奈良の町家に泊まる！町家の趣きをおしゃれに楽しむ「紀寺の家」！

奈良の町家は昔ながらの趣きを残す佇まいです。「町家に暮らす」という体験は日本人なら一度は体験したいものです。ここで流れる時間、季節を大事に、自然に寄り添うような暮らしがそこにあります。「町家」の暮らしを楽しむために大事に保存された「紀寺の家」をご紹介します！

１．「紀寺の家」とは？

奈良市紀寺にある「紀寺の家」は、100年前の前の「町家」を改装し、多くの人が町家暮らしを体験できるように宿泊施設として生まれ変わらせたものです。「縁側の町家」「前庭の町家」「通り庭の町家」「角屋の町家」「三間取りの町家」とそれぞれに自然とともに暮らす昔からの家の造りをおしゃれに再現しています。

２. 「町家」の魅力って何でしょうか。

   風を感じ、光を感じ、庭を愛でるそんな日本人の暮らしの中での知恵や楽しみが家から感じられるところではないでしょうか。ちょっとノスタルジックな気分に浸りながら体験する「町家」での宿泊。
そこに泊まるからこそ感じられる自然と一緒に暮らす、自然の空気を感じる家での宿泊は今ではなかなかできないからこそ、貴重ではないでしょうか。 

３．それぞれ趣きのある「町家」の魅力をご紹介！

「通り庭の町家」の魅力

「通り庭の町家」では、今では懐かしい格子戸の玄関から入ります。その先に美しい土間があり、しっとりとした雰囲気を出しています。小さいながらも美しい庭があり、庭に縁側とお風呂が面しています。
通り庭と呼ばれる吹き抜けの天井の高いスペースが長くあり、キッチンがあり、竈も設置されていて、まさに光を浴びながら自然と暮らす家です。

「前庭の町家」の魅力

「前庭の町家」は、入ると前庭が迎え、室内からも前庭を楽しむよう造られ、ベッドからも美しい前庭が眺められるように設定されています。まさに、前庭を中心にした家作りに趣が感じられます。
掘りごたつ式の造り付けの読書スペースは文机があり、足を投げ出し、庭を見ながら時間をたっぷり過ごすことができそうです。時間の贅沢です。

「縁側の町家」の魅力

広々とした庭をずっと囲むように長い縁側が造られ、縁側に座りながら庭を眺められ、向かい側にはガラス戸の「五右衛門風呂」があるという造りの町家です。今では貴重な「五右衛門風呂」体験が味わえます。
また、お風呂の窓からも庭が見れるという贅沢さがあります。ゆったりと時間が流れるような縁側を中心にした暮らしを大事にした「町家」の造りを楽しみましょう。

４．町家の大人の時間、おもてなしへの声・・・

５．詳細

    
町家を残そうという思いが集結したこの「紀寺の家」、その思いや自然と暮らす喜び、楽しみを再発見して頂ける宿ではないでしょうか。古いものに立ち返るだけでなく、おしゃれに、とにかく日々の暮らしを楽しむ家づくりを感じてほしいと思います。