アルパカとアザラシ、ウニと栗など、世界にはあまり出会う機会のない組み合わせというものが多々あります。しかし2015年9月26日にオープンした歌舞伎町の『ビースト』で、ジャンク界の覇王こと『油そば』と、肉のエトワール『ローストビーフ』の、自然には発生し得ない出会いが実現されてしまいました!
それだけでは何を騒いでいるのかと思われるかもしれませんが、安心してください。もちろん特異な組み合わせだけが目玉というわけではありません。ただでさえカロリー・モンスターな『ローストビーフ油そば』には四つのサイズがあるんです!
歌舞伎町に誕生した名山、その名もキング!
見よ! この気高き山を! その重量は80gのシングルミートの約6倍、453グラム! もはや山と云っても過言ではないでしょう。食べる前から漂う威圧感……まさにキングの名に相応しい威容と云えましょう。通常の味とは別に、辛味噌ビーストとクリームビーストがあり、前者を頼む人が多く感じました。
シングルとキングの間にはダブルとクイーンもあるので、キングはちょっと、という方はそちらに挑戦してみると良いでしょう。 でも、きっと「キングにしておけば良かった!」と再訪すること間違いなし! 追加でお肉のみ頼むこともできるので、足りないと感じたら迷わず注文しちゃいましょう!
まずはお肉を楽しんで
席はボックスタイプとカウンタータイプがあり、店内はなかなかの広さです。絶対のルールはありませんが、お店の冊子には『ローストビーフ油そば』の指南書が置いてあります。まずはお肉をそのまま楽しみます……後は何をするにも自由です! ビーストは絶対王政と見せかけた寛大な王制が布かれているのです!
混ぜて食べるもよし、トッピングをかけまくるもよし、肉だけ好きなだけ食べるもよし! 理性を捨ててローストビーフの山に立ち向かいましょう。油そばの味はローストビーフと調和が取れるようにか、少しだけ薄口で、他のお店のものを想像して行くと、上品で驚いてしまうかもしれません。
ちょっと飽きてきたかな?と思ったら!
ひたすら登頂を目指すのは大変なもの。もはや戦いです。そんな時のお供にトッピング! テーブルに茎わさび、刻み玉ねぎ、油そばには定番の酢やラー油、その他調味料が置かれており、無料ですりおろしにんにくをもらうこともできます。味に変化をつけて楽しみながら登頂を!
ここは雪山だった?頂上で見る真っ白ごはん
ついに食べ終える時がやってきました。長くも楽しい一時でしたね。さて、シメには定番『追いめし』をもらって、最後の一滴までエキスを楽しみましょう。追いめしは可愛いサイズなので、おなかがいっぱいでも大丈夫! 肉を少しだけ残しておいて、追いめしと一緒に最後の別れを惜しみましょう。
登山ルート
ビーストへ至る道
◇ 1日目
- 登山計画を立て、気持ちを高めます
◇ 2日目
- 起床してから登山開始。気を引き締めましょう
- 一日の食事は少なめにしておきます
- 新宿駅などから歌舞伎町へ向かいます
- 地図を頼りにビーストに来店してください
◇ 3日目
- 前日の山の残滓を感じるかもしれません。ご自愛ください
■ 基本情報
- ・名称:ローストビーフ油そば ビースト
- ・住所: 東京都新宿区歌舞伎町2-37-2 鈴木ビル1F
- ・アクセス: 新宿駅より徒歩約10分
- ・営業時間: 11:00~翌08:00
- ・電話番号: 03-5291-7333
- ・参考サイトURL:http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000060.000010329.html