七夕まつりで有名な平塚がわかるスポット21 ♫

湘南・平塚と言えば、正面に相模灘、右手には伊豆半島に続く海岸線、左手には江の島から三浦半島が眺められる景色が印象的なところです。そして、年に１度の首都圏では一番にぎやかな湘南平塚七夕まつりは、夏の風物詩として誰もが知っているお祭りです。湘南・平塚がわかるスポット21ヵ所をご紹介します。

１．様々なスポーツが楽しめる　湘南ひらつかビーチパーク

湘南ひらつかビーチパークは、湘南のほぼ中央にあたる平塚海岸で、一年を通してビーチバレーやビーチサッカーなど、様々なビーチスポーツを楽しむことが出来る公園です。

平塚海岸は、遠浅の海岸ではないために、長い間遊泳禁止となっていましたが、沖合にＴ字型の堤防が造られて浅瀬の海が新たに生まれ、夏には海水浴場がオープンするようになりました。湘南ひらつかビーチパークは、富士百景に選出されており、美しい富士山の姿を眺めることが出来ます。

２．この景色は絶品！ 平塚砂丘の夕映え

平塚市街地は大部分が砂丘の上に出来た町で、縄文時代には平塚市北部に海岸線があったとされています。現在の砂丘は、平塚海岸に沿って走っている国道134号線の南側にあり、防砂林の松林が続いています。

平塚市では、市制施行50周年記念に、平塚の代表的な景色、景観を『平塚八景』として、市民の推薦を受けて決定しました。「平塚砂丘の夕映え」は、平塚八景のうちの一つとなっており、相模湾に面して砂丘と松林が続く海岸線に、ゆっくりと暮れゆく夕映え景色の美しさは、平塚八景の第一にふさわしい景観です。

３．マリンスポーツが楽しめる 湘南潮来

平塚八景のひとつ「湘南潮来」は、相模川河口付近の広い川幅一杯に水を湛える、相模川の景色が水郷・潮来の風景に似ていることから名付けられたと言われています。

湘南潮来は馬入橋周辺の景観とされており、東海道線の馬入川橋梁から眺められる、相模川（馬入川）の景色となります。平塚市が設置した『湘南八景 湘南潮来』と、神奈川県が設置した『相模川八景 湘南潮来と河口』の碑は、馬入橋からさらに下流の平塚漁港（須賀港）近くにあります。

４．市街地のオアシス 八幡山公園

平塚駅から歩いて徒歩10分、東海道・国道一号線を越えたところに、『市街地のオアシス』と呼ばれ平塚八景の一つに選ばれている八幡山公園があります。緑の多い八幡山公園は、隣接する 平塚八幡宮の森と共に、桜やアジサイ、ハギなどの四季折々の花木が楽しめる場所となっています。

八幡山公園の園内には、平塚市で唯一の明治時代の洋風建造物となっている、横浜ゴム平塚製造所から移築保存された、趣ある『八幡山の洋館（旧横浜ゴム平塚製造所記念館）』があります。 

５．心も癒される 森の前鳥神社

日本ではじめて中国の典籍を学んだとして、修学・学問の神様として尊崇されているのが、第十五代応神天皇の皇太子だった、前鳥神社の祭神となっている前鳥大神（菟道稚郎子命）です。

平塚八景の一つとして選ばれ「森の前鳥神社」と呼ばれているお社は、奈良時代以前から此の地に祀られていたと考えられます。ケヤキや杉などの樹々に囲まれ、古の頃から続くお社は、どこか清々しい心癒される雰囲気を持つ場所となっています。

６．360度の絶景がカップルに大人気！ 湘南平

湘南平は、平塚市と大磯町にまたがる高麗山公園の高麗山と泡垂山山頂一帯のことで、高麗山公園が出来た昭和33年（1958年）から、湘南平と呼ばれるようになりました。

湘南平には、テレビ塔と高麗山公園レストハウスがあり、展望台からは、湘南の海岸線や丹沢連峰、富士・箱根・伊豆の山々まで、大パノラマが広がります。テレビ塔は『愛の南京錠』の発祥地として知られており、今でも大勢のカップルが、素晴らしい眺望を楽しみにやって来ます。

７．魔王の滝　霧降りの滝と松岩寺

平塚八景の一つに選ばれている「霧降りの滝と松岩寺」は平塚市西北部にあり、近くにはハイキングコースで知られている鷹取山があります。

霧降りの滝は、滝の岩壁に当たって、流れ落ちる水が霧のようになることから、その名がついた滝です。松岩寺は、文亀２年（1502年）に開山された曹洞宗大本山直末の寺院です。松岩寺の参道の石段を登り切ると、江の島から三浦半島にかけての景色が広がります。

８．七国を一望出来る　七国峠

平塚市の最西端、東名高速道路の秦野中井インターにほど近い場所にあるのが、標高182mの「七国峠」と名付けられた場所があります。

七国峠の由来は、甲斐、駿河、伊豆、相模、安房、上総、武蔵の７国を見渡せたことによります。今でも七国は難しくても、素晴らしい眺望を楽しむことが出来る展望台には、『長兵衛茶屋』と名付けられた四阿があります。

９．川岸の満開の桜と絵になる　金目川と観音堂

金目川は秦野市に源流があり、平塚市に入り渋田川と合流した後は、花水川と呼ばれ相模湾に流れ出している河川です。

金目川のほとりにある金目山光明寺の観音堂は、大宝２年（702年）に創立された天台宗の寺院で、大磯の浜で感得された『聖観世音菩薩』が御本尊となっています。観音堂近くの金目川の川岸には、春になると桜並木の桜が満開になり、丹沢の山々の眺めと共に素晴らしい景色を愉しむことが出来ます。

10．本格的なスポーツ施設 平塚市総合公園

平塚市街地のオアシス「八幡山公園」のさらに北には、30.3haもの広さがあり、230種10万本の樹々が繁る「平塚市総合公園」があります。

平塚市総合公園には、『湘南ベルマーレ』のホームスタジアムとなっている、『Shonan BMW スタジアム平塚（平塚競技場）』をはじめとした各種競技場があります。広い園内には競技施設のほかに、日本庭園やふれあい動物園などもあり、八幡山公園と並ぶ平塚市街地のオアシスとなっています。

11．湘南の美術・光がテーマ　平塚市美術館

平塚市美術館は、八幡山公園と平塚市総合公園との中間にあります。『湘南の美術・光』をメインテーマとする館内は、湘南の温かい陽射しを感じさせる、明るい雰囲気を持つ美術館となっています。

湘南ゆかりの作家を中心として、約1,700件、約12,000点の作品が所蔵され、常設展示されています。常設展示のほかに様々な企画展が行われており、誰もが知っている不二家のキャラクター「ペコちゃん」の展覧会が、2015年９月13日まで『ペコちゃん展』として行われています。

12．まずはやっぱりこれ！　湘南ひらつか七夕まつり

湘南の夏の歳時記として欠かせないのが、首都圏一の規模と人手を誇る「湘南ひらつか七夕まつり」です。メイン通りの『湘南スターモール』をはじめとして、数多くの七夕飾りが平塚の街を彩ります。

湘南ひらつか七夕まつりは、仙台の七夕まつりを手本にして、昭和26年（1951年）から開かれています。七夕まつりでは、美しい七夕飾りのほかにも、七夕おどり千人パレードや、織り姫と音楽隊のパレード、ご当地グルメイベント「七夕たからいち」など、盛りだくさんのイベントが繰り広げられます。

13．ウォーキングツアーもある 湘南ひらつか七福神めぐり

湘南ひらつか七福神めぐりは、平塚駅を起点にしておよそ８kmの道のりとなり、徒歩ならば２～３時間で巡ることが出来ます。

平塚の街ナカを散策するにもちょうど良いコースとなっていて、平塚八景や東海道の史跡、地元グルメを楽しむことも出来ます。毎月７日は、『七福神ツアー』の日となっていて、観光サポーターによるガイドと地元グルメを楽しむことが出来ます（要予約）。

14．みんなで応援！ 湘南ベルマーレ

湘南ベルマーレは、平塚市をはじめとした茅ヶ崎市、藤沢市、大磯町などの湘南エリアの町を、ホームタウンとしているＪリーグのプロサッカーチームです。

湘南ベルマーレのホームグラウンドは、平塚市総合公園内にある『Shonan BMW スタジアム平塚（平塚競技場）』となっています。平塚競技場は、Ｊリーグアウォーズでベストピッチ賞を受賞するほどに、チームにとっては素晴らしい環境の競技場となっています。

15．ちょっと贅沢な天ぷら　天一坊

高級てんぷらの「天一坊」は、ミシュランで１つ星となったお店です。創業50年になるお店は、先代店主のこだわりの内装で、元宮大工の手による和の雰囲気が、美味しい天ぷらと共にたっぷり楽しめます。

先代譲りのこだわりの天ぷらは、旬の食材を美味しく食べられるようにと、金ごま油を使っています。金ごま油で揚げられた天ぷらは、丁寧な仕事によって、素晴らしい食感と食材の美味しさを引き出した、素晴らしい一品の数々となって提供されます。

16．和の真髄を堪能 樹勢

和食料理のお店「樹勢」は、４年連続でミシュランガイドで１つ星に選ばれ続けている、平塚では超有名なお店となっています。

店主は、日本料理店で15年修行をした後に「樹勢」を開き、お店は今年で18年目になります。店主こだわりの料理は、旬の魚介を使った和食はもちろんのこと、出汁を使った『かに甲羅和風グラタン』や、Ａ５ランク牛肉を使った牛タタキ風の『和風ステーキ』などがあります。

17．値段もびっくり　花水ラオシャン本店

平塚にしかない平塚生まれのタンメンのお店が、「花水ラオシャン本店」です。お店のお品書きは、麺メニューは、タンメンのラインアップが並ぶのみ。花水ラオシャン本店独特のタンメンは、余所では味わうことが出来ない、シンプルながらもクセになってしまう味わいでしょう。

お店のメインメニューのタンメンは、400円というビックリ価格。タンメン約２玉の中盛りが100円増し、約３玉の大盛りが150円増しとなっています。

18．絶品チャーシュー 八雲

平塚では一・二を争う旨さと言われているのが、平塚駅から徒歩15分、ちょっと独特な雰囲気の店構えが特徴的な「麺や 八雲」です。

このお店のラーメンは、麺との相性がとても良いラーメンスープは、正油と塩とを選ぶことが出来ます。このお店で絶品と評判なのが、２種類の『肩ロース チャーシュー』と『バラ肉チャーシュー』で、正油・塩いずれかのラーメンに＋200円、是非とも食べて見たい一品です。

19．居心地の良い空間 ホテルサンライフガーデン

相模川の畔に建つ美しい庭園と、歴史ある英国の教会建物がランドマークとなっているのが、ホテルサンライフガーデンです。サンライフガーデンには、英国から移築された130年以上もの歴史がある『グランドビクトリア湘南』や、ヴィクトリア朝時代の建物『ブリーズオブチャイナ バーチランド』があります。

お部屋は、ちょっと広めのシングルルームから、広い窓からお庭や相模川の風景が楽しめるスイートルームまで、９タイプの客室があります。

20．インターネットカフェ？ ＴＨＥ ＨＯＵＲＳ

“インターネットカフェ×ホテル＝THE HOURS” がコンセプトのホテルが、平塚駅から徒歩４分の、交通至便なホテル「ＴＨＥ ＨＯＵＲＳ」です。

インターネットカフェも併設されている「ＴＨＥ ＨＯＵＲＳ」は、お部屋の利用も宿泊だけでなく、ネットカフェ感覚で、時間利用も出来るシステムになっています。お部屋でもネットカフェと同じように、インターネット、コミック、映画、ゲームなどを楽しむことが出来ます。

21．平塚へのアクセス

平塚の市街地は東海道線平塚駅の北側に広がっており、平塚への東京方面からのアクセスは、東海道線を走る『湘南新宿ライン』や『上野東北ライン』の電車となります。車ならば国道一号線か、湘南海岸沿いを走る国道134号線の利用となるでしょう。

平塚市のエリアは、おおむね金目川・花水川と相模川・馬入川に挟まれた地域なので、駅周辺の徒歩圏以外は、平塚駅からはバスを利用することになります。平塚駅から北に向かう出るバス路線は、小田急線の本厚木・伊勢原・秦野駅などの各駅とを結ぶものもあります。