http://www.kinosaki-mikiya.jp/room/room8.html
文豪と呼ばれる人々が執筆した作品の中には、実在する宿泊施設をモデルにしてあったり「常宿」ともいえる贔屓の温泉などで執筆されたものも数多くあります。今回は、そんな「文豪ゆかりの宿」をピックアップしてみました!もしかしたら、素敵なインスピレーションに出会えるかも…!?
1 福住楼(箱根)
部屋からは箱根の美しい風景を楽しむことができます。特に「松二」の部屋は島崎藤村執筆の小説「春」のモデルにもなった部屋として人気を集めています。
館内は歴史を感じさせる趣ある造りになっていますよね。創業当時からほとんど変わらないままに保たれており、文人たちも歩いた廊下かもしれません。 温泉は露天風呂や岩風呂・家族風呂など種類も様々。かけ流しの温泉で、アルカリ性の柔らかい泉質になっています。お風呂でゆっくり温まった後は、文豪たちの小説を読んでみるのも良いかもしれませんね。
おいしい料理に舌鼓を打った後は、ゆっくりお部屋で休んで旅の疲れを癒してくださいね!
■ 基本情報
- ・名称: 福住楼
- ・住所: 〒250-0315 神奈川県足柄下郡箱根町塔ノ沢74
- ・アクセス: 新宿から小田急ロマンスカーで小田原下車後箱根湯本まで小田急線・
- もしくはバス→箱根湯本から箱根登山鉄道で塔ノ沢下車徒歩10分
- ※宿泊客用有料送迎マイクロバス
箱根湯本駅構内から横断デッキにて国道1号線を渡り、左側の広場よりオレンジ色 - の宿泊客用有料送迎マイクロバス(シャトルバス)が3方面へ運行されています。
- 塔ノ沢方面へお乗りください。(片道100円)
- ・チェックイン:15時
- ・チェックアウト:10時
- ・電話番号: 0460-85-5301
- ・料金:16900円~
- ・公式サイトURL: http://www.fukuzumi-ro.com/index.html
2 三木屋 (城崎)
http://www.kinosaki-mikiya.jp/
三木屋は創業300年という歴史ある旅館の一つでもあります。小説の神様とも言われた志賀直哉が執筆した「城崎にて」はこのお宿から生まれたといわれています。 http://www.kinosaki-mikiya.jp/room/room8.html
お部屋の中には、志賀直哉が宿泊した部屋が当時のそのままを再現して残されています。もちろん宿泊することも可能で、美しい庭を見ながら当時の文豪に思いを馳せることができます。 http://www.kinosaki-mikiya.jp/cuisine/
お部屋ももちろんですが、料理にも大満足!城崎といえば海に近く海鮮料理も美味で有名です。冬になると、温泉と同時にカニを求めて多くの人が足を運ぶこともあるそうですよ! http://www.kinosaki-mikiya.jp/spa/
城崎温泉といえば、外湯巡りが有名ですが三木屋の中にあるお風呂もとっても素敵です。外湯をめぐって疲れた体をしっかりと旅館のお風呂で癒して下さいね。■ 基本情報
- ・名称: 三木屋
- ・住所: 兵庫県豊岡市城崎町湯島487
- ・アクセス: JR城崎温泉駅から徒歩で15分(無料送迎バスあり)
- ・電話番号: 0796-32-2031(受付時間 8:00〜20:00)
- ・料金: 19440円~
- ・公式サイトURL: http://www.kinosaki-mikiya.jp/
3 ふなや(道後)
昭和天皇も宿泊したことがあるというふなや。道後温泉の中でも、随一のお宿として知られています。このお宿は、有名な文豪夏目漱石やその友人正岡子規ともゆかりが深いお宿でもあります。お部屋は和室と和洋室・そしてスイートの中から選ぶことができます。中にはラウンジがついているものや、美しい庭を楽しむことができるお部屋など色々。ニーズに合わせて選ぶことができるのもうれしいポイントですね!
