて、もう最高の贅沢ですよね。
ご自宅へのお土産はもちろん、御使い物にも最適な品物ばかりです!
■ 基本情報
- ・名称 : 海老屋総本舗
- ・住所 : 〒130-0001 墨田区吾妻橋1-15-5
- ・営業時間: 9:00〜18:00
- ・定休日 : 元日
- ・電話番号: 03-3625-0003
- ・公式サイトURL: http://www.ebiyasouhonpo.jp/
神谷バー:お酒
さあ、吾妻橋からはじまった浅草観光の〆は、やはりおいしいお酒で乾杯!ですよね。浅草でお酒といえば、当時は度数が強くって電気のようにビリビリしびれたという名物カクテル・神谷バーの電気ブラン!
既にお試しの方も、未だの方も、さあ、一杯飲みに行きましょう!
■ 基本情報
- ・名称 : 神谷バー
- ・住所 : 〒111-0032 台東区浅草1丁目1番1号
- ・営業時間: 11:30~22:00(21:30 ラストオーダー)
- ・定休日 : 火曜日(ただし振替などがあるのでHPのカレンダーを参照ください)
- ・電話番号: 03-3841-5400
- ・料金 : 約500円~(アルコールドリンク)
- ・公式サイトURL: http://www.kamiya-bar.com/
皆さんご存知のように、浅草には数えきれないほどの観光スポットがあり、とても一度や二度では廻りきれませんよね。。今回は「吾妻橋」を中心に、ほんの一部を紹介させていただきました。