御徒町は興味をそそるものが豊富！基本情報から下町グルメまで35選。

御徒町のグルメは老舗からお洒落なお店まで勢ぞろいしているので老若男女ともに楽しんでもらえます。この地域は新鮮な食材が豊富にあるため旅行客はお土産として買っていく方も多いです。商店街周辺は、アメ横と松坂屋を始めとする大中小規模の、店舗などが集積された地区で、雑貨・食料などや輸入・宝飾・時計などの品が比較的多く、東京有数の賑わいがあります。食べ物も美味しく観光スポットとしても人気があるので是非訪れてみてください。

1.　御徒町はこんなところ

御徒町 (おかちまち) は、明治の後半から大正にかけて、寄席や見世物小屋が並び東京の一大歓楽街でした。料理屋・牛肉・天ぷら・おでん等の多数の屋台が集まり大変賑わったそうです。

御徒町駅からJR上野駅までのガード下を中心に広がっているのがアメ横商店街で、JR御徒町駅の東側一帯に広がる大規模な問屋街が、ジュエリータウンおかちまちです。宝飾品の問屋が約500軒も並び、市価の5割程度で売られてる商品が多くあります。

地名の由来

地名の由来は、江戸時代、江戸城や将軍の護衛を行う下級武士、騎乗が許可されてない武士である御徒（徒士）が、多く住んでいたことに由来するそうです。 御徒町周辺においては長屋に住み禄（現在の給与）だけでは家計を賄い切れず、内職をしながら生活していた下級武士を指します。

また、現在は町名としては消滅し、台東区東上野の一部となっています。 御徒はそれぞれ組に属し、御徒組は本丸15組・西ノ丸5組が存在しました。各組の構成は頭1名・組頭2名・御徒28名から成り、将軍の行列の先導や幕府御用の警護、江戸城中の雑用を職務とし、組単位で屋敷地を拝領し、その組屋敷で暮らしていたそうです。

2.　こんな安くていいの？アメヤ横丁　

アメヤ横丁は、御徒町駅～上野駅間の、山手線の高架橋西側と高架下に沿った長に伸びる商店街を指します。 戦後、闇市となって様々な物品が売られ、当初飴屋さんが200軒以上あったことと、アメリカ進駐軍の放出物資を売る店も多かったことから「アメヤ横丁」と呼ばれ、さらに「アメ横」と略称されることが多くなりました。

また、アメヤ横丁は中国や東南アジアの食材が売られており、多くの中国人や外国人が訪れます。夕方近くなると売れ残った商品のたたき売りも見られ、果物なども傷物に限り店頭に半値以下で並ぶこともあり、化粧品などは２割引で売られています。商社での扱いで、規格外の長期間在庫になったものや、訳あり商品などを格安で仕入れて売っています。

3.　百貨店の歴史を背負う上野松坂屋　

1907年 (明治40年) 江戸時代から続いた座売りから、陳列式立売りに変更、呉服以外に雑貨・家庭用品なども扱い始め、女性社員を初めて採用してます。1916年(大正5年)に、洋風４階建ての新本館を竣工、店内のエレベーターや大ホール等をしつられた近代百貨店の殿堂にふさわしいものになり、1919年(大正8年)には、百貨店初の食料品売場を設けています。

また、1923年(大正12年)関東大震災後再建をはたし、1929年(昭和4年)にルネサンス風の荘厳華麗な新館を建築しました。上野広小路の都市風景が一変し、百貨店初のエレベーターガールが登場してます。それから太平洋戦争の空襲などを乗り越え、1957年(昭和32年)に地下3階、地上7階の画期的建物に生まれ変わり、百貨店の歴史そのものと言ってもよいほど様々な分野で、先駆者でありつづけた上野松坂屋です。

4.　すべてが揃う　多慶屋

多慶屋(たけや)は、東京都台東区にある戦後創業の総合ディスカウント・デパートです。仲御徒町交差点の一角に紫のビルと黄色い看板で、8つの店舗を構えてます。

多慶屋の特徴はすべてが揃うこと、扱っているアイテムは約20万アイテムで、食料品・生鮮食品・医療品・化粧品・家電製品・衣料品・寝具・家具・日用雑貨・ブランド品・宝飾品・スポーツ用品・文房具・ペット用品・自転車まで、一通り揃っています。