四季折々の美しさがあふれるお庭には、足湯や渓流もあり湯上りの火照った体を冷まして涼んでいる方も多くいるそうです。
お風呂は檜湯と御影湯・そして足湯やエステも楽しむことができます。夏にはプールもオープンして子供さんともしっかり楽しむことができます。
高いホスピタリティに裏打ちされた食事もお楽しみの一つです。毎月献立会を開いて、食事のメニューに関する細かな質問にも答えられるように勉強されたスタッフの方々が提供してくれる料理はまさに絶品。ぜひ、一度食べてみたいですね。
■ 基本情報
- ・名称: ふなや
- ・住所: 〒790-0842 愛媛県松山市道後湯之町1-33
- ・アクセス:道後温泉本館から徒歩3分
- JR松山駅から路面電車で約30分
- 松山インターから車で約30分
- 松山空港から道後温泉駅までリムジンバスで約40分
- ・電話番号: 089-947-0278
- ・料金: 12960円~
- ・公式サイトURL: http://www.dogo-funaya.co.jp/
4 湯本館(伊豆)
伊豆、といえばやはり川端康成の「伊豆の踊子」があまりにも有名です。その伊豆の踊子が生まれたのがこの湯本館であることは、あとがきにも書かれている通りです。川端康成が逗留したといわれる部屋は、当時の様子を今に伝えてくれています。川端康成が記した湯本館の思い出などの残されており、愛されていたことを知ることができます。
日本秘湯を守る会にも入っている湯本館。露天風呂は川のすぐそばにあり、湧き出した温泉のお湯はそのまま川に流れていくようになっています。秘湯の名に恥じない露天風呂ですね。
食事はゆっくりお部屋で頂けますので、周りを気にする必要もありません。寛ぎながら食べるおいしい食事は日々の疲れをいやしてくれますよね!
■ 基本情報
- ・名称: 湯本館
- ・住所: 静岡県伊豆市湯ケ島1656-1
- ・アクセス: 東京方面から
東京ー新幹線こだま(約1h)ー三島ー伊豆箱根鉄道(約35分)ー修善寺ー - バス(30分)ー 湯ヶ島 特急踊子利用(2h15)で修善寺までも有ります
- 東京ー東名ー沼津ICー伊豆縦貫道
- ※交通状況により時間が大幅に変わる場合が有ります。
- ・電話番号:0558-85-1028
- ・料金: 16200円~
- ・公式サイトURL: http://www.yumotokan-izu.jp/index.html
5 旅館たにがわ(谷川温泉)
旅館たにがわは「走れメロス」や「人間失格」などで有名な太宰治が愛したお宿です。病に苦しむ太宰治に、川端康成は転地療養を進めます。そこで、旅館たにがわの前身でもある谷川館に一か月逗留したそうですよ。お部屋は和室・和モダンと露天風呂つき客室の三種類から選ぶことができます。特に露天風呂付きの客室は、時間に関係なく好きな時に温泉に入ることができますよ!
しっかりお湯につかった後は、おいしい食事に舌鼓を打ちましょう。体も心のしっかり癒されると、体の疲れもどこかに飛んで行ってしまいそうですね。
館内には太宰治のミニギャラリーもありますので、小説などを読みながらゆっくり寛ぐのも素敵ですね。普段は読まないような小説も、こんな時なら楽しめるかもしれませんよ!
■ 基本情報
- ・名称: たにがわ
- ・住所: 群馬県利根郡みなかみ町谷川524-1
- ・アクセス: JR水上駅から車で10分(送迎あり)
- 関越自動車道、水上ICより1つ目と2つ目を左折、3つ目を直進で4つ目を左折。
- 湯テルメの前。
- ・電話番号:(0278)72-2468
- ・料金: 13900円~
- ・公式サイトURL: http://www.ryokan-tanigawa.com/index.